7日、RFI中国語版は経済成長を背景に中国外交は強硬姿勢に転じたが、周辺国の反発を招き中国の国益に背くものとなっているとのコラムを掲載した。写真は天安門広場国旗掲揚班兵士の訓練。

四方八方に敵を作る中国の傲慢外交、威勢だけはいいが実益はゼロ―仏メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140708-00000015-rcdc-cn
Record China 7月8日(火)9時36分配信

2014年7月7日、RFI中国語版は中国の強硬姿勢は周辺国の反発を招き、中国の国益に背くものとなっているとのコラムを掲載した。

経済的実力も国際的影響力も長足の進歩を続ける中国。実力向上を背景に2009年後半から中国外交は従来の控えめな態度を一転させ、“中国式強硬主義”へと転じた。中国外交部は他国を激しく批判、その姿勢は一部の国民を熱狂させている。

だが“中国式強硬主義”は国民を一時的に壮快にし他国を驚かせる効果はあるかもしれないが、それ以上の現実的な利益をもたらすことはない。そればかりか他国の反発を招くマイナスの効果しかないのが実情だ。

列強に蹂躙された屈辱の近代史を経験しただけに中国人は対外強硬姿勢を好む傾向がある。人々の支持を背景に強硬発言を続ける政治家は国家利益をないがしろにしているわけだが、果たしてこれは中国のためになるのだろうか。

先日、ベトナムで過激な反中デモが起きたが、“中国式強硬主義”をそっくりそのままお返しされた感を受ける。外交の目的は本来国家利益を守ることにあるはずだが、中国のお粗末すぎる外交は目的とは相反する結果をもたらしている。（翻訳・編集/KT）

コメント
01. 2014年7月08日 17:43:21 : eq6YIYBFHY ベトナムの国営メディアであるベトナムの声放送のフランス語サイトでは、フランスのグルノーブルでベトナム人留学生達が、中国の横暴行為に対するデモ行進を行ない、地元フランスの人々も次々とデモに飛び入り参加され、ベトナムを支持すると表明されたと報じています。 Défilé à Grenoble contre la violation chinoise en mer Orientale dimanche, 1. juin 2014 - 00:00:00 http://vovworld.vn/fr-CH/Reportages-Photos/Defile-a-Grenoble-contre-la-violation-chinoise-en-mer-Orientale/241906.vov ●同じ内容が、ベトナムの声放送の日本語サイトでも報道されています。 ベトナムの声放送局 海外サービス ベトナムと世界の友人を結ぶ架け橋 http://vovworld.vn/ja-JP.vov ●フランスのメディアも中国を批判しているためか、このところRadio France Internationalの短波ラジオ放送が、中国大陸からの妨害電波(ジャミング)攻撃を受けています。 今や中国は、プロレスの世界で言うヒール(悪役)になってしまったと言えます。これでは日中戦争のことを蒸し返しても世界から相手にされません。
02. 反イルミナティー主義 2014年7月08日 21:52:43 : c/WVv5CaliQ7M : FGVW5GHoGA >>01 はいはいCIAユダ金南ベトナムグェンカオキー支持者さん！！（笑） フランスにいるベトナム留学生というのはベトナム共産党の 幹部の息子達でしょ、普通のベトナム人はそういうことはできない。 アメリカにいるCIAユダ金工作員グェン一派がベトナム共産党を買収して中国と ベトナムの中を裂きアジア統一を妨げているのは目に見えている。 ベトナムはまたアメリカや外国勢力の傀儡になって ベトちゃんドクちゃんの悲劇を繰り返したいのですか？ [１２削除理由]：アラシ

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