★阿修羅♪ > 中国4 > 483.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「米中2大国時代」を目論む習近平が発信した日米への明確なメッセージ(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/14/china4/msg/483.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 14 日 09:08:35: igsppGRN/E9PQ
 

「米中2大国時代」を目論む習近平が発信した日米への明確なメッセージ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39821
2014年07月14日(月) 近藤 大介 北京のランダム・ウォーカー 現代ビジネス


1ヵ月間に及んだワールドカップの熱戦が、ついにドイツ対アルゼンチンの決勝で幕を閉じた。中国の友人は、こんな「中国の最新ニュース」を送ってくれた。

○準決勝で、開催国ブラジルは、ドイツに7-1と歴史的大敗を喫した。これは、試合のとき、訪中していたドイツのメルケル首相に対し、試合直前に首脳会談を行った偉大なる習近平主席が、パワーを与えたからである。この事実を知ったアルゼンチンのフェルナンデス大統領は、緊急訪中を要請したが、習近平主席は「気づくのが遅い」と断った。

○15日からブラジルで行われるBRICS(新興5ヵ国)首脳会議に参加する習近平主席に対し、ブラジルのルセフ大統領が「決勝戦をいっしょに見よう」と招待したが、習近平主席は断った。「4年後のロシアの決勝戦のチケットをすでに予約しているから」というのがその理由。偉大なる習近平主席は、4年後に中国が決勝に進出することを、すでに見越しているのだ。

こうした「ニュース」は、いわゆるアネクドート(政治小咄)と言われるものだ。アネクドートがいちばん流行ったのは、社会主義体制下の旧ソ連である。いまの中国は、それに近い「モノ言えば唇寒し」の状態になりつつある。いまや、こうしたアネクドートが飛び交う微信(ウエイシン=中国版LINE)に対しても、中国当局は規制を始めた。LINEにいたっては、7月1日から不通にしてしまった。

■「歴史は最良の教科書であり、最良の覚醒剤である」

先週、習近平主席は、日本とアメリカに対して、明確なメッセージを伝えた。

まず日本に対しては、7月7日に北京の南西郊外・盧溝橋にある中国人民抗日戦争記念館で挙行された「全民族抗戦爆発77周年式典」である。習近平主席をはじめとする1000人以上が、この日に日中戦争が起こった地に結集し、中国中央テレビが緊急特番として中国全土に生中継したのだ。

午前9時58分、中国共産党序列4位の兪正声・全国政協主席が、式典の開始を宣言すると、全員で国歌斉唱。続いて、習近平主席と、抗日戦争に参加した新四軍(中国共産党武装勢力)の老戦士・焦潤坤、国民党の老戦士・林上元、それに二人の少年が、垂れ幕を引き上げた。すると、全長4m、幅3.2mの巨大な彫像が姿を見せた。この日に合わせて彫造された「独立自由彫像」で、中国人民の闘争の犠牲を恐れない精神を表現しているという。「中国人民抗日戦争全面爆発記念地 1937.7.7」という文字が彫られている。

続いて、習近平主席が記念演説を行った。

〈 1937年7月7日、日本の侵略者は、武力で中国全土を併呑しようという邪悪な野心を持って砲声を炸裂させ、中国および世界が震撼する盧溝橋事件を起こした。盧溝橋一帯は1時間にわたって硝煙が蔓延し、中国軍民は日本軍国主義の侵略に対して、頑強な抵抗を行った。ここ盧溝橋が発火点となり、北京と天津が危急の時を迎え、河北に広がり、全中国に広がり、中華民族は最も危険な時を迎えた。

この民族の危機に際し、中国共産党は民族の大義を保持しながら、民族存亡の危機を救うという歴史的任務を負って、国共合作をもとに民族統一戦線を張って日本の匪賊どもを中国から駆逐した。日本の侵略者たちの野蛮な侵略に対して、全国各民族、各クラス、各党派、各社会団体、各界愛国人士、香港・マカオ・台湾の同胞と海外の華僑たちは一心団結し、民族の生死を決する偉大な闘争に身を投じたのだった。各界の民衆万衆は一体となり、日本という敵の侵略に対抗していく一曲の勇ましい英雄凱歌を打ち鳴らしたのだ。

こうした偉大なる闘争の中で、中華の子女たちは、民族独立の自由を求めて熱血を注いだ。母は息子を、妻は夫を戦場に送り出した。北京の密雲県に住むケ玉芬の母親は、夫と5人の息子を前線に送り、すべて殉死した。

同胞たちよ、同志たちよ、朋友たちよ! 偉大なる中華人民の抗日戦争は、中国人民の近代以降の自主独立を勝ち取った1ページであり、中華民族の歴史が発展し花開く1章である。

偉大なる中国人民の抗日戦争は、中華民族を過去にないほど覚醒させ、団結させた。まさに毛沢東同志が指摘したように、「戦争史上の奇観であり、中華民族の壮挙であり、驚天動地の偉業である」。

偉大なる中国人民の抗日戦争は、世界の反ファシズム闘争の東方の戦場を切り開いた。そして民族滅亡の危機を救い、民族独立と人民解放を実現し、世界平和の偉大な事業を奪取し、世界史に多大なる貢献をした。歴史は最良の教科書であり、最良の覚醒剤である。

誰もが遺憾に思うのは、中国人民の抗日戦争と世界の反ファシズム戦争の勝利70周年に近い今日、いまだに少数の人間(筆者注:安倍首相を指すものと推定される)は、歴史の事実を無視し、戦争中に犠牲となった数千万人の無辜の生命を無視し、歴史の潮流に逆行し、侵略の歴史を否定するどころか美化し、国際的信頼を破壊し、地域の緊張を作り出し、中国人民だけでなく世界中の平和を愛好する人民たちの激しい譴責を受けている。侵略の歴史を否定し、歪曲し、美化するいかなる者に対しても、中国人民と各国人民は絶対に相手にしないのだ!

同胞たちよ、同志たちよ、朋友たちよ! 中国人民の抗日戦争の歴史が証明しているのは、中華民族は頑強な生命力と非凡な創造力を有する民族だということだ。われわれは団結すれば克服できない困難などないのだ。

全党全国の各民族の人民たちは、偉大なる抗戦の精神をもって、一心団結の精神を不断に向上させる。そして中華民族の偉大なる復興という中国の夢に向かって、引き続き奮闘前進し、中国の特色ある社会主義の不断の発展を成し遂げると、われわれの先輩と英雄烈士に申し伝えるのだ! 〉

演説の要旨だけを訳しても、この長さである。演説文を読み上げる間、習近平主席は、まるで自分の演説に酔いしれるような表情を見せていた。その様子をテレビで見た私は、この演説文は習近平主席が本当に言いたいことなのだと再認識した次第である。

冷静に歴史を分析すれば、日本軍に対抗していたのは共産党軍ではなくて国民党軍であり、日本軍に勝利したのは共産党軍ではなくてアメリカ軍である。それが習近平主席の手にかかれば、壮大な感動の絵巻物のように、偉大なる中国共産党が悪の日本軍を駆逐する物語になってしまうのだ。

■習近平による反日歴史キャンペーンの4つの側面

このように今夏、中国では2年ぶりに反日の嵐が吹き荒れている。習近平主席は、なぜここまで強烈な反日攻勢をかけるのか。

考えてみるに、習近平主席の反日歴史キャンペーンには、主に4つの側面があるように思える。

[1]思想的側面

7月7日の演説にも表れているように、習近平理論の中核をなすのは、下記のような歴史観である。

・1840年のアヘン戦争で米英にたたかれるまで、中国は世界一偉大な国だった
・1894年の日清戦争で日本にたたかれて、亡国の道を歩んだ
・1931年の満州事変と1937年の日中戦争で、日本にさらに追い打ちをかけられた
・共産党軍が1945年に日本軍を駆逐し、1949年に毛沢東率いる共産党軍が政権を取って、中国の夢が始まった
・いまこそ中国の夢に近づいており、世界一偉大な国を目指そう

そのため、習近平理論によれば、この歴史の流れを逆に進めば、1840年以前の
偉大なる中国に戻れるというものだ。

それには、まずは「直前の仇敵」である日本を克服することが先決であると考えている。日本を克服した後は、アメリカに勝って「世界一の偉大な国へ」というわけだ。

[2]経済的側面

昨今の中国経済の沈滞により、一般庶民も企業も、相当な苦境に喘いでいる。こうした国内景気の悪化は、容易に政府批判に結びつくため、その矛先を日本に向けさせようとしている。

[3]権力闘争的側面

現在の習近平主席は、まさに毛沢東的権力闘争を共産党内で仕掛けている。

一昨年秋からこの5月までは、主に江沢民の「上海閥」の残党に対してだったが、6月以降は、胡錦濤・李克強の「団派」に対しても、仕掛け始めた。さらに6月30日には、徐才厚・前中央軍事委副主席の党籍を剥奪し、最高人民検察院に身柄を移して賄賂授受の犯罪捜査を行うと発表した。これは人民解放軍にも、正面から権力闘争を挑んだ格好だ。

まさに全方位での権力闘争で、習近平主席は、まるで四方に火を放って回っているようなものだ。この火事場状態を乗り切るには、外部に「明確な敵」をこしらえる必要がある。特に、軍のど真ん中に権力闘争を挑んだということは、どこか周辺国と一戦交えることを念頭に置いているのではなかろうか。

[4]忠誠合戦的側面

胡錦濤時代までは、中国の政官軍で出世するには、賄賂がすべてとは言わないが、大きなウエイトを占めていたのは確かだ。たとえば軍において賄賂ピラミッドを差配していたのが、徐才厚だったと思われる。

習近平主席が、この賄賂ピラミッドを崩壊させたので、政官軍の出世メカニズムが変調をきたしている。そこで政官軍では、「とりあえず習近平主席が好みそうなことをしよう」というムードが広がっている。その例が、人民解放軍なら自衛隊空軍機へのスレスレ飛行の威嚇だったり、北朝鮮国境付近での軍事演習だったりする。官製マスコミなら反日報道というわけだ。

この盧溝橋事件の習近平演説に対しては、菅義偉官房長官が、「日本は平和国家の道を歩んでいる」として、抗議の発言をした。

いずれにしても、いま私が最も注目しているのは、7月末のARFで、王毅外相が岸田外相と会談するかどうかだ。会談すれば、一連の反日キャンペーンは主に「内向きの内政用だった」と捉えられるし、会談しなければ、習近平主席は安倍政権に対して「本気」で対決するつもりだと考えてよいのではなかろうか。

■「新たな大国関係」という「米中2大国時代」

さて、次に習近平主席がアメリカに対して出したメッセージについて述べよう。

7月9日、10日に、北京の釣魚台国賓館の芳香苑で、第6回米中戦略経済対話と、第5回米中人文交流高位交渉が行われた。開幕式で習近平主席は、「中米の新型の大国関係を努力して築こう」と題したスピーチを行った。以下はその要旨だ。

〈 7月の北京は、柳葉が青緑に映え、アカシアの花が香り、美しい季節だ。思えばこの釣魚台国賓館は、中米関係の検証者だ。キッシンジャーの極秘訪中、ニクソンの歴史的訪中、中米国交正常化交渉もここで行われた。1979年の中米国交正常化は、当時、世界を揺るがす大事件であり、世界の国際秩序を一変させたばかりか、中米両国に新時代をもたらした。

35年来、中米関係は迫り来る風雨を経験したが、全体的には前向きに進んできた。両国は90数個の政府間対話の枠組みを作り、貿易額は200倍以上になり、昨年は5,200億ドルを超えた。双方の投資残高は1,000億ドルを超えている。両国は41組の友好省・州と202組の姉妹都市関係を結び、往来は毎年400万人を超える。中米関係の発展は、両国のみならず、アジアと世界の平和と安定、繁栄に貢献している。

いまや中米両国で世界経済の3分の1、世界人口の4分の1、貿易量の5分の1を占める。中米の提携は両国と世界に福をもたらし、対立は両国と世界に災いをもたらす。われわれは互いに、高みに登って遠くを臨み、提携を強め、堅持し、対立を避けねばならない。

約1000年前に、宋代の文学者の蘇轼は、「時が来たら失わず、機会を踏み出したら失うな」と説いた。まさにわれわれがいま、時勢を吟味し、行く手を転換し、思惟を創造し、不断に両国関係の新局面を打開していかねばならない。

昨夏、私とオバマ大統領は、カリフォルニア州ノアンナバーグ農園で、歴史的な会談を行った。そしてそこで、中米の新たな大国関係を構築していくという重要な共通認識に達した。このことは(昨年9月の)サンクトペテルブルクと(今年3月の)ハーグでも再確認した。

中米の新たな大国関係は、空前絶後の事業である。今後の一定期間を展望し、次の点を主張したい。

第一に、相互の信頼を増進し、方向性を把握することだ。中国は「二つの百年」(屈辱の百年から栄光の百年へ)の目標を掲げ、中華民族の偉大なる復興という中国の夢の実現に向けて、現在、努力中だ。それにはいつの時代にもまして、外部の穏やかな環境が必要だ。中国人民は平和を愛し、和をもって尊しとなし、おのれの欲せざるところを人に施すことなかれと主張する。周辺外交の基本理念は、親・誠・恵・容(寛容)だ。

天が高ければどんな鳥も飛べ、海が広ければどんな魚も躍る。広大な太平洋は、中米という2大国が共有できるスペースは十分にある。われわれはいまこそ、新たな大国関係を軌道に乗せるべきだ。

第二は、互いの尊重と、交わって互いの相違点を止揚することだ。中米両国の歴史と文化伝統、社会制度、意識形態は異なっており、経済発展のレベルも同じではない。そのため一部に考えが合わなかったり摩擦が生じたりする。それだからこそ両国は、新たな大国関係を構築するという目標をただしく把握すべきなのだ。

第三は、平等と互恵、提携の深化だ。いわゆる「聡明な者は聴いても声を出さず、見ても形にしない」ということだ。両国の投資協定は早く妥結すべきだ。両軍の交流も、もっと深めて、中米の軍事関係の構築を促進すべきだ。一切のテロに共同で打撃を加えるべきだ。

第四に、民衆に着目し、友誼を深めることだ。「鉄杵を磨いて針を作る」ように、努力して新たな大国関係を築き、中米の美しい明日を創ろうではないか。 〉

習主席は再三強調しているように、「新たな大国関係」という「米中2大国時代」の到来を定着させたい。

「アメリカは中国の平和的で安定した台頭を歓迎する」

これに対して、アメリカのケリー国務長官は何と答えたか。こちらは、米国務省のホームページに発言の全文が掲載されている。その中からピックアップしてみよう。

〈 この米中国交正常化35周年の時を祝いたい。まさに米中関係は、1972年にニクソン大統領と毛沢東主席が握手をした時から始まった。今日はここにジャック・ルー財務長官、ジャネット・イエレンFRB議長、ペニー・プリッカー商務長官、エミー・モニスエネルギー省長官、マイク・フロマン通商代表を帯同した。ほとんどのことがワシントンでなく北京で決裁できる態勢だ。

先ほどもそうだが、私はもう何度も、習近平主席が「新たな大国関係」と発言するのを聞いてきた。私が習主席に言いたいのは、「新たな大国関係」は口先だけでなく、行動が伴ってこそだということだ。だからこそ、こうした対話が必要なのだ。

私の祖父は上海で生まれ、父は中国ビジネスを行ってきた。そのため、私もかなり早い時期から中国と関わってきており、1994年には上院議員として訪中している。

過去の歴史を振り返ると、勃興してきた国と、地位が確立された国とは、戦略的ライバル関係にある。だがここにいるアメリカ代表は誰もがそう信じているが、いまの米中はそうした対立を避けていける。競合は構わないが、対立は望ましくないのだ。

私は強調するが、アメリカは中国を封じ込める気は毛頭ない。アメリカは中国の平和的で安定した台頭を歓迎する。アジア地域の発展と安定に貢献する中国、世界の諸問題に責任を果たす中国を歓迎する。

これからの2日間で、世界の諸懸案について両国で話し合う。それは朝鮮半島の非核化をどう実現するか、イラン、シリア、スーダンといった問題である。 〉

ケリー国務長官は、イスラエルとパレスチナの戦闘が頭から離れず、気もそぞろだったのかもしれない。ややイラついていたのは事実だ。「新たな大国関係なんて言うくせに、行動がまるで伴ってないではないか」と言いたかったのだろう。

経済的には年内に投資協定を締結すべく交渉を加速化させることなどが決まったが、戦略的にはむしろ両国の溝が明らかになった印象を受けた。

ひとつ気になるのは、北朝鮮の非核化に対してだけは、米中双方で足並みが揃っていることだ。これは、もし北朝鮮が4度目の核実験を強行すれば、米中が共同で金正恩政権を駆逐するところまで来ているのかもしれない。

総論的に言えば、東アジアは刻一刻と不安定化している。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年7月14日 12:39:05 : EMTvYL9luI
米中は「新たな冷戦」避ける必要、中国人民日報が論説
2014年 07月 14日 09:29 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0FJ01520140714&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[上海 12日 ロイター] - 中国共産党の機関紙、人民日報は、国際関係での米国との「新たな冷戦」は避ける必要があるとの論説を掲載した。

論説では「中国と米国は、現在の世界が大きな変革のなかにあると認識しており、『新たな冷戦』は求められていない」と指摘した。執筆者のペンネームは「中国の声」となっており、外交政策の見解を伝える際によく使われる。

両国関係の最大のリスクは「誤解」であるとして、対話のチャンネルを強化するよう訴えた。複雑な両国間の関係が近いうちに改善する可能性は低いとも指摘。ただ相互投資促進、環境問題での協力拡大、軍事関係の強化などを前向きな面として挙げた。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FJ01520140714?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


02. 2014年7月14日 21:49:37 : nJF6kGWndY

今の米国に機動的な対応を期待するのは間違いだろうな


http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0FJ0F920140714
コラム:米国が見逃した「中国軟化」のシグナル
2014年 07月 14日 15:22 JST
David Gordon

[11日 ロイター] - 米国のケリー国務長官とルー財務長官は、米中戦略・経済対話のため2日間の日程(9─10日)で北京を訪れた。米中関係は過去10年で最も緊張が高まっているが、協議では双方ともに平静を装い、2国間に広がる大きな隔たりを取り繕うことはできた。しかし、安全保障面でも経済面でも、大きな成果は何もなかった。

残念なことにオバマ米政権は、米中投資協定(BIT)を前進させるチャンスを逃した。国境をまたぐ投資のルールを決める同協定が前進すれば、大きな経済的利益が生まれ、両国を悩ませる戦略的問題に対するポジティブな波及効果も期待できたかもしれない。しかし、双方に信頼関係がほとんどないことが浮き彫りとなった今、米中関係はさらなる緊張へのとば口に立っていると言える。 

1年前、オバマ大統領は中国の新指導者となった習近平国家主席をカリフォルニア州の保養地サニーランズに招き、首脳会談を行った。そこで両者は、サイバー攻撃問題での協議や北朝鮮への圧力強化など野心的な取り組みを掲げ、世界で最も重要な2国間関係の前向きな将来像を描いて見せた。

しかしながら、実際にはその後、米中関係を後戻りさせる多くの問題が起きた。東シナ海では日中の対立が激しさを増し、南シナ海では領有権問題がからむベトナム沖に中国が石油掘削装置を設置。米国家安全保障局(NSA)の元契約職員エドワード・スノーデン容疑者が米当局による情報収集活動を暴露した問題では、米中両政府が神経をとがらせた。

また米国は、サイバー攻撃によって米企業への産業スパイを行っていたとして、中国人民解放軍の関係者5人を起訴。貿易摩擦も続いており、最近の人民元下落や中国による外国人投資家への規制継続も、年間5000億ドル(約50兆7000億円)に上る両国の経済関係を弱体化させる恐れがある。米国は中国との関係を「協力と競争の微妙なバランス」と引き続き表現している一方、中国は自国の台頭を米国が「封じ込め」に動いているとの疑念を深めている。

繰り返しになるが、今年の米中戦略対話でオバマ政権は、米中投資協定(BIT)を前進させる大きなチャンスを見送った。対話の開幕式で習主席はBIT交渉「加速」への期待を公言していたが、最終的に発表された共同声明からは、米国が中国側の申し出に乗らなかったことは明らかだ。

なぜBITは重要なのか。BITが発効すれば、双方とも自国に進出する相手国企業の多くを自国企業と同様に扱わなくてはならなくなる。中国政府は、中国で事業展開する米国企業に技術移転を強制することはできなくなる。中国の国有企業は、競争力強化に政府の後ろ盾を使うことが制限されるようになるだろう。米国企業は、これまで外資参入が厳しく規制されてきた中国の保険や通信、銀行などへの投資拡大が認められるようになる。中国経済は、米国からの投資拡大と米国での投資拡大の双方から恩恵を受けることができる。

BIT交渉が初期段階から進んでいないのは、オバマ政権が中国との関係強化に前のめりと見られるのを嫌がっていることが理由にも見える。しかし、BIT交渉が進展しないと、中国側では、米国のアジアでの真の経済的優先課題は環太平洋連携協定(TPP)だけとの見方が強まるだけだ。中国はTPPを、米国による中国封じ込めの一環だと考えている。

戦略対話で米国は、オバマ大統領がホワイトハウスを去る前のBIT交渉妥結に向けた熱意を見せるべきだった。そうした姿勢を示せば、オバマ大統領が1年前の米中首脳会談での合意内容に今も真剣であるという強いメッセージを送れたはずだ。領有権をめぐる緊張や通貨操作や産業スパイの問題があっても、「米国は中国の平和的台頭を歓迎する」というものだ。

BIT交渉が進展しても、地域の緊張が消え去るわけではない。米国は、同盟国である日本や韓国、フィリピン、オーストラリアにとって極めて重要な海洋権益問題で強い姿勢を崩しておらず、今後も安全保障問題をめぐる緊張状態が続くだろう。海洋進出を強める中国に対して米国が断固たる姿勢を示すことは、武力衝突を抑止することになる。しかし同時に、こうした姿勢は避けがたく米中関係を緊張させる。

少なくともBITは、増え続ける安全保障上の懸念の一部を和らげる可能性はある。BITが締結すれば、2001年の中国の世界貿易機関(WTO)加盟をめぐる交渉以降では、米中間で初めての大きな合意となる。冷戦下の米国とソ連は、さまざまな戦略的かつ経済的問題で重要な合意を結び、それが両国関係の安全弁となっていた。BIT締結への努力は、米中間が難しい問題に手際よく対処する空気を醸成することにもつながるだろう。

領有権をめぐる中国政府の姿勢を軟化させる可能性が高いのは、米中双方にとってメリットのある協定を遅らせることより、経済的に大きな突破口を開けることではないだろうか。

*筆者は元米国務省高官で、現在は国際政治リスク分析を専門とするコンサルティング会社ユーラシアグループの会長兼調査責任者。


http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0FG08U20140711
コラム:中国の資本逃避、規制強化なら海外にも「打撃」
2014年 07月 11日 13:33 JST
Peter Thal Larsen

[香港 10日 ロイターBreakingviews] - 中国による資本逃避の取り締まりは、世界中に影響が及ぶ問題となる。中国政府はこれまで長い間、国境をまたぐ資本移動を一部見逃してきた。もしそうした「抜け穴」をふさぐことに規制当局が本腰を入れれば、銀行やカジノのみならず、海外の不動産市場も打撃を受けることになる。

中国では、個人が1年間で海外に持ち出す資金の上限は5万ドルに定められているが、実際には、多くの国民がそうした規制を迂回する方法を見つけてきた。しかし最近、当局が資本逃避の阻止に本腰を入れ始めた兆候がある。

中国中央テレビ局(CCTV)は9日、中国銀行(601988.SS)が海外送金を通じて顧客のマネーロンダリング(資金洗浄)の手助けをしていたと報じた。

中国銀行は同報道を否定し、資本を海外に移転するための合法的な業務を行っていたと説明している。しかし、国営メディアが政府高官の同意を得ずに国有銀行を一方的に叩くとは考えにくい。また、政府が資本逃避の取り締まり強化に動いた兆候はこれだけではない。マカオは最近、本土発行のクレジットカードをギャンブルに使うことを制限する方向に動いた。

中国の資本逃避規制強化は、まず銀行に影響を与えるはずだ。香港の銀行業界は昨年、域内での疑わしい取引が前年比41%増の3万3000件に上ったと報告した。今のところ、銀行は厳しい処分は何も受けていない。しかし、もし中国当局が米規制当局の例を取り入れ、顧客が法律に違反した場合に金融機関にも多額の罰金を科すようになれば、状況は変わってくるだろう。特に、中国政府が力を入れる汚職撲滅にからんで当局者の資本逃避が見つかった場合はなおさらだ。

資本規制の抜け穴の1つだったマカオのカジノ業界も、影響は免れないだろう。資金移動の手段として使われることもある宝飾品や高級品を取り扱う業者も、危機感を抱くはずだ。シドニーやサンフランシスコなどの不動産市場では、中国マネーが減れば買い手不足に直面することになる。全米リアルター協会(NAR)によると、2013年の米住宅市場では、中国人の購入額は220億ドルにのぼり、外国人全体の約25%を占めた。

中国政府が資本逃避にどこまで本気で取り組むつもりかは分らない。大手貿易会社にとっては、資金移動の制限はいずれにせよ何らかの抜け穴があるものだ。さらに、中国政府は長期的には、人民元の完全な兌換性実現を目指している。ただそうは言うものの、現時点で中国からの資本流出による恩恵を受けているのであれば、どんな規制強化であれ打撃は免れない。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。


03. 2014年7月16日 13:25:56 : nJF6kGWndY

予想以上の伸びだが、統計の信頼性は大丈夫か

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FL07S20140716
第2四半期の中国GDPが+7.5%に加速:識者はこうみる
2014年 07月 16日 12:50 JST
[北京 16日 ロイター] - 中国国家統計局が16日に発表した第2・四半期の中国の国内総生産(GDP)伸び率は、前年同期比7.5%となり、市場予想の7.4%を上回った。中国経済は第1・四半期の同7.4%から成長が加速、政府の景気刺激策を受けて、回復が着実に進んでいる兆しが確認された。

同時に発表された6月の中国の鉱工業生産は前年同月比9.2%増で、予想の9.0%増を上回った。6月の小売売上高は前年同月比12.4%の増加で、アナリスト予想と一致した。市場関係者のコメントは以下の通り。

●非常に良い、人民元は小幅上昇へ

<クレディ・アグリコル(香港)のシニアエコノミスト、DARIUSZ KOWALCZYK氏>

非常に良い内容だ。第2・四半期に景気は順調に回復した。中国当局による刺激策が奏功し、鉱工業生産と固定資産投資の改善が目立つ。

経済は安定しつつあり、当局による人民元の緩やかな上昇容認につながるだろう。年間で人民元は1ドル=6元まで上昇、中国国内総生産(GDP)伸び率は7.4%になると予想する。

不動産セクターは引き続き懸念材料で、注意深い監視が必要だ。

●成長加速の背景は政策微調整

<INGバンク(シンガポール)のアジア調査部門責任者、ティム・コンドン氏>

見たところ、成長率の加速は第1・四半期終盤に政策の微調整が実行され始めたことに起因していると思う。政策当局者はマクロ全体にわたる政策緩和の必要性は感じていないとみられ、現状以上の政策緩和はないだろう。

●勢いなお弱い、下期の利下げ予想

<バークレイズ・バンク(香港)のアナリスト、CHANG JIAN氏>

GDPはわれわれの予想通りの数字となった。しかし、不動産市場の調整を踏まえると、基調的な勢いや回復はなお、脆弱な状態にある。

景気回復は、政府の支援に大きく依存している。政府には2つの選択肢がある。それは、低成長を容認するか、一段の刺激策を講じて成長目標を達成するかだ。われわれは第3・四半期と第4・四半期の利下げを予想している。また、小規模な刺激策、対象を絞った支援措置が引き続き、インフラ投資を押し上げ、消費の伸びを支援するだろう。下半期の最大のリスクは、不動産市場の調整と、それに伴う金融面のリスクだ。

●刺激策による一時的安定、利下げなど追加措置も

<国泰君安証券のアナリスト、WANG JIN氏>

おそらく政策の支援による一時的な安定だ。今後一段の景気刺激措置が打ち出され、利下げが行われる可能性がある。

成長率の落ち込み、とりわけ不動産市場の減速が最大のリスクだ。

●経済は反転、今年の利下げない

<興業銀行(上海)のエコノミスト、LU ZHENGWEI氏>

李克強首相がすでに述べたように、中国経済は反転を始めている。この日の指標が市場予想を超えたことから考えて、今年の利下げの可能性はない。

最大のリスクは、不動産投資とインフラ投資の縮小だとみている。

●的を絞った措置が奏功

<キャピタル・エコノミクスの中国エコノミスト、ジュリアン・エバンスプリチャード氏>

予想を上回る国内総生産(GDP)だったが、6月の鉱工業生産などが良好だったためだろう。

ここ数カ月の政府による的を絞った措置が極めて効果的で、成長を押し上げたということだろう。第1・四半期のGDP発表後にでていた懸念が和らぐだろう。一段の刺激措置が必要との声も収まると思われる。

景気回復は、かなり政府の支援策に依存している。

政府は成長率を7.5%程度とするため、おそらく一段の的を絞った措置を講じるだろう。

労働市場を含め経済状況が比較的健全なため、広範な預金準備率の引き下げは現時点では見通せない。

第2・四半期の経済指標からみて、成長促進には的を絞った措置だけで十分だろう。不動産セクターで非常に急激な下振れが起こらない限り、現在の方法を踏襲するだろう。

●景気の底打ちはまだ

<安心証券のアナリスト、ユー・ホンゲ氏>

政府の支援策に一定の効果があったようだが、景気はまだ底を打っていないようだ。ただ一部の明るい面は維持されている可能性がある。

景気が安定すれば一段の刺激策の必要性は低くなる。

GDPやPMIなどが一定程度回復すれば、利下げや預金準備率引き下げの意味は薄くなる。問題は住宅投資だ。




中国新興スマホの小米科技がインドに巨額投資へ、旗艦モデル発売
2014年 07月 16日 10:30 JST
[ムンバイ 15日 ロイター] - 中国の新興スマートフォンメーカー、小米科技は15日、世界3位のスマホ市場のインドで、同社の旗艦モデル「Mi」などの販売を開始した。

インドでは韓国サムスン電子(005930.KS)<がシェアの大半を占めており、小米科技のバラ副社長は電話取材に対し、インドで巨額の投資を行う意向を明らかにした。

バラ氏は、インドですぐに採算が取れるとは期待していないと説明。小米科技はインド向けに特化した商品の開発を計画しており、市場浸透を目指してインド国内に作業チームをつくる考えを示した。

同社の成功は、値ごろ感が要因の一つ。最新モデル「小米3(Mi3)」のインドでの定価は1万3999ルピー(約230ドル)に設定された。

インドはスマホ販売で中国、米国に次ぐ市場。今年の販売台数は最大9000万台と予想されている。

上半期の雇用・消費者物価は総じて安定=中国国家統計局
2014年 07月 16日 11:45 JST
[北京 16日 ロイター] - 中国国家統計局の報道官は16日、上半期の雇用、消費者物価は総じて安定していたと指摘した。第2・四半期の国内総生産(GDP)などの経済指標発表後に述べた。

国内消費が、上半期GDP拡大に重要な役割を果たしたとの見解も示した。

第2四半期の中国GDPは前年比+7.5%に加速、予想上回る
2014年 07月 16日 11:51 JST
[北京 16日 ロイター] - 中国国家統計局が16日に発表した第2・四半期の中国の国内総生産(GDP)伸び率は、前年同期比7.5%となり、市場予想の7.4%を上回った。中国経済は第1・四半期の同7.4%から成長が加速、政府の景気刺激策を受けて、回復が着実に進んでいる兆しが確認された。

同時に発表された6月の中国の鉱工業生産は前年同月比9.2%増で、予想の9.0%増を上回った。1─6月期の固定資産投資は、前年同期比で17.3%増加、予想の17.2%増を上回った。6月の小売売上高は前年同月比12.4%の増加で、アナリスト予想と一致した。

中国は今年初頭、需要の不透明感から輸出などが不振に陥り、成長率が鈍化した。政府は景気押し上げに向けて様々な対策を打ち出した。

エコノミストの多くは、不動産市場が一段と冷え込めば、政府は景気回復を持続させるため、一層の政策支援が必要になる、と見ている。

李克強首相は先月、今年の成長率目標7.5%は下限だと発言、必要な場合にはさらなる景気対策を導入する用意があることを示唆した。

  


http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0FL06T20140716
コラム:中国の汚職撲滅「第2幕」、成否分ける3つの課題
2014年 07月 16日 12:02 JST
John Foley

[15日 ロイターBreakingviews] - 中国は汚職撲滅に向けた壮大な戦いの第2幕に突入している。汚職に関与した名だたる高官の逮捕は良い幕開けと言える。まだ野放しにされている「悪党」も覚悟したほうがいいだろう。最終的には、品行方正であることに対し、汚職高官たちが吸ってきた「甘い汁」に代わるだけの報奨を与えなくてはならない。ここからが正念場である。

2013年3月に習近平氏が国家主席に就任して以来、多くの高官の首が飛び、汚職取り締まりが本物であることが証明されてきた。この数週間で、中国当局は、軍制服組の最高幹部だった共産党中央軍事委員会の前副主席を軍法会議にかけることを決定したほか、周永康・前党政治局常務委員に近い人物2人を含む元高官3人に対する捜査を開始した。ほかにも地方政府の幹部や国有企業トップ、官僚など、処罰の対象は「トラ」から「ハエ」まで及んでいる。

汚職撲滅キャンペーンは高官らに不安を募らせることに成功したが、次の大きなステップは、この取り締まりが派閥争いや個人的な恨みによって行われているのではないと示すことだ。

今のところ、摘発された多くのケースは周永康氏と近しい人物に集中している。周氏自身も汚職の疑いで調査されており、現在は自宅軟禁状態にある。また、中国中央テレビ局(CCTV)への捜査と、中国銀行が海外送金を通じて顧客のマネーロンダリング(資金洗浄)の手助けをしていたとする同局の報道は時期を同じくしている。

それでも「ムチ」路線でいくより「アメ」を導入するほうが難しい。中国の公務員は他の職業に比べて給料が少なく、年収4000ドル程度の場合もある。だが、医療や年金などの面では特権は多い。社会主義国家としては、こうしたコストを削減するよりも、他者に拡大したほうが理にかなっている。国有企業トップの報酬は増やすが、一方で、その座をめぐる競争を激しくすることを真剣に検討し始める時期だ。

もう1つの課題は、汚職撲滅キャンペーンが中国の経済成長に歯止めをかけないようにすることだ。高級酒や腕時計が賄賂として贈られなかったとしても。たいした機会費用の損失にはならない。ただ、投資は影響を受けるかもしれない。汚職に関与していない役人までもが、余計な注目が集まるのを恐れてプロジェクトから手を引こうとするかもしれない。バンク・オブ・アメリカのアナリストによると、歳出削減は政府年間目標の7.5%をすでに下回っている中国の国内総生産(GDP)伸び率をさらに1.5%下げる可能性があるという。

こうした3つの課題に取り組めば、習主席は確実に目標を達成することができるだろう。しかし、真の文化的変革は、国民が信頼できる公正で効率的な組織の育成を要するため、何年もかかるだろう。幸いなことに、それはやらなければいけないリストのかなり下のほうにある。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)  recommend
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 中国4掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧