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中国がバラ撒く国外向け報道予算1兆円 一方日本は350億円(SAPIO2014年9月号)
http://www.asyura2.com/14/china4/msg/655.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 8 月 25 日 16:27:15: igsppGRN/E9PQ
 

中国がバラ撒く国外向け報道予算1兆円 一方日本は350億円
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140825-00000013-pseven-cn
SAPIO2014年9月号


 中国は2009年に主催した世界メディアサミットで「世界に影響する自国メディアを持つ」と宣言して以降、毎年、対外メディア関連予算を増強している。

 雑誌『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー』によると、CCTV、中国国際放送、新華社、チャイナデイリー(英字新聞)に対して2009年には年間87億ドル(当時のレートで約9000億円)の予算を投じている。

 それ以外に外務省、党中央対外連絡部、同宣伝部などに投じられる同種の予算を合わせると、1兆円弱になるという。

 対する日本は「対外発信を主に所掌している外務報道官・広報文化組織の平成26年度の予算額は199億円」(外務省国内広報室)である。NHK英語放送の予算(年間150億円程度)を合わせても、中国の足下に及ばない。約350億円に過ぎないのだ。

 中国の国営メディア事情に詳しい拓殖大学の野口東秀・客員教授が解説する。

「CCTVは海外に60以上の支局を持ち、2012年1月にはケニアのナイロビに、2月には米国の首都ワシントンに制作センター(現地で独自に番組を制作・放送する拠点)を相次いで設立した。

 中南米向けにも『アメリカズ・ナウ』という番組を日曜日に放送している。内容は中南米の経済状況のリポートと、中国が経済的にいかに発展しているかといったもの。中国がそれらの国々に対して発信する目的の1つは国連での票集め。もう1つは、中国に親しみを持たせることで、反日報道に備えた地ならしの意味があります」

 米国では、メディア不況で給料が下がったアメリカ人キャスター、記者などを中国のテレビ局が年俸20%増で登用しているという。

 テレビだけではない。

「中国の英字紙チャイナデイリーは2012年、『尖閣諸島は中国のもの』とする見開きの全面広告を記事に似せて地元紙に出した。同紙に所属する中国人の知人によると、ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナルなど有力4紙に年間15億円を投じて広告を掲載するなどしています」(野口氏)

 地元メディアの利用はさらに狡猾だ。中国の各国大使は安倍首相の靖国参拝への批判をそれぞれの地元紙に相次いで寄稿してきた。その数は、外務省が把握しているだけで、今年3月末までに73件。外務省はそれらすべてに文書を通じるなどして反論した。

 中国の海外向け“反日宣伝”は、中国の内情に詳しい人はともかく、一般レベルでは確実に浸透していく。その影響力を過小評価することなく、度を越した反日報道にはその都度反論すると同時に、日本も海外発信力を大幅に増強していく必要がある。


 

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コメント
 
01. 2014年8月25日 18:44:57 : Kzxj69xmKE

  しかも、日本の在外公館の予算のほとんどは、パーティ・飲み会・食事会・親睦会、高級ワイン代、調度品代、衣装代…などに浪費されている。


02. 2014年8月30日 21:21:34 : AQLSPLIkCw
かつて日本でも1970年代に国債短波ラジオ放送を受信するBCLが流行ったが、その当時でも中国大陸の「北京放送」は、アメリカのVOA、イギリスのBBC、ソ連のモスクワ放送と並ぶ世界屈指の国際短波ラジオ放送局であった。1970年代当時、日本向け日本語放送は夕方6時30分から深夜0時30分まで放送され、これとは別に朝の放送が朝6時30分から7時30分まで放送されていた。実に1日あたり7時間も放送されていたのである。

さて今日。インターネットの世界的普及により、経費のかかる国際短波ラジオ放送を多くの国々が縮小ないし廃止している。ソ連のモスクワ放送は、ソ連崩壊と共に「ロシアの声」に改組したが、規模は年々縮小して現在はインターネット送信だけになっている。(短波復活の噂もあるが、勇み足情報がBCL関係の掲示板やブログに出ており、現在のところ何とも言えない。)

VOAもBBCも縮小する中、北京放送改め中国国際放送は、今や世界最大の規模を誇る国際短波ラジオ放送局である。38の言語を用いて全世界200カ国向けに放送しており、世界中どこでも聴くことができる。当方は1970年代にBCLをしていて、一時期中断したものの、1990年代から復活させたが、他国の放送が縮小される中、中国国際放送ばかり増加しており、放送バンドの中は中国国際放送が占拠していると言っても過言ではない。

その中国国際放送の報道するニュースは、中共の息がかかっている。あくまでも中国国際放送は、中共のプロパガンダ機関なのだ。だから日本を悪者にした報道が、世界の隅々まで届けられる。だったら日本も対抗してやればいいと思うだろう。だが、国際短波ラジオ放送の縮小は世界的な動きである。強力な送信機は電力消費も馬鹿にならず、電磁波公害も酷い。この電磁波公害について、中国大陸でも相当な被害が出ていると見られているが、中国大陸は1949年以来、中共の支配下にある監獄状態なので、人々がいくら死のうが、どうでもいいのである。

中国国際放送の送信機は500キロワットあると言われる。電磁波被爆問題もさることながら、膨大な電力消費を24時間行なっているのだ。これらの電力は、どうやら原子力発電所で賄っているらしい。これらの原発は欠陥構造であり、放射能漏れ事故を多発させている。いずれは福島第一原発のように爆発するだろう。

中国国際放送のインターバルシグナルを紹介します。

中国国際放送 IS
https://www.youtube.com/watch?v=P_6ZH9UEZnA

CRI - China Radio International - signing on and off on shortwave
https://www.youtube.com/watch?v=T5vSaqF5RsE

●もう、短波ラジオのダイヤルをいくら回しても、聴こえるのはCRI(中国国際放送)ばかり。あれだけ湯水のように大金を投じていれば放送できるのでしょうが。

毛沢東時代の北京放送のインダーバルシグナルを紹介します。

Radio Peking Shortwave Broadcast from 1967 Recorded in Guam
https://www.youtube.com/watch?v=vrzj251VxPU

Old interval signal of Radio Peking
https://www.youtube.com/watch?v=S4yGMZH9_HQ

●このオルゴールは、東方紅です。オリジナルは、こちら。

东方红 1960 -The East is Red-
https://www.youtube.com/watch?v=QtG3bN04WUc

いつまで続くのやら、中共による世界の空の占拠時代は。


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