上海で“ヤミと畜場”を摘発、病死した牛を解体して販売―香港メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140908-00000008-xinhua-cn
XINHUA.JP 9月8日(月)8時14分配信

香港メディア・東網は４日、上海市内で病死した牛などを解体処理して販売するヤミと畜場が複数見つかったと報じた。

同市青浦区などに存在すると通報された複数のと畜場は、牛乳の出なくなった乳牛や、病死した牛を仕入れて勝手に屠殺あるいは解体し、同市内の一部市場に出荷していたという。２日に警察当局が摘発したヤミと畜場は田畑の中に隠れるように設置してあり、現場の衛生状況は非常に劣悪だったとのことだ。

長きに渡りヤミと畜場に注目してきたという肉類食品安全の専門家・林栄泉氏は「これらの牛肉はどこからやって来たかが不明で、検査を通っていない。処理方法もずさんで、水分注射なども行っている」と解説。また、牛は結核菌を保有しているケースがよく見られるため、検査を受けていない牛が食卓に流れれば、食べた人が容易に感染することになるとし、政府に対して病死した牛の監督管理を行うよう提起した。

（編集翻訳　城山俊樹）

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