中国と日本の関係に転機？安倍首相が態度軟化、友好求めるシグナル発する―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000022-xinhua-cn
XINHUA.JP 9月30日(火)15時22分配信

中国経済情報サイト・中財網は２９日、日本の安倍晋三首相が２９日に行った国会での所信表明演説で、中国との関係改善、友好関係構築に向けた前向きなシグナルを発したと報じた。

共同通信の報道によれば、安倍首相は演説で、中国との関係について「安定的な友好関係を築いていくため、首脳会談を早期に実現し、対話を通じて『戦略的互恵関係』を更に発展させていきたい」と強調。安倍首相が対中外交の中で「友好関係」に言及することは珍しく、中国に妥協を促すメッセージだとみられる。安倍首相はまた、韓国についても関係改善に言及した。

安倍首相は先週も中国、韓国との首脳会談を求める内容の発言をしている。１１月に北京で行われるアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に合わせて、中国の習近平国家主席、韓国の朴槿恵大統領と初の首脳会談を行いたいと呼びかけた。

中国サイトの華爾街見聞によると、中国は会談実現に向けて、安倍首相に対し、領土問題での態度軟化を期待しており、これが実現すれば首脳会談を行う方向に向かう可能性がある。

（編集翻訳　恩田有紀）

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