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中国GDP、再計算したら3.4%増 改訂のたび変更(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/14/china5/msg/277.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 23 日 18:49:06: igsppGRN/E9PQ
 

中国GDP、再計算したら3.4%増 改訂のたび変更
http://www.asahi.com/articles/ASGDM5J5RGDMUHBI02B.html
2014年12月23日18時31分 朝日新聞


 中国の国家統計局が、新しい調査結果に基づいて2013年の国内総生産(GDP)を再計算したところ、従来の公表値より3・4%増えた。広い国土で急成長を続ける経済に統計が追いつかず、改訂のたびに大きく数字が変わる事態が続いている。

 原則としてすべての企業と事業所を対象とした「第3回経済センサス」調査で、GDPを算出するための前提となるデータが変わった。13年の名目GDPがこれまでより1兆9174億元増え、58兆8019億元(現在の為替レートで約1130兆円)となった。

 中国では第2回の経済センサスで08年のGDPを4・4%、第1回センサスの際には04年のGDPを16・8%も上方修正している。GDPの成長率は政府の経済運営の指針として大きな役割を持つが、統計局は「改訂は今年の成長率には影響がない」としている。(北京=斎藤徳彦)


 

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コメント
 
01. 2014年12月25日 19:17:40 : hhSA9meW9Q

莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見
【第238回】 2014年12月25日 莫 邦富 [作家・ジャーナリスト]
「誰が中国を養うのか?」
深刻化する食糧安保、活発化する海外進出
 1994年に米民間シンクタンク・地球政策研究所長のレスター・ブラウンが、「誰が中国を養うのか?」という鋭い質問を出した。迫りくる食糧危機の時代に早くも警鐘を鳴らした。しかし、当時の中国はむきになって反論していた。

 だが、それほど時間が経たないうちに、中国の専門家も政府側もこの警告には耳を傾けて聞く必要があるということに気づいた。

食糧輸出にブレーキをかける

 2003年までは食糧輸出国だった中国が、2004年は歴史上初めて純食糧輸入国に転じた。その後の食料栽培刺激策の成果もあり、2006年からまた穀物の純輸出国の地位を取り戻したが、輸出の規模はかなり小さくなった。食料はますます戦略商品化する一方だ。

 2007年7年12月、共産党政治局会議は中国国内の農業生産にさらに力を入れ、農産品の安定した供給体制を確保しようと、自ら中国の食料安全保障問題に対して警鐘を鳴らした。

 それを受けて、中国政府は一連の緊急措置を講じた。小麦、コメ、大豆など84種類の食料とその粉末加工品に対して、輸出促進を目的として設けた5〜13%の輸出還付税を同12月20日から廃止した。さらに、同12月30日には、2008年1月1日から12月31日までの1年間、小麦、トウモロコシ、コメ、大豆など穀物と穀物製品の8種類57品目に5〜25%の輸出関税を課す、とさらにこれまでの食糧輸出促進政策にブレーキを踏み込んだ。

 中国が急速に食料輸出国から食料純輸入国へ変わりつつあることが、その背景にあると言えよう。

 2012年は、中国の食糧需給率が90%を切ったといわれている。食糧危機、食糧安保という言葉がメディアに頻繁に露出するようになった。習近平国家主席も「食糧安保は中国の恒久的な課題であり、いかなるときも気を抜いてはならぬ」と叱咤している。

食料の増産も追いつかず

「だれが中国を養うのか?」。これは、アメリカの一学者が出した質問だけではなく、迫りくる食糧危機の影に怯える中国国民全員が直面しなければならない深刻な課題だ、と私は思う。それが故に、いままで日本にさまざまな食料や加工食品を輸出している中国は、2007年末から大きな方針転換を決めた。食料の海外輸出に対して奨励から抑止へと大きく方向を転換した。

 2004年から中国の農業生産量は連続10年増加しており、今年は11年連続増を実現するものと思われる。だが、中国の食糧輸入は5〜6年前からむしろ大規模になってきた。2012年、中国は主要な農産物をほぼすべて輸入している。米は230万トン、小麦は360万トン、トウモロコシは540万トン、大豆は5800万トン輸入している。

 しかも、その規模がさらに増えてきている。たとえば大豆は、一昨年が5800万トン、昨年は6300万トンで、今年は7000万トンをすでに大きく超えている。中国国内で1200万トンしか生産していないからだ。中国はすでに世界の市場に流通する大豆の7割から8割を購入しているが、中国がひとたび購入すると価格が上昇してしまうという現象まであらわれている。

 これから中国は農産物で13億人、14億人、さらには14.5億人の生活を維持しなければならず、今後ほぼ毎年のように食糧を大量輸入する必要があり、米すらも輸入の必要がある。

活発化する農業関連企業の海外進出

 そのため、近年、中国の農業関連企業の海外進出が盛んになっている。その動機のひとつは食糧の量的不足という市場ニーズがあるからだ。二つめには価格的な要素があると指摘されている。

 現在すでに海外進出している企業には、中糧集団という会社がある。同社はアメリカ企業と合同で養豚を行い、その豚肉を中国に輸入している。フランスとチリではワイン、オーストラリアではサトウキビ、白砂糖の生産を行っている。ほかには、黒竜江農墾という会社がロシア国境地帯で現在80万トンの食糧生産を行っている。

 海外で農業ビジネスを展開している企業は、生産の価格的魅力も享受している。たとえばオーストラリアで砂糖を1トン生産し、同国から中国の港へ輸送すると、1トンあたりのコストは3750元である。だが中国で砂糖を1トン生産すると5200元のコストがかかり、その差はあまりにも大きすぎる。

 ほぼすべての主要な農産物においてもこのような状況が見られ、中国の価格は国際価格と比べてだいたい3分の1ほど高い、という。米、小麦、トウモロコシ、大豆、綿花、豚肉、羊肉、牛肉、油に到るまですべて高い。だから、農業の分野においては、中国企業の海外進出は非常に魅力的で、大きなビジネスチャンスでもある。

 土地使用料が安いのも農業の海外生産の魅力を大きいものにしている。たとえば、現在、トウモロコシによるでんぷんが不足している。広西チワン族自治区はタピオカによるでんぷん生産で全国一だが、それでも足りない。市場ニーズに応えるために広西ではベトナムでのでんぷん生産に踏み切った。

 ベトナムでは農土地を1ムー(1ムー=6.667アール)借りると1年で約750元かかる。いい土地であれば1150元かかる。カンボジアだともっと安い。2013年では50元前後だ。しかも広西より土地が肥沃だ。カンボジアのメコン河沿岸でサトウキビを栽培するにはもともと肥料がいらない。広西では1ムーの土地で5トンのでんぷんしか生産できないが、カンボジアでは少なくとも8トン、多いときには10トンから11トン生産することができる。

 こうした農業生産だけではなく、農産品を加工する企業も進出するようになった。やはり広西の例を言うと、最近、ベトナムに1億元前後を投じてタピオカ工場を建設し、今年、生産を開始した。

 海外に進出した企業も海外進出に対応するための政策や銀行支援などのより懇切なバックアップを求めている。中国農業の海外進出はこれからますます加速するだろうと思う。
http://diamond.jp/articles/-/64267


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