そのように莫大な金の恩恵を受けてる立地町が放射能墓場になるのは嫌だと言ってるのに、交付金にあやかったわけでもなく立地させた義理も無い他の地域が「俺たちが放射能墓場やりますよ」などと言うか？

「東京のための電力だからゴミは東京に持ってけ」って？そんな言い訳ダメさ。莫大な交付金にはゴミ処分の迷惑料の意味も当然含んでいるのさ。石炭火力発電所で出る灰をセメント材料や埋め立て使ったがそれでも灰が余ったからと言って電力消費地に引き取れなど言うか？

気の毒でも立地町は、ゴミ処分の処遇に甘んじなければならないのさ。

福島県は貧乏県であり、出稼ぎに出る他に生活する手立ても無く、いったん出稼ぎに出れば半年も家に帰れない。

そんな福島県は最初工場誘致をしようと広大な土地の整備もした。
が来る工場はなかった。

そこで原発を誘致してもらおうと国に働きかけた。
原発で働かせてくれるならと言う条件付で反対していた人たちも歯が欠ける様に一人抜け二人抜け、最後にはその原発誘致に賛成したと。

そして福島の人たちは国から莫大な原発誘致援助金の交付を受け潤って行ったと。
しかし原発交付金は5年以内に使いきらなければならないとか、その金はゼネコンに落とさなければならないなどの決まりが有り、その金で体育館や図書館やプールなどの施設を次から次へと建ててしまうと、やはり維持費がかかり続ける事になる。
それで次から次へと原発の誘致を国にお願いし続けないとやっていけなくなる。
まるで麻薬のように。
そしてあのように原発が立ち並ぶ結果になったと。
だから処分地は当然原発立地地域が負うべき。
それだけの金はもらっているのだから。
まして福島は、もうどうせこれからドンドン人など住めなくなるところだ。
福島に処分地を決定するのは当然。
何で他の場所へ運んで日本全国を汚染しなければならないのか？
何で日本の食糧を全て危険にさらさなければならないのか？
放射能廃棄物を他の県へ運び出すよりも、福島の人が他の県へ出る方が理に適っていると思う。