福島をずっと見ているTV「箭内さん原発へ行く」作業員が語ってくれたこと
http://www.youtube.com/watch?v=LAD6hQuJNa0

福島をずっと見ているTV vol.33「箭内さん、原発へ行く」(後編)
http://www4.nhk.or.jp/fukushimazutto/x/2014-02-01/31/32974/
作業員が語ってくれたこと

自分達のプラントだという誇りもありましたからね
一概にああなったから私は行かないというのも
ちょっとどうなのかなっていう

高線量地帯を通るとちんたら歩いてたら被曝する
現地に着いたら現場まで走れ
皆息があがって作業できない
そんな中で作業してきてトイレ行きたいと
トイレ行くのにはまたバスに乗って
重要免震棟まで帰らなくちゃいけない
作業になんないでしょう
どうするかと言ったらば
カッターナイフでタイベック（作業服）を切ると
そこら辺で用を足すと
後はそこを汚染されないようにテープで塞いでと

夏場なんて熱中症にはなるなと
なりそうな場合は現場をあがれと
でも10人いる中に一人だけが
「俺もう駄目ですからあがります」って言えます？
当然言えないですよね

分からない人間を連れて時間に追われ線量に追われていくから
熟練工は自分でやった方が早いと
急いで取りに行ったり安全帯をかけなかったり
そういうミスが連鎖的に出てくる、現場では
その時に言われるのは、なぜ決められたことを守れないのか
守れないような状況になってる

今は実際おそらく皆本当に疑問に思って毎日仕事してると思う
このままずっと続けてっていいのかと

いいことしてんのにな
正々堂々いられないって
それが一番悲しい
でも逆にインタビューされた時に
皆が言うかといったら言わない
取引先に迷惑がかかる
元請けさんに迷惑かかる
でも今後どうなるのかといったらば
やっぱり誰かが訴えなくちゃいけない

皆やる気はあるんだけど
それを削がれるようなことばっかりされてるから
どうしてもテンションが下がる

（若い人が熟練になる前に）
その前に皆嫌気がさして辞めちゃう
　

コメント
01. 2014年2月03日 02:42:30 : JtW399YiA2 元請け気にして作業するなら止めた方が良い。 被爆するのは作業者なんだから出来るだけ被爆を減らすってことに頭を回した方が良い。 元請け気にしたところで一定線量被爆すれば自動的に仕事は無くなる・・・。
02. 2014年2月03日 12:24:56 : DEDvEezZ12 若い人がでていたのが、印象的だった。東京消防庁のハイパーレスキュー隊が放水に 現場に向かったとき、すでに子どものある人でこれから作らない人を選んでいた。 遺伝の影響は、晩発性のガンにかかる確率よりはるかに大きいといえるから、当然の 措置といえる。が、テレビにでていた若い人は当然そんなことは承知のうえだろう。 悲しい話だがね。

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