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現役官僚が原発利権を告発!小説「原発ホワイトアウト」著者、若杉冽氏が明かす“モンスターシステム”とは  堀 潤 
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/257.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 2 月 05 日 20:00:00: igsppGRN/E9PQ
 

現役官僚が原発利権を告発!小説「原発ホワイトアウト」著者、若杉冽氏が明かす“モンスターシステム”とは
http://bylines.news.yahoo.co.jp/horijun/20140205-00032349/
2014年2月5日 8時15分 堀潤 | ジャーナリスト/NPO法人8bitNews代表


『告発小説 「原発ホワイトアウト」著者インタビュー』

堀 潤×若杉 冽(現役官僚)J-WAVE「JAM THE WORLD」でのストレートインタビューを収録


小説「原発ホワイトアウト」
http://www.amazon.co.jp/dp/4062186179/ref=cm_sw_r_tw_dp_wYSWsb1NNW71C


霞ヶ関の現役官僚による内部告発小説として18万部を超え、2013年のベストセラーになった『原発ホワイトアウト』の著者、若杉冽さん。既に、所属先の官庁内で「誰が書いたのか?」と犯人探しが始まっているという。

「怖くないですか?」と聞くと、「自分以外にも書きそうな奴は霞ヶ関の中にも何人かいるので」と笑いながら返ってきた。しかし、一方で報復人事などが個人に跳ね返ってくる可能性は否定できないと一瞬顔を曇らせた。

小説は、一昨年12月に行われた衆議院選挙後のニッポンを舞台に、原発再稼働を虎視眈々と狙う電力業界、経済界、政界のトライアングルを克明に描いた内容になっている。犯人探しが行われるという事は、内部告発小説として、あまりに“真を食っていた”ということなのかもしれない。小説の中に出てくる人物の一部は、明らかに、実在する人物を連想する描き方になっている。

例えば、脱原発を訴える山本太郎参議院議員を思わせる人物は「山下次郎」。原発利権の存在についても指摘する等与党内で一匹狼として闘う自民党の河野太郎衆議院議員を連想させる人物は「山野一郎」。さらに、再稼働に向けた安全審査の申請を出したい東京電力に対して、事故が発生した場合の安全対策の不備を鋭く追求していた新潟県の泉田知事を思わせる人物は「新崎県、伊豆田知事」。

若杉氏は、なぜ自身の立場があやうくなるかもしれないリスクを背負ってまで内部告発小説を世に出そうと考えたのか?じっくりと聞いた。

堀:

どうして、自らの立場を危うくしながらも、小説を書こうと思ったのですか?

若杉:

2011年3月11日以降、我々は福島の経験をして国民全体も脱原発を望んでいる声が多いと思います。2度の国政選挙を経て、何事もなかったかのように政権も業界も原発を動かそうと動き出しています。年々、民意と離れてきてしまっているのではと感じています。その中で私が直接見聞きしている事実と間接的に見聞きしている事実、これを元に、いかに国民不在で再稼働を原発推進に向かった進んでいるのかをできるだけリアルに国民の方に伝えたかったのです。本当は、山崎豊子さんのような小説家に書いてもらいたかったのですが、つてもなく知り合えずにいたので、自分で書く事にしました。

堀:

ただ、内部告発をするのであればマスコミにリークをしたり、雑誌や新聞などに寄稿するという手もあったかと思いますが、なぜ小説という形にしたのですか?

若杉:

えー、いろんな形で、その意思決定に直接、間接的に関わってきた訳ですが、どうしても政治家は評判、官僚は出世、業界はそれが会社の利益になるということでがんじがらめになってしまっていて、そういう中でこれを止められるのは国民の力しかないので、そういう政・官・財の現状をそのまま伝えるのは小説という形の方がいいのだろうと。直接見聞きした事だと、公務員の守秘義務に関わります。間接的に見聞きした事だと、報道機関は裏がとれないと流せない。でも、間接的に見聞きした事が、裏がないからといって真実ではないわけではなく、真実を伝えるためには小説をやむにやまれずというか、押さえられない気持ちで書いてしまいました。原発推進に向けて、悪巧みが進んでいるのを知りながら、それを国民に伝えないほうが怖いし、良くないと思いました。

堀:

若杉さんが言うところの「原発再稼働に向けた”悪巧み”」を、小説の中では「モンスターシステム」と表現しているのですが、それは、どんな“システム”なのでしょうか?あらためて教えてください。

若杉:

あの〜。電力会社は当然、色んな仕事を発注したり、いろんな物資を調達したりします。その時に効率的な調達がされているかというと、必ずしもそういうわけではありません。自由競争入札というのはあまりやらなくて、随意契約というのをやっている。結果としての落札の価格をみても自由な競争的な市場とくらべると2割〜3割高い。それを溜まり金としてキックバックさせるとそういう形になりますが、そうではなくて、電力村、原子力村の共通の利益のためにこの総括原価方式を守らなくてはいけないということで、お金を預託するような形で任意の団体にあずけさせて、実際にはパーティー券の処理とか、政治献金とかそういうことに使っていくというシステムです。これを総括原価方式といいます。電力会社の場合、かかったお金は全部料金に転嫁するという仕組みがあって、他の電力会社と競争がおきていないからこそ維持ができているシステムなのです。そういうことによって、電力会社を頂点としていろんなメーカーやその下にぶら下がっている部品屋さんなど、全員でこのシステムを守れば競争をしなくてうまみがあるんです。結局傷みを感じるのは国民なのですが。そういう仕組みの事を私は「モンスターシステム」と名付けました。

堀:

小説では、官僚が落選議員を訪問して次の選挙までの仕事を斡旋するシーンなども盛り込まれていますね。将来どちらが勝っても、自分たちが不利にならない様にする仕込みが行われているということに驚きました。若杉さんは、義憤にかられて、参院選後、わずか2ヶ月で一気に小説を書き上げたということですが、急いで執筆にとりかかったのには訳があったそうですね。とある政治家を守るためと伺いました。新潟県の泉田知事をですか?

小説の中では、まさに地方自治体のトップがスキャンダルで失職させられるシーンがありますよね。

若杉:

新潟県の泉田知事は原子力を推進する勢力からすると目の上のたんこぶだから、正直、非常にあぶない立場だと思います。泉田さんは官僚の適当さを知っていますから。僕が書きたかった動機の一つは、泉田知事があぶないということ。泉田知事を救うためには、泉田知事が国策捜査で逮捕されるというストーリーを逮捕されるまえに明らかにしておけば彼を守れると思ったからです。今は彼しかいません。橋本徹さんがあんな風になってしまって・・・。首長のなかで原子力に規制がかけられるのは彼しかいません。絶対に頑張って欲しいと思っています。

堀:

霞ヶ関にとって目障りな権力者を、どのようにして失脚させるか?その手口の一例は、小説の中に描かれているんですが、それを後ろで支えているのが、巨大な原発利権「モンスターシステム」として描いていらっしゃいます。このシステムを切りくずして、健全な仕組みをつくるためには、どのような改革が必要なのでしょうか?

若杉:

モンスターシステムの巧妙なところは、今だとパーティー券というのは20万円以上買わないと公開されません。だから、政治献金やパーティー券の公開の加減を0円にしていしまう。買った人は必ず公開するということで、誰が資金を提供したかということをガラス張りにする必要があります。これは、一時期政権を取る前の民主党も公約に掲げていました。維新の回も太陽の塔と一緒になる前は公約にしていましたが、政権が近づくと彼らは公約からおろしてしまいました。これを本当に実現すれば、金の出し手というのが分かります。後は電気料金が、電気会社の二次下請けとか三次下請けとかそういうところに通常よりも高い値段で消えてしまっています。その電気料金からのルートも断たなくてはいけません。他にも、政治献金をする動機や、その資金を元から断つ意味で、「発送電分離」の仕組みを、今進めようとしている“法的分離”ではなく“所有権分離”という形にできるかどうかもポイントです。

堀:

ただ、なかなかこうした根本的な改善策についてはなかなか公の場で議論のテーマとしてあがってきませんが、例えば、情報が電力会社によってメディアコントロールは続いているのでしょうか?

若杉:

日本の原発にはコアキャッチャーが無いけれど、ヨーロッパの原発にはあります。そういう事実は、再稼働したい電力業界にとっては隠したい不都合な真実です。電力会社をはじめ、関連会社は相当に力をいれて、メディアでの巻き返しを図っていると言っても間違いではありません。

堀:

特定秘密保護法が可決されました。この法案が施行されるとこれまで間接的に、あるいは直接的に官僚の方から聞こえてきた情報が出てこなくなると思うのですが、若杉さんはどうご覧になっていますか?

若杉:

私が一番心配しているのはそれだけでなくて、特定秘密に関わるものの資質が劣化すると思います。特定秘密でなければその秘密の取り扱いにかかる政策について前任者にも相談ができるし、十年前の先輩にも相談できるし、仲間にも相談できて、多面的なチェックができます。でも、それができないと、前任者、同期、先輩にも相談できなくなります。あなたとあなたと、という少ない人数で考えなくてはいけません。非常に質が劣化してしまいます。

堀:

率直にお話が伺えて良かったです。小説だけではなくて、官僚として改善策を現場で実行されていくのですか?

若杉:

自分の力が及ぶ限りはやりきりたいと思っています。

堀:

どうか、刺されない様に気をつけて下さい。

霞ヶ関の中にも、若杉さんのような官僚の方がいると知る事はとても大きい事ですから。


堀潤
ジャーナリスト/NPO法人8bitNews代表

ジャーナリスト。77年生。01年NHK入局。「ニュースウオッチ9」リポーターとして事件・事故・災害現場等を取材。独自取材で他局を圧倒し報道局が特ダネに対して出す賞を4年連続5回受賞。10年、「Bizスポ」キャスター。12年、UCLAの客員研究員。日米の原発メルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画「変身 Metamorphosis」を制作。13年よりフリーランス。J-WAVE「JAM THE WORLD」、テレビ愛知「激論コロシアム」、東京MXテレビ「ニッポンダンディ」、NOTTV「#エンダンW」フジテレビ「ニュースのゲンテン」など担当。NPO法人8bitNews代表。淑徳大学客員教授。


 

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コメント
 
01. 2014年2月06日 10:59:02 : CmA30JcNcQ
モンスターシステムって今いちの語感・インパクトだけど、ドラマ化・映画化して欲しいが到底無理かいな。
案外二枚目の新潟県・泉田知事(見た目も肝心だよな)の奮闘ぶりも、もっと報道して欲しいがこれまた無理筋か。

売れない兼業俳優陣(干されても大丈夫な)と不況で解体寸前のスタッフ・監督たちで、予算は反原発勢力から集めて、リアルポリティークの欺瞞を晒すとか…できるんでねーか。
DVD化したら売れるとおもうぞ〜


02. 2014年2月06日 12:52:12 : rwgORSmgTI
面白い本の一つだと思う。
読んで損はない。

03. 2014年2月06日 17:56:04 : BOLuTLFLBM
本当に国家公務員ならば5月には本の印税収入で課された高額な住民税の納付通知が役所に届く。これでライターが一発で特定される。

バレナイ方法があるのだろうか?

事実上、役所を告発したのだから退職を迫られそうだ。

こちらが心配だ。


04. 2014年2月07日 03:42:05 : 3XxpwluUCc

 NHKは国民にとって犯罪者(=洗脳機関(=誇張報道)が明白)であり関係者は犯罪者組織の一員である。
 

05. 2014年2月07日 11:53:30 : 1PaWqGl006
報復人事ぐらいで済むと思うなよ。
奥さん、お子さんを大切に、な。

…なんてことを考えてる人がいますよ。
一人で電車には乗らないように。
公安の「ねつ造チーム」に狙われたら、終わりだ。


06. 2014年2月07日 12:37:41 : WH34AV1sGY
「小説」だから手は出さないでしょうね
石井紘基氏みたいに、公の立場で「事実」として公の場所で、告発した場合に
やられるわけでしょう

07. 2014年2月07日 15:17:34 : esn7u1qJOo
ばれて困るようなら最初からこんな小説なんか書かないよ。

2重3重に保険はかけてあるだろうから大丈夫だよ。


08. 2014年2月07日 16:15:56 : pRu0wim6Xc
何の事はない、NHKはたかりカツアゲやる「街のおにいさん」と大差ない。いかにも体裁付け善人面して放送している分、むしろ彼らより悪質と言える。

金払う視聴者には放送内容や制作に関わったり経営内容に口出す等一切させないでおいて何が受信料だ。強制徴収するなど、ファシズムそのものだ。

NHKよ潰れよ。NHKを潰そう。皆の衆、彼らのタカリカツアゲに抵抗しよう。


09. 2014年2月08日 00:48:45 : ESgW4yyyt6
>>07
パターンみてると真に受ける方がバカ観るでしょうね
どうせ第三帝国がどうとか途中から言い出しますよ

10. 2014年2月08日 16:22:24 : SJQ2DBf13c
>03 ゴーストライターで口座も仮名で直にはばれないのではないでしょうか
 口座名義人の住所は実在するが、現住所ではないとか・・方法は有りそう

何度もやると何処かでばれる糸口を与えかねない


11. 2014年2月08日 17:51:32 : jnaGcYEN5I

>>新潟県の泉田知事は原子力を推進する勢力からすると目の上のたんこぶだから、
>>正直、非常にあぶない立場だと思います。泉田さんは官僚の適当さを知っていますから。
>>僕が書きたかった動機の一つは、泉田知事があぶないということ。
>>泉田知事を救うためには、泉田知事が国策捜査で逮捕されるというストーリーを逮捕されるまえに
>>明らかにしておけば彼を守れると思ったからです。今は彼しかいません。
>>橋本徹さんがあんな風になってしまって・・・。
>>首長のなかで原子力に規制がかけられるのは彼しかいません。
>>絶対に頑張って欲しいと思っています。

ほんと、その通り!
泉田さんは決死の覚悟で、柏崎刈羽の再稼働を阻止してくれている。

事故から3年近くも何もしないで、陶芸やって遊んでた人に、
「柏崎刈羽原発の再稼働阻止する」なんて言って欲しくない!
泉田さんの3年間の苦労も知らず、あれを言われた時は無茶苦茶腹が立った。

泉田さんは、前回の東電社長との会見で、
柏崎刈羽の再稼働について、金融機関が猛烈に東電にプレッシャーをかけていることも言い、
社長はそれを認めた。
メルトダウンを隠したことも、国の命令だったんでしょ、と聞き、
それを認めた社長に、「国のどこですか?」とまで聞いた。
これは、すごいことだ! 細川にこれだけ突っ込んだことが言えるか。
小泉の援護がなければ、出馬する気もなかったくせに。

泉田さんは、戦っている。命の危険も、でっち上げ逮捕される危険も冒して。
原発を有するすべての自治体の長が、泉田さんのように強く戦えば、脱原発は叶う!


12. 2014年2月08日 22:36:10 : aDK7M0dekk
ここが有害サイトに指定されるのは当然のことだ。ネットでも現実でも世間や人様に迷惑ばかりかけて、警察からマークされる人生しか送れない汚物の掃きだめの何が「健全な批判精神(笑)」だ

[12削除理由]:アラシ
13. 2014年2月08日 23:22:33 : Je5Rpu9v7o
11>
国のどこだったんだよ、まじめにやれ

14. 2014年2月09日 11:39:22 : hHeDdPSYYQ
>>07
同意。
内部告発の振りをした情報工作、洗脳工作だろう。
細川を脱原発の分断工作だという割には案外こういうのに気が付かないアホが多い。


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