ただ、やはり、体制側の人らしく、東電の発表に疑問を挟むことはしないことが多いと思います。

今回のビデオでも、メルトダウンや1号炉の爆発原因は電源喪失だとされている様子ですが、地震でかなりの被害を受けて、地震直後に相当な放射能漏れがあったことは確実です。このことの意味は、少なくとも配管損傷があり、地震直後に原子炉の冷却不能の事態に至っていたということのはずです。

そして、電源喪失の原因は地震の揺れではなくて津波だとされていますが、これも疑問に感じます。電源車などは地震直後に、と言ってもかなりの時間、つまり、5時間とか6時間とか経過した後である様子ですが、電源車などが現場に行っていて、しかし、どれも役立たせることが出来なかったとされています。しかも、電源車に至ってはプラグ形状が合わなかったからとされていますが、そんなことは現場で幾らでも加工ができ、どうにでもなることです。自分は電源喪失はある意味人工的に、故意に作られたことであり、これが、多分事態を甘く見た結果の工作で、結果として3号炉の爆発を引き起こしてしまい、とんでもない事態を招き入れたのだと思います。

つまり、最初は、全て配管壊れと特に地震による1号炉の放射能漏れの隠ぺいに懸命になり、そのために全電源喪失を演出したが、それがとんでもない事態に発展してしまったというのが本当のところではないでしょうか。

ただし、こういった工作を誰が主導して行ったかはあまりはっきりしません。