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何としても子どもを被ばくから守るということを大人の責任としてやるべき/小出裕章助教 第8回インタビュー Powered
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/426.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 2 月 18 日 23:25:01: igsppGRN/E9PQ
 

何としても子どもを被ばくから守るということを大人の責任としてやるべき/小出裕章助教 第8回インタビュー Powered by ホワイトフード文字起こし
http://hiroakikoide.wordpress.com/2014/02/18/whitefoodqa_2014feb18/
2/18 22:00 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ



▼動画音声 Youtube


放射能測定を行って食品を販売している通販サイト「ホワイトフード」による小出さんへの8回目のインタビューがYouTubeで公開されていましたので、このブログでも共有させていただきます。また、文字起こしも行いました。
(同店のWebサイトにも文字起こしページが公開されています)


▼ホワイトフードの文字起こしページ
ホワイトフード


▼ホワイトフードのFacebook
ホワイトフード


◆ホワイトフード


京都大学原子炉実験所の小出裕章助教に、学校給食の検査についてインタビューさせて頂きます。
小出先生、よろしくお願い致します。


◆小出


こちらこそ、よろしくお願いします。


◆ホワイトフード


一つ目の質問です。
Q.1《学校給食による子どもの被ばくを最小限にするために》
(1)食べる量が多いの主食を毎日検査することと
(2)少量だが放射能に汚染されやすい食べものや放射能が多く降った産地のものに注力して検査ということを考えましたがどのように思いますでしょうか?


◆小出


はい、正しい方針だと思います。
ただし、こういう検査というのは、単発的に思いつきでやってもダメなわけで、どういう食べもの、そしてどの産地のものがどの程度汚れているということを系統的に調べていく必要があると思います。


◆ホワイトフード


はい、了解しました。
ありがとうございます。
二つ目のご質問です。


Q.2《検査体制について》
予算と運用の難易度を考えまして、Nalシンチレーションスペクトルメータを各学校に置いて毎日検査し、事務局にゲルマを置いて、各学校の給食を深く検査していくという二つの検査体制を考えてみたのですけれども、どのように思いますでしょうか?


◆小出


はい、森さんがおっしゃっていることは、現状に基づくのであれば、やむを得ない方針だと思います。
本当であれば、ゲルマニウム半導体検出機をすべての学校で設置して、そこで測るべきだと私は思いますけれども、残念ながら、現状ではそれができないだろうと思いますので、事務局でしっかりと測定体制を整える、そして学校の現場ではNalを使うということが今の時点では仕方のないことだと思います。


ただし、ですけれども、今私たちが向き合っている汚染というもの、子どもたちを何とか守りたいと思っている汚染というものは、元々は東京電力福島第一原子力発電所の原子炉の中にあった放射性物質です。
東京電力の列記とした所有物だったわけですから、その東京電力の所有物がどこにどれだけの汚染を落としているかということは、本来であれば東京電力が測定して人々に知らせるべき責任があるものだと私は思いますので、引き続き東京電力にもっときっちりと測定をするようにという要求をする必要があるだろうと思います。


◆ホワイトフード


了解しました。


Q.3《運用の難易度について》
今、運用の難易度ということが出てまいりましたけども、ゲルマを各学校に設置していく場合の難しさというのはどの辺にあると思いますでしょうか?


◆小出


はい、ゲルマニウム半導体検出機というのは、まず当初設置するだけでもお金がかかりますし、その上で使用しようと思うと零下150度に冷やしておかないと動作しないという測定器です。
そのために通常は液体窒素というものを使って冷やしているのですが、それを恒常的に維持していくことはかなり手間がかかることですし、専門的な知識を持っていない方にはなかなか難しいだろうと思います。
それぞれの学校でそのようなことを本当にできるかなと思うとなかなか難しいかもしれませんし、今聞いて頂いたように東京電力にやはりやらせるということを皆さんが要求したらいかがかなと私は思います。


◆ホワイトフード


はい、ありがとうございます。
あと三つ目なんですけども、小出先生のほうで、


Q.4《学校給食の検査について》
学校給食の検査を進める上で、気をつけたほうがいいことや、あるいはこうすべきじゃないかというご意見とかはございますでしょうか?


◆小出


はい、まずNalという測定器を使うことは、先程やむを得ないと私は発言したわけですけども、Nalという測定器はかなり検出限界というか、測れる汚染が高いものしか測れません。
そして、Nalで測って検出限界以下だった、つまり測れませんでしたということになってしまうと、何か汚染がないのではないかと皆さん錯覚されてしまうのではないかと思います。


しかし、残念ながらこの地球という星は1950年代1960年代に大量に行われた大気圏内核実験ですべて汚れていますし、福島第一原子力発電所の事故が起きる前から、すべての食べものが汚れていたのです。
その上に福島第一原子力発電所の汚染が今、上乗せされてしまって、とびきり汚染が強いものとかいうものが存在してしまっているわけです。


ただ、今聞いていただいたように汚染のないものはないというのが事実ですので、Nalで測って仮に汚染が測れなかったからといって、汚染がないというように錯覚してはいけないだろうと思います。


◆ホワイトフード


はい、ありがとうございます。
あと、あの最後にですね、


Q.5《関係者に一言》
学校給食の検査を進めてくださっている関係者に一言あればいただければと思います。


◆小出


はい、学校給食の検査をしてくださっている皆さん、大変ありがたいと思います。
私自身は原子力というものをここまで許してきてしまったことに関して、日本にいる大人はそれなりに責任があると思っていますし、大人が被ばくするということはやむを得ないことだと思いますけれども、子どもに関する限りは、原子力を許した責任、あるいは福島第一原子力発電所の事故を引き起こした責任はありませんので、何としても子どもを被ばくから守るということを大人の責任としてやるべきだと思います。
その時に一番大切なのは子どもたちが食べる学校給食というものなわけですから、学校給食に関してはできるかぎりきちっと測定をして、子どもたちを守ることをやりたいと私は思います。
そのために力を貸してくださっている皆さんに、私からもお礼を申し上げたいと思います。


◆ホワイトフード


ありがとうございます。
質問は以上になりますので、また引き続きよろしくお願いいたします。


◆小出


はい、こちらこそよろしくお願いします。


◆ホワイトフード


ありがとうございました。


◆小出


はい、ありがとうございました。


※同店の文字起こし文章をベースに、Youtube動画音声に合わせて若干の修正を加えました。


 

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コメント
 
01. 2014年2月18日 23:55:34 : UWmTFQxZgQ
いままで、原発阻止活動など、全くしてこなかった、小泉・小沢の脱原発一本化。
小沢さんは、あの巨大で、無駄なオリンピック施設にも異議を言わないで、オリンピック役員。  子供たちの、被爆状況と、これから深刻になる、甲状腺のがん、白血病などの状況を考慮したら、とてもオリンピックどころではないのに、信じられません。
脱一本化と唱えるだけで、子供たちを守る、被爆検査など、まったく言わない。原発以外は、殆んど自民の政策と同じ、新党立ち上げに、強制的に、阿修羅の人を洗脳しようとしてます。 みなさん、今、投稿選んで見ています。  小出先生どうか、子供たちを救う、情報発信、止めないで、頑張って下さい。  お願いします・・・

02. 山田隆 2014年2月19日 06:36:15 : 3ea.l7jC04f2k : ezKjFNrfto
小出裕章教信者赤カブは本当にしつけーな

小出裕章は広告塔そのものだ。

阿修羅を企業広告に使うのは、投稿規定に違反しないのだろうか?

管理人に通報してみる。

[12削除理由]:アラシ

03. 2014年2月19日 10:07:36 : n8usGiH2gg
 01、02のコメントは、「ピント」が大きく外れているね。

04. 2014年2月19日 10:12:18 : n8usGiH2gg
 意味不明なコメントだね。01.02は。「ピント」が大きく外れている。

05. 2014年2月19日 12:10:49 : UWmTFQxZgQ
03、04、
小沢さんが、脱原発一本化を唱えるなら、まず、オリンピック役員として、あの無駄な会場の縮小などを訴えて、福島、および、全国に、被爆が広がっている、子供たちを始め、国民全部の、健康調査など訴えるのなら、理解できますが、小沢さんの、脱原発は、12.16の時もそうですが、選挙の時だけです。
オリンピックより、子供たちの命を、優先すべきです。

06. 2014年2月19日 16:22:50 : q3a59GpkZM
2014/02/15〖青森〗「44トンのプルトニウム処理に必要なフルMOX大間原発」 〜第2回脱原発弘前映画祭 講演 小出裕章氏ほか

「広島原爆の1万4000発分の死の灰が溜まっている」という、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールついて、小出裕章氏は「現在、その貯蔵燃料を移動している。それが完全に達成できたら、今後、大量の放射性物質が吹き出すことはないと思う」と希望を語り、また一方で、次のような懸念を述べた。

 「しかし、事故は収束していない。すでに、炉心がどこにあるかわからない。汚染水もあふれ出ている。それにもかかわらず、日本政府は事故を忘れさせようと策謀をめぐらす。自民党は、停止中の原発を再稼働させようとし、新設、海外輸出までしようとしている」──。

 2014年2月15日(土)、青森県弘前市の弘前文化センターで開催された「AFTER311 第2回脱原発弘前映画祭」の中で、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏の講演・トークイベントが行われた。小出氏は、福島原発と青森の現状、そして、今後の課題について、前後半の2部に分けて講演した。


※掲載期間終了後は、会員限定記事となります。

記事目次
発電1年にウラン1トン=広島原爆1000発分の死の灰に
広島原爆の1万4000発分の死の灰が溜まる4号機プール
原発事故関連死は1500人以上
4号機の使用済み核燃料の移転の見通しは
再処理工場の目的はプルトニウム
44トンのプルトニウム処理に必要な大間原発
140人で広島原爆1発分の責任を負っている日本人
1950年代から地球は汚染されている

脱原発ミニライブ&トーク 矢澤アイサ氏/山下知徳氏
アピール 大間原発訴訟の会/なくそう原発・核燃あおもりネットワーク
講演・トーク 小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)「あの日からもうすぐ3年 〜フクシマの現実と青森のこれからは」
司会 宮永崇史氏(弘前大学教授)
日時 2014年2月15日(土)13:55〜
場所 弘前文化センター(青森県弘前市)
告知 AFTER311 第2回脱原発弘前映画祭 (PDF)
http://www.nakuso-gk.net/event/thirashi/20140215after311.pdf
 毎週金曜、青森駅前で核の危険を訴えている山下知徳氏と、福島から弘前に避難した反原発シンガーの矢澤アイサ氏のミニライブのあと、大間原発訴訟の会の武田とし子氏、なくそう原発・核燃あおもりネットワークの中村氏がアピールを行った。

 武田氏は「函館市長が、(大間で原発事故があったら)函館が存続できないと判断し、函館市議会が訴訟費用を予算化、函館市は東京地裁に、大間原発の建設差し止めを求めて提訴するという。当会はすでに、2010年、函館地裁に訴訟を起こしている。大間原発は、全炉心がMOX燃料で稼働する、世界で前例のない、とても危険な原子力発電所だ。事業者のJパワー(電源開発)が、原発を持つのも初めてのこと。当会では年間3000円の会費で誰でも原告になれるので、ぜひ参加してほしい」と、原告団への参加を訴えた。

発電1年にウラン1トン=広島原爆1000発分の死の灰に
 続いて、小出裕章氏の講演に移った。司会は、弘前大学教授の宮永崇史氏が務めた。

 小出氏は「青森は、核燃料サイクルの総本山にされてしまった」と切り出し、「広島原爆には800グラムのウランを使用した。原発では、年間100万キロワットの発電ために1トンのウランを燃やし、1年発電するたびに、広島原爆1000発分の死の灰をため続けていく」と述べて、原発の危険性を説明した。

 「福島第一原発は停止しているが、その圧力容器にたまった死の灰は、熱を発し続けている。それを冷やすのを止めると炉は溶け落ちるが、おそらく、もう、原子炉格納容器まで溶け落ちている。現在、水をかけて冷やし続けているが、その水も、どこかに漏れ出ている」と現状を語った。

広島原爆の1万4000発分の死の灰が溜まる4号機プール
 次に、福島第一原発の各建屋で起こった水素爆発を写真で説明し、4号機の使用済み燃料プールついては、「広島原爆の1万4000発分の死の灰が溜まっているだろう」としながらも、「現在、4号機の貯蔵燃料を安全なところへ移動している。それが完全に達成できたら、今後、大量の放射性物質が吹き出すことはないと思う」と希望を語った。

 「200種類以上ある放射性物質の中で、人間にとって一番危険なのは、セシウム137。広島原爆では、8.9×10の13乗ベクレルが飛散した。政府発表では、福島原発事故で、その168発分が飛び散った」とした上で、小出氏は「この数字は、過小評価」と断じ、「今回の事故は、犯罪行為。犯罪者が(数値を)正直に言うはずはない」と指摘した。

原発事故関連死は1500人以上
 そして、「今回の原発事故で死んだ人はいない、と言う有識者がいるが、双葉病院では45人が置き去りにされて死んだ。このような例はたくさんあり、原発事故関連死は1500人以上と思われる。牛、馬、家畜、ペットも同様に死んでいった」と語り、発災後の放射能汚染の状況を、地図を使って説明した。

 「法律では、1平方メートルあたり4万ベクレルを超えると放射線管理区域になり、完全除染をしないと、そこから外に出られない。福島、宮城県をはじめ関東一帯は、それ以上の汚染区域だ」。

 「国民が法律を破ると処罰される。法律を守るのは、国家の最低限の義務。しかし、日本政府は、法律を変えて罰則を逃れることをしてしまった。世の中は変わってしまった」と小出氏は嘆いた。

 続けて、「以上、述べたように、事故は収束していない。それにもかかわらず、日本政府は事故を忘れさせようと策謀をめぐらす。自民党は、停止中の原発を再稼働させようとし、さらに、新設や海外輸出までしようとしている」と訴えた。

4号機の使用済み核燃料の移転の見通しは
 宮永氏が、4号機の使用済み核燃料の移転の見通しとその期間、保管場所について質問をした。

 小出氏は「貯蔵プールは、実は床半分しか補強していない」と、4号機の現場写真やイラストを見せた上で、使用済み核燃料の移動操作を解説。「1週間で22本移動でき、2セットでやるというが、1年どころでは終わらない。1〜3号機にも、同様に使用済み燃料プールがあるが、まったく手をつけられない」と答えた。

 次に、除染の効果について聞かれると、「除染はできない。人間には放射能を失くすことはできない。移動させることしかできないから、『移染』と言っている。とにかく、子どもが生活したり、集まるところだけは、移染しなければならない」とした。

 また、除染で出たごみの行方について、「政府は中間貯蔵施設というが、嘘である。永遠に貯蔵する気だ。放射性物質は東電の持ち物なのだから、福島第二原発を、除染した廃棄物のごみ捨て場にするべきだ」などと話した。

再処理工場の目的はプルトニウム
 後半の講演で、小出氏は、今後の課題について話した。「青森県六ヶ所村の核燃料サイクル施設には、試運転中のウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設施設、高レベル放射性廃棄物一時貯蔵管理施設、試運転中の再処理工場、さらに、建設中のMOX燃料加工工場、余裕深度処分(一般の地下利用より十分余裕を持った深度に埋設する)廃棄物埋設施設がある」。

 さらに、「東通村には、停止中の原発(東北電力1号機)と建設中断中の原発(東京電力1号機)があり、大間町にはフルMOX炉が建設中。むつ市には、使用済み核燃料のリサイクル燃料貯蔵施設も建設中」と並べ上げた。

 「六ヶ所再処理工場は、プルトニウムを取り出すためにある」とし、「昔は、化石燃料が枯渇しても原子力がある、電気代がタダ同然で、かつ、絶対安全、という幻想があった」と話した。

 「再生不能資源では、石炭が一番豊富にある。2番目は、天然ガス、石油、オイルシェール、タールサンドと続く。ウランは貧弱な資源だ。ただし、プルトニウムは、核分裂しないウラン238から作り出せて、使用済み核燃料からも抽出できるので、再処理工場が必要になった」と解説した。

44トンのプルトニウム処理に必要な大間原発
 小出氏は、大間原発建設に対する熊谷あさ子さんの抵抗活動を紹介した上で、「Jパワーは、なんとしても、大間を稼働させようとしている。なぜなら、大間原発は、44トンも溜まってしまったプルトニウムを燃やすためのものだから。これは、長崎原爆の4400発分だ」と述べた。

 「使い道がなくなったプルトニウムは、世界から危険視されている。日本は使い道のないプルトニウムは持たない取り決めだ。だから、失くしたい。そのための大間原発であり、再処理工場だ」。

 「各自治体は、原発を喜んで受け入れたわけではない。しかし、交付金、補助金、資産税とお金に目がくらみ、いったん受け入れてしまうと抜け出せない。麻薬と同じ。麻薬患者が、自分の意志で麻薬を断ち切ることは、ほとんどできない。こんな『患者』を作った社会とわれわれが、麻薬から抜け出せるようにする責任がある」と訴えて、講演を終えた。

140人で広島原爆1発分の責任を負っている日本人
 宮永氏は、福島事故と再処理の関連性について質問した。小出氏は「日本の原子力発電は、1966年の東海原発から始まり、毎時8兆キロワット発電してきたが、広島原爆130万発の死の灰を作り出した。セシウムは、半減期の減少分を入れても90万発分、残っている。国民140人で広島原爆1発の責任を負っている、ということだ」と補足した。

 「(放射性物質を)消せないのなら、隔離するしかない。宇宙空間、深海底、南極の氷床下は禁止された。最後に残ったのが地層処分で、100万年間、保存することが決まった。127年前まで、日本には電気がなかったのに、低レベル放射性廃棄物は300年間、六ヶ所村に埋め捨てにして責任を取る、と自民党は言う」。

 ここで、小出氏は、日本国の歴史を例にとり、「皇紀2673年、明治からは145年。しかし、高レベル放射性廃棄物は100万年保管しなくてなならないのだ」と呆れた。(年号は2013年計算による)

1950年代から地球は汚染されている
 海の汚染度の質問には、小出氏は「ストロンチウム90は、1000分の1しか外に出なかったが、水に溶けやすい。おそらく、汚染水のストロンチウムは、セシウム137と同等にあると思う。しかし、計測がたいへん難しい上、政府もデータは出さない。また、海産物は水揚げした場所が産地表示になるので、注意が必要だ」と警鐘を鳴らした。

 その上で、「人類は、1950年代からの大気圏の核実験、チェルノブイリ原発事故などで、福島原発事故の何十倍も汚染されている。それを踏まえて、注意をしながら海産物を選ぶしか道はない」とした。

 最後に、小出氏は「私の家にエアコンはない。研究室でも極力、使わない。車も使わず、エレベーターなども乗らない。日常生活ではなるべくエネルギーは使わないようにしている」と節電の大切さを訴えて、講演を終えた。〖IWJテキストスタッフ・関根/奥松〗 

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125377


07. 2014年2月19日 16:42:27 : q3a59GpkZM
2014/02/18 都知事選を終え、福島原発告訴団・河合弘之弁護士「もうノーサイド」

 2013年9月に発刊した『これでも罪を問えないのですか!〜福島原発告訴団50人の陳述書〜』の出版記念メディア懇談会が2月18日、弁護士会館で開催された。2011年3月11日の東日本大震災、および福島原発事故から3年が経過しようとしているが、いまだ事故収束どころか大量の汚染水が流出するなどのトラブルが相次ぎ、事故処理は付け焼き刃的な状況だ。

ゲスト 落合恵子氏(ブックレット「まえがき」執筆)、広瀬隆氏(2011年に刑事告発)
日時 2014年2月18日(火) 18:30〜
場所 弁護士会館(東京都千代田区)
広瀬隆氏が電力会社の津波対策と検察の詭弁を一喝
 福島原発事故で東京電力幹部らを刑事告発している裁判で、主任検事を務める杉山徳明氏は、2013年9月10日、作家の広瀬隆氏と明石昇二郎氏を前にして、自ら不起訴処分を決めた最高責任者だと吐露している。不起訴処分にした理由について、杉山氏は「福島第一原発でメルトダウン、水素爆発に至った事故の原因は、東電が予測できなかった(想定外の)大地震の津波によって電源が喪失したことにあったので、刑事事件として予見して、事故を防止することが可能であったと立証することは困難である」と話したという。その際、広瀬氏は「電力会社が津波の低い想定をすれば、すべて無罪になる。検察がすべての原発事故を保証している」と非難したことを語った。

原子力ムラお得意のハコモノ、『福島県環境創造センター』計画
 福島原発告訴団長の武藤類子氏、福島県いわき市議会議員の佐藤和良氏は、福島県と国が拠出する『福島県環境創造センター』を紹介。この計画は、福島県三春町と南相馬市にそれぞれ施設を作り、原子力関連施設の周辺モニタリングや教育・研究機関などとして運営していくもので、福島県三春町で2015年度から開所する予定となっている。計画案によると、施設整備費に100億円、年間運営費には10億円もの額が見込まれている。

河合弘之弁護士と海渡雄一弁護士「もうノーサイド」
 2月9日の東京都知事選挙で脱原発を掲げた細川護熙氏と宇都宮健児氏。福島原発告訴団の弁護士である河合弘之氏と海渡雄一氏の両氏は、それぞれ応援した候補者が異なっていた。これについて、河合弁護士は「(今では)二人は仲良くしています。どうぞご安心下さい。もうノーサイドでございまして、今まで戦ってきたように、それ以上に、仲良く力を合わせて頑張ります」と今後の抱負を語った。(IWJ・石川優)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125682


08. 2014年2月19日 17:15:27 : UWmTFQxZgQ
落合恵子様、  関東地区に住んでいますが、いま、体調悪くしている子供達が増えています。  今後、急速に、大人も含めて、状況悪化していくでしょう。
被爆者や、国民の命より、利権第一、数合わせの政治うんざりです。  どうか、子供たちを守る手段、考えて下さい。

09. 2014年2月19日 19:29:29 : IAv7kodeOU
子供を守るために安全食品売るなら、購入者に年齢制限つけなければおかしい。本当は原発事故で金儲けしたいだけなんだろ。

10. 2014年2月19日 20:04:09 : QsRzKY6J9E
小出氏の言動は矛盾している。
大人は子供を守るために汚染食品食べろ。
年齢に応じて40禁、50禁と年齢制限をつけて、大人は汚染食品を引き受け、子供にはきれいな食品を与える仕組みを作れ、福島の一次産業を守れと言いながら、やってることは北海道の安全食品の無制限販売。
安全な食品は子供に回すんじゃなかったのか?
これでは、金持ち、一部の危機感の強い人たちだけが助かることになるぞ。
福島の一次産業は守らなくていいのか?
でたらめだな。


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