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原発再稼動へまっしぐら 「ベースロード電源」というマヤカシ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/562.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 3 月 02 日 00:09:01: igsppGRN/E9PQ
 

原発再稼動へまっしぐら 「ベースロード電源」というマヤカシ
http://gendai.net/articles/view/news/148375
2014年3月1日 日刊ゲンダイ



原発推進ゴリ押し/(C)日刊ゲンダイ


 先日まとまった「エネルギー基本計画」の政府案で違和感を覚えるのが、原子力について「ベースロード電源」という見慣れない表現が使われていることだ。これまで使われてきた「ベース電源」の文言は、いつの間にか消えている。官僚お得意の鉛筆ナメナメでイメージを変え、原発推進をごり押しする考えなのだ。


「ベースロード」は「基底負荷」と訳される。電力需要の「底」の部分で、常に使われている電力のことだ。これを使った「ベースロード電源」は、これまでの「ベース電源」と同じ意味。常時稼働して電力需要を満たす電源ということになる。基本計画では、原子力発電所がその役割を担う。要するに、原発再稼働を前提にした計画というわけで、3・11の反省はな〜んにも生かされていないということになる。


 それでも政府が「ベースロード」の言葉を使った意図は明らかだ。「ロード」が間に入ることで馴染みが薄い言葉になり、「原子力発電所が基盤」という計画の本質がストレートに伝わりにくくなる。あらためて資源エネルギー庁に表現変更の意図を尋ねると、「折り返し担当者から電話させる」と答えながら、なしのつぶて。よほど答えたくないらしい。


 ジャーナリストの天笠啓祐氏が言う。


「基本計画は、ベースロード電源について、『運転コストが低廉で、昼夜を問わず安定的に稼働できる電源』とも定義している。必要なのは安さで、それには原発がふさわしいという理屈です。でも、ひとたび事故を起こせば、途方もないコストがかかる。福島原発の事故で、これは明らかになっています。それでも原発を再稼働させるのは、アベノミクスのために必要だからでしょう。事故を起こさなければ安いから、安倍政権が掲げる経済成長に必要ということ。目先の利益のために、未来の世代を犠牲にするわけです」


 アベノミクスの化けの皮は剥がれているのに、そんなデタラメを続けるために、リスクを顧みず原発まで再稼働させる。そのために表現だって変えたのだ。


 なんともおぞましい光景ではないか。


 

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コメント
 
01. 2014年3月02日 02:25:33 : 1ioo7h1uY6
■ベースロードにする訳は

 @発電コストが高いから

  最高効率ポイントで一定運転をし

  発電単価を下げる必要がある

 A原発は危ないから

  負荷変動のない一定運転をし

  事故確率を下げる必要がある

 ようは

  原発を目いっぱい運転するって

  言ってるんです



02. 2014年3月02日 06:15:18 : RvPCRrzFFs
科学技術の進歩はさほど向上しそうにないね。

03. 2014年3月02日 14:18:36 : tJWLSQXm5Y
------事故を起こさなければ安いから

これが子どもじみているんですね。たとえ小さなプラントでも事故のリスクはコストに
入れる。こんな恥ずかしいことをしていれば、日本の格付けがまた下がる。格付けが
下がれば金利があがり、経済成長にマイナスになるとわからないのだろうか。

しかもそのリスクたるや、日本が消えてしまう可能性もある。それも結構高い確率となる。
船橋洋一の「カウントダウン・メルトダウン」を読むとわかるが、福島第一の事故にして
も投げたコインが縦に立つくらいの幸運があって最悪に進まなかったとわかる。


04. 2014年3月02日 18:05:11 : 7j5D9GRvKI
原発事故収束そのものにも多大な費用がかかるが、放射性物質の汚染は
他の産業にも多大な損失をもたらす。被災者への補償も全うするべきだ。
それらを全て含めて原発コストだ。

05. 2014年3月02日 19:45:42 : 3HjVFo4eUw
川内原発近く活断層か
市民団体発見 九電に調査要請
鹿児島

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-02/2014030201_03_1.jpg
(写真)発見した断層について説明する立石雅昭新潟大学名誉教授=2月28日、鹿児島県庁

 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)周辺の断層を調べている市民団体「川内原発活断層研究会」と立石雅昭新潟大名誉教授(地質学)は2月28日、「原子炉から東へ800メートルのところで活断層の疑いがある断層を発見した」として、徹底した調査をするよう九州電力と県に申し入れました。

 申し入れに先立ち会見した市民団体は、2月10日に立石氏とともに、原発近くの林道で道路拡幅工事に伴い地表に露出していた地層を調査したところ、3本の断層を発見したと発表しました。

 立石氏は、活断層の可能性がある理由として「断層に含まれている粘土がとても軟らかく、13万〜12万年前以降に活動した可能性が高い」と指摘しました。

 九州電力は、川内原発周辺に活断層は見つかっていないとしていますが、市民団体は、今回発見した断層について「活断層ではないという科学的根拠を示し、活断層を否定できなければ原発再稼働を断念し、徹底した調査をするよう求める」と九電に申し入れました。

 九電側は「担当に伝える」と話しました。

 日本共産党の井上勝博薩摩川内市議が同席しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-02/2014030201_03_1.html


06. 2014年3月03日 01:46:11 : 3HjVFo4eUw
2014/03/02 〖青森〗原子力市民委員会「新しい公論形成のための中間報告」意見交換会 ―出席 伴英幸氏ほか

 脱原発社会を目指す有識者・市民からなるシンクタンク「原子力市民委員会」(座長・舩橋晴俊法政大教授)は、脱原子力政策大綱作成のために各地で開いている意見交換会の一環として、2014年3月2日(日)13時半より、青森市の青森市民ホールで中間報告「原発ゼロ社会への道」の説明と意見交換を行った。大綱の発表は4月に予定されている。


※掲載期間終了後は、会員限定記事となります。

※13時半からの意見交換会の模様を、19時過ぎより録画配信しました。

□Ustream録画(録画配信映像 2時間58分)


司会 茅野恒秀氏(岩手県立大学准教授)
原子力市民委員会 説明
吉岡斉氏(座長代理、九州大学副学長、元政府原発事故調査委員会委員)「脱原子力政策大綱の構成(予定)」
伴英幸氏(第2部会、原子力資料情報室共同代表)「核燃料再処理政策の転換」
志津里公子氏(第2部会、地層処分問題研究グループ事務局長)「放射性廃棄物の処分について」
コメント
浅石紘爾氏(弁護士、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団)/大竹進氏(青森県保険医協会会長)/今村修氏(元衆議院議員、原水禁青森)/古村一雄氏(青森県議会議員)/澤口進氏(核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会代表)/三上武志氏(青森県反核実行委員会)
意見交換

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/127480


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