また地震がないから安全だとも言えない。
昨年２月にロシアでは隕石落下で大きな被害が出た。
隕石の落下は、巨大なものはまれかも知れないが、大きくないものは珍しくない。
原発を直撃しなくても、近海に落ちれば津波が起きる。

フランスは民主主義だから、前に言ったことを覆さない、どうのこうの言っているが、
原発の安全性は科学により客観的に判断されるものであって、政治は全く関係ない。
川の上流、ブドウ畑のそばにあろうがなかろうが、危険なものは危険である。

フランスの原発はより安全だと言っているが、全く根拠はない。
内陸にあれば、津波の危険はなくても、氾濫や渇水の危険は常にある。
スリーマイルも内陸にある原発だった。

おそらく次に原発が爆発するのはフランスの可能性が高い。
フランスでは、ラ・アーグ再処理工場で1980年、あわや人類滅亡寸前の事故が起きているし、
原発でも事故が頻発している。
2012年4月にパンリー原発で、2013年6月にはカットノン原発で火災が起きている。
隠している重大事故は数知れずだろう。
いつ大爆発が起きても不思議はない。起きればヨーロッパは壊滅する。

稼動を続ければ大事故は必ず起きる。時間の問題だろう。