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時を超え、場所を変え、作られ続ける原子力クライシス(星の金貨プロジェクト)
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/150.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 14 日 02:09:36: igsppGRN/E9PQ
 

【 時を超え、場所を変え、作られ続ける原子力クライシス 】〈1〉
http://kobajun.chips.jp/?p=18087
2014年5月12日 星の金貨プロジェクト


原子力の平和利用、そのプロパガンダが日本で作りだした数々の悲劇


日本には数多くの原子力の危険が、時間と場所を超えて存在している


全身をすっぽりと包みこんだ死の灰、その次に起きたこととは?


金子千穂 / フェアウィンズ 4月10日



福島第一原発の事故が明らかにしたもの、それはフクシマだけが日本に存在する危機ではないのだという事を明らかにしました。
日本の危機、それは時間と場所を超えて存在しているのです。


私はその根本原因を日本の二つの過去に求めることが出来ると考えています。
ひとつは日本漁船の第5福竜丸、もう一つは原子力発電を日本に強引に売り込もうとしたアメリカの政策です。


私は金子千穂、フェアウィンズ・エネルギー・エデュケイションの役員を務めています。


私が日本から戻ると、アメリカの友人たちは決まって私にこう尋ねます。
「日本は今、本当はどうなっているの?」


福島第一原発の事故が明らかにしたもの、それはフクシマだけが日本に存在する危機ではないのだという事を明らかにしました。
日本の危機、それは時間と場所を超えて存在しているのです。


福島第一原子力発電所では相変わらず予断を許さない状況が続いています。
私たちの耳には度々こんなニュースが飛び込んできます。
「これまで計測された中で、最高度の放射線量が観測用の井戸で検出された」
「汚染水を貯蔵しているタンクで、またも別の漏出箇所が確認された」



しかし、平均的日本人はこうしたニュースに段々と注意を向けなくなってきているようです。
福島第一原発で発生している事が極めて異常な事態であっても、日本の人々は鈍感になってしまっています。


私は福島第一原発の事故が発生して3年の月日が経つのにあたり、60年前のある出来事についてお話しようと思います。


そのアメリカの極秘実験の作戦名は『キャッスル・ブラボー』、1954年3月1日マーシャル群島にあるビキニ環礁で水素爆弾(水爆)の爆発実験を行うというものでした。
爆発の威力はアメリカ陸軍の事前の計算をはるかに上回るものとなってしまいました。
その結果、風下にあたる場所の住民も含め、この実験の影響を受けた人々は思わぬ惨禍に巻き込まれることになってしまったのです。


実験場所から160キロの場所にいた日本のマグロ漁船の23名の乗組員にも、予想もしない結末が待ち受けていたのです。


当時20歳の漁師だった乗組員の一人、大石又七さんのインタビュー記録が残されています。
大石さんは1954年3月1日朝早く、水平線上にまばゆく輝く光を目撃しました。やがてしばらくして、海全体を揺るがすような深い振動音がやってきました。
そして大石さんの目に、水平線に巨大なキノコ雲がみるみる盛り上がっていく光景が飛び込んできたのです。
しかし船上にいた誰も、それがいったい何であるのかの知識はありませんでした。



2時間ほどして、そのきのこ雲が第5福竜丸に猛スピードで襲いかかってきました。
そして純白の灰が大石さんと他の乗組員の全身を包み込みました。
今自分たちが浴びているものがいったい何であるのか、誰も知りませんでした。
その灰は熱くも無く、冷たくもありませんでした。


まもなく漁師たちは吐き気、そしてめまいに襲われました。
そして2、3日後、白い灰(その正体は水素爆弾の爆発によって吹き飛ばされたサンゴ礁のかけらでした)にさらされたすべての皮膚が赤くただれ、火傷の症状を現しました。
さらに10日後には、髪の毛が抜け始めたのです。


恐怖と肉体的苦痛にあえぎながらも、第5福竜丸はなんとか日本にたどり着くことが出来ました。
彼らは途中、アメリカ軍によって撃沈させられてしまうことを恐れ、あえて救難を送らなかったものと見られています。


アメリカ政府は希釈作用によって海洋汚染はとるにたらないものであると主張しましたが、日本政府は独自に調査を行い、マグロが放射性物質によって汚染されているという事実を突き止めました。
1955年末までに、3,000万人以上の日本人が核兵器禁止を求める嘆願書に署名しました。



高まる反核感情、反米感情こそは第二次成果大戦後の世界において、アメリカ政府が最も望まぬものでした。
すぐさまアメリカ政府はこうした懸念を払しょくするための工作を開始しました。


1953年にアイゼンハワー大統領によって作られた執行委員会である作戦連絡会議(OCB – 米国の利益を守るため各国家機関をまたがって組織され、国家安全保障会議に対して報告を行う – http://en.wikipedia.org/wiki/Operations_Coordinating_Board )は1954年4月、次のようなタイトルがつけられた内部文書を配布しました。
『水素爆弾および関連する情勢に対する日本の好ましからぬ態度を封じ込めるための、米国の対応行動一覧』


同時にこのOCBの報告書は、日本に対し実験的な原子炉の建造を勧奨すべきであると提言したのです。


こうしてアイゼンハワー大統領は日本国民に対し、核(原子力)開発技術のイメージを戦争における大量殺人技術から、経済の安定と繁栄をもたらす象徴へと変えるため、『原子力の平和利用計画』を立ち上げたのです。


そしてこの目標達成のため、第二次大戦後事実上アメリカの属国常態であった日本に、原子力産業の成長とともに経済的利益、戦略的利益を日米両国が共有する機会を提供したのです。



日本政府は内に秘めた野心から、アメリカ側のこの提案を喜んで受け入れました。
そして間もなく日本は政財界を挙げて、原子力発電事業推進の道を驀進し始めたのです。


〈 第2回につづく 〉


http://fairewinds.org/bringing-focus-back-life/
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今日から3回に分け、この稿をご紹介致します。
執筆者の金子千穂さんについては、原文が英語表記のため、私が付した漢字が誤っているかもしれません。
誤りがあった場合はお詫び申し上げます。


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【 時を超え、場所を変え、作られ続ける原子力クライシス 】〈2〉
http://kobajun.chips.jp/?p=18106
2014年5月13日 星の金貨プロジェクト


私たちの知らない場所で被爆し、発病し、そして命を落としてしまった人々


世界中で繰り返し否定され続ける、放射線被ばくと健康被害の関係


奇形のヘチマ、巨大化するインゲン豆、そして恐ろしい姿をしたカエル


金子 千穂 / フェアウィンズ 4月10日


1955年に、アメリカ側の提案を受けるため日本で原子力基本法が成立しました。
そして1960年代半ばには日本で最初の商業用原子炉が完成したのです。
これは原子力発電がどのようにして日本の人々、そして世界中の人々に押しつけられていったのか、その実例の一端を示す一つの出来事でしかありません。


この稿の〈1〉で、第五福竜丸の乗組員であった大石又七さんについて言及しました。
しかしアメリカがビキニ環礁で行った水爆実験により放射能に被爆しながら、その名前も実態も解らずにいる多くの人々がいるはずです。
彼らは私たちの知らない場所で被爆し、発病し、そして命を落としてしまったものと思われます。


マーシャル諸島の住民たちは、アメリカ軍の水爆実験による避難を強制されました。
そのわずか2年後には汚染されてしまっている故郷への帰還を許されましたが、待っていたのは汚染された土地で収穫された食料、そして飲料水によるさらなる放射性物質による被ばくでした。



第五福竜丸の乗組員であった大石さんは、アメリカ政府から補償金として当時のお金で200万円を受け取りました。
※1955年の大卒男子の初任給は12,907円。( www.777money.com/torivia/daisotu_syoninkyu.htm )訳者注。


しかしこの補償金を受け取ったことで、大石さんは一部の人びとからあらゆる種類の厳しい批判を浴びせられることになりました。
そして『被ばく者』となった大石さんは、差別を経験させられることになりました。
かつて広島や長崎の被爆者がつらい目に遭わされ、今また福島の一部の人々が経験させられていることを…
結局大石さんは移住を余儀なくされ、何年もの間本当はどういう人間であるかを隠し続ける生活を強いられることになりました。


そして彼のこどもが死産であった時も、彼自身が肝臓がんを発症した時も、アメリカ政府からの補償金を受け取ってしまった大石さんは、いかなる疑問を持つことも、不平不満を口にすることも、永遠にその権利を剥奪されてしまったのです。
これまでの数十年間、私たち人間は環境中に放射性物質が放出される事態を受け入れることを、途切れることなく強いられ続けてきました。


スリーマイル島とチェルノブイリを含む原子力発電所の事故、あらゆる種類の核兵器実験、そしてイラクやその他の場所では実際に劣化ウラン弾が使われました。
さらにはアメリカ大陸の中西部、ロッキー山脈の東側とプレーリーの間を南北に広がる台地状の大平原であるグレートプレーンズでは、資源の枯渇したウラン採掘鉱山跡が付近の河川や土地を汚染し続けています。
ここから漏れ出した放射性物質は付近で収穫される農作物などを汚染し、それを口にするすべての人々の健康の脅威となっています。
そしてここで採掘された石炭にはもとからウラニウムが混じっており、それを燃やせば煙と一緒に放射性物質が大気中に向け拡散されることになります。


放射線被ばくは、定量化することが困難です。



放射線の人体に対する影響についてのデータは第2次大戦以来収集が続けられてきましたが、核兵器開発と原子力発電を続けようとする各国政府と原子力産業界によりすべて隠ぺいされてしまいました。


核=原子力に関わる事故や災害のデータは、事業の推進に障害となるものとそうでないものに分類され、場合によっては各国の政府によって改ざんされてしまった疑いがあります。


第五福竜丸の乗組員であった大石さんの1954年の体験は、核=原子力の恐ろしさを示す最もはっきりした例でした。
しかし大石さんですら、後に発症した様々な問題と放射線被ばくの関係は否定され続けたのです。


同じような理不尽な出来事は世界中で起きています。


2014年4月末は、スリーマイル島事故が発生してから35周年に当たります。
この事故の発生以来、地元では数々の疾病、そして障害を負って生まれてくる子供たちの報告が相次いでいます。
ノースカロライナ大学のスティーヴ・ウィング博士の疫学研究は、こうした障害の発生と放射線との因果関係を立証しています。
にもかかわらずアメリカ政府は、事故による影響を受けた居住者と疾病や障害との直接の因果関係を公式に認めることを拒否したのです。


そして今、私は日本で現実に起きていることに思いをはせています。
何か重大なことが起きつつある、それが私の正直な感想です。


私は福島に住んでいる人々の、個人としての多数の実例を耳にしました。
それは家族や友人の突然死が数多く発生しているというものでした。
中には赤ちゃんが突然死したケースもありました。
こうした事実が確認されているのは、福島県内だけではありません。
東京では人口に占める疾病率が上昇しているはずです。
体調を崩しているのは、もともと病弱であった人ばかりではありません。


私は福島第一原発から50キロほど離れた場所で暮らしている、花木の栽培と管理を職業にしている女性に会いました。
彼女は浴用スポンジにするためヘチマを栽培していますが、昨年、その前年に採取した種から育てたヘチマを見て戦慄を覚えました。
そのヘチマは実に直接花芽がついていました。
そして、彼女が育てたインゲンマメのいくつかは、異常に巨大になってしまいました。


福島市の近くでもう一人の別の人は、始めそれがカエルであるという事が解らない程、変わった形をした生き物を見つけました。
それはひどく奇形したカエルであり、この生き物の特徴である跳躍などとてもできない形をしていました。


これらは私が直接面接をした人々の口から直接聴いた、現実の出来事です。
かれらはこの自然の生態系の中には存在しない出来事について、記録し、写真を撮影していました。


そして私自身も説明不能の体験を強いられることになったのです。
私が日本に滞在していたのは12月から1月にかけて、約一カ月ほどでしたが、皮膚に湿疹ができた後、それが治らなくなってしまいました。
さらに福島に滞在していた時は、咽喉と目にひっかくような痛みを覚えました。


何かが起きています…
しかし私たちは今、それが何であるかを証明する手立てがないのです。


〈 第3回につづく 〉


http://fairewinds.org/bringing-focus-back-life/
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【 時を超え、場所を変え、作られ続ける原子力クライシス 】〈3〉
http://kobajun.chips.jp/?p=18143
2014年5月14日 星の金貨プロジェクト


子供たちが甲状腺がんを発症しても、事故との因果関係を否定する内外の『専門家』たち


権力にすり寄る『専門家』の心ない行動は、これまで幾度となく繰り返されてきた


政治と経済、そこにつきまとう権力欲と金、社会正義と対立するこれらが世界を支配し、世界を血と泥で汚し続けてきた


現実を直視し、勇気を奮って真実の議論を行い、正しい認識を求める人々を敵視する現在の日本の体制


金子 千穂 / フェアウィンズ 4月10日


現在国際原子力機関(IAEA)と福島医科大学は、福島県住民の健康データを収集・照合する作業を一緒に行っています。
多くの住民が恐れているのは、この取り組みが単に住民等を安心させるために行われているのではないか、あるいはさらに悪い事には真実を隠すための作業なのではないかという事です。


多くの人々はこの作業の先には、すでに結論が用意されているのではないかと恐れています。
すなわち福島県の人々が様々な病気を発症しても、福島第一原子力発電所の事故との直接の因果関係は証明できないという結論です。


昨年12月には福島第一原発の事故発生当時18歳以下であった254,280人の青少年に対する健康調査が行われ、このうち74名が甲状腺がんを発症、あるいはがんの疑いがある事が確認されました。
このうち34人の子供たちは手術が必要とされ、すでにその手術は終わっています。



この甲状腺がんの発症率は、まだ福島第一原発の事故が発生していない時点での発症率とは異なっています。
専門家の意見では100万人あたり、1人から17人の間で発症率の増加が認められます。
数値がいずれに近くても、現在の福島県内の甲状腺がんの発症率の増加は見過ごして良いものではありません。


しかし日本と世界の放射線の専門家の態度は、慨嘆に堪えないものです。
彼らはこうした事実が隠された現在も尚、福島第一原発の事故と子供たちの間の甲状腺がんの発症率の増加は『無関係である』という態度を変えていません。
権力にすり寄る『専門家』のこのような不見識な行動は、これまで幾度となく繰り返されてきました。
一体いつまで私たちは、このような不正義に耐え続けなければならないのでしょうか?


多くの日本人が今来る日も来る日も、どちらを選ぶべきかという望まぬ判断を強いられています。


今日はマスクをつける必要があるだろうか?


子供たちを連れて、もっと安全な場所に移住すべきではないのか?



今買おうとしているほうれん草は、放射性セシウムに汚染されてはいないのだろうか?


福島第一原発が太平洋に大量のストロンチウム90を漏出している事実が判明した今、魚を買って食べても大丈夫なのだろうか?


しかし私たちにとって最も大切な選択については、だれもその権利を認めてもらう事は出来ませんでした。


地中に眠るウラニウムをわざわざ掘り出し、濫用した結果放射性物質が放出され、私たちが暮らす世界を汚染してしまっても良いのだろうか?


福島第一原発で発生し、今なお続く危機は日本国内にだけ留まる問題ではありませんでした。
それは時を超え、場所を変え、作られ続けてきたのです。


何か私たちに出来る事はあるのでしょうか?


私自身の心の中では、この世の中に再び正義を打ち立てるにはもはや手遅れではないのか、そんなあきらめにも似た思いがともすれば大きくなりがちです。
政治と経済、そこにつきまとう権力欲と金、社会正義と対立するこれらが世界を支配し、世界を血と泥で汚し続けてきました。



可能な限りの重装備を施し、欲と二人三脚で弱い者・力ない者を蹴散らしながらばく進を続ける彼らの行く手を、祈りだけでさえぎる事など出来るはずが無いのです。


それを承知の上で、あえて私は言わなければなりません。


命、たとえそのひとつひとつはちっぽけであろうと、命、それは例えようも無く神聖なものです。


改めて人間の命が大切だと考えるなら、少なくとも私たちは放射性物質による環境汚染のペースを送らせるための手だてを考えなければなりません。


そして放射線の問題は、いわゆる『専門家』だけに任せておいて良い問題ではないのです。
彼らの正体はすでにお話した通りのものです。
放射線がこの地球で暮らしている人間、動物たちや鳥類、そして命を持つすべてのものに影響を及ぼすものである以上、私たち自身がしっかりとこの問題を見据え、取り組んでいく必要があります。
私たち一人一人の人間の生存を支えている空気、水、家庭、地域社会、もしそうしたものをいったん失ってしまったら、いくらお金を積んでも元通りに回復することなど決して出来ない、それが事実であり、真実なのです。



最後に、福島第一原発の事故が引き起こした日本の悲劇について、この3年間、関心を持ち続け懸念を表明して来られたことについて、あらためて私からお礼を申し上げます。
そうしたあなたの思いやりこそが、私の取り組みの支えとなっています。


私は日本国内で、勇気をもって献身的な取り組みを続けておられる人々にも感謝を申し上げます。
子どもたちを守るため、倦むことなく地方自治体や学校などに対する働きかけを続けておられる20代、30代、40代の母親のみなさん。


自らの自発的な取り組みにより土壌や食物の検査を行い、その情報を公開しておられる市民科学者の方。
そして自らの命や健康を刻一刻危険にさらしながら、事故収束のため福島第一原発で働く作業員の問題に光を当て、彼らを守るため活動を続けておられる労働者の権利の擁護団体の皆さん。


首都圏で子供たちの健康に異常を認め、その症例が増え続けている現状について警告を発する取り組みをされている医師の皆さん。


現政権や政府の政策を批判する人々を、現在の日本の体制はますます敵視するようになってしまいました。
そうした環境にもかかわらず、それぞれの場で真実を追求し、それを明らかにしようとしている人々こそが本当のヒーローです。



事実から目をそらし、真実の答えを求める作業を止める、そんなことをすべきではありません。
私はこの地球上のすべての命のために、そのことを祈り続けます。


〈 完 〉


http://fairewinds.org/bringing-focus-back-life/
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この国では先進民主主義社会では当然の権利、いや義務とも言うべき、正当な主張を行って事実を正そうとする行為を疎み、毛嫌いする傾向が見られます。
この場合用いられるのが「波風を立てる」という表現です。


しかし波風が立たなければ社会は進歩しません。
英国ピューリタン革命、フランス革命、アメリカ独立戦争…
私たち日本人は昭和初期、権力や軍部に対しずっと「波風が立たないよう」息をひそめていたおかげで、とんでも無い災厄に見舞われました。
様々な自由を奪われた挙句、広島や長崎には原爆が投下され、その他の大都市には焼夷弾が降り注ぎ、南太平洋では殺到する近代兵器に向かって生身をさらすよう命じられ、200万人以上が殺されてしまいました。


「波風を立てる」ことばかりを恐れていれば、またあの災いが降り注ぐことになる。
歴史は何よりその事を教えているのではないでしょうか?


 

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