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地震と原発の安全性<震度5や6で原発は事故を起こす
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/376.html
投稿者 天橋立の愚痴人間 日時 2014 年 5 月 24 日 22:02:20: l4kCIkFZHQm9g
 

福井地裁で大飯原発再稼働差し止めの判決がおりました。

それに対して大阪地裁、高裁は、「規制委で審査中であること」を 根拠に再稼働中止の仮処分申請を却下しました。

ここで少しは地震力とも付き合ってきた建築士としての意見を言います。

原子炉本体は鉄の塊で、転がしても、蹴倒しても壊れはしません。
震度で言うならば、震度20(実際は7まで)でも壊れません。
ガルで言えば1万ガルでも良いでしょう。
それで安全かの様に言っています。

ですが、何度も言いますように原子炉本体には多くの配管がつながっています。
強い揺れが(震度5でも)生じた場合、これらがどのようになるかを見てみましょう。

小学校の校庭での実験と考えてください。
直径1m位の鉄の固まりに、穴をあけて細い竹(直径1〜2cm)を差し込み、その端を貴方が持っているとしましょう。
地震が来て大地が揺れると、当然、貴方の体も揺れ動きます。

鉄の塊は、容易なことでは動かないので、竹を持ったあなたが動くと、当然に竹を差し込んだ部分には大きなねじれが生じます。
原発の場合でも原子炉本体とは別に、複雑につながれた無数の配管系統があるのです。

質量の差で、揺れに対しては異なる動きが発生します。
と言う事は、原子炉本体の損傷はなくても、配管の付け根はたやすく破損することになります。

最近では建築の耐震工法が発達して、建物の基礎から丸ごと地盤とは切り離し、大地が揺れても、その揺れが建物に、そのまま伝わらないようにする場合があります。

具体的には大型コンピューターを設置する建物に使われていて、5階建ての様な、結構大きな建物でもやっています。
地盤と建物の基礎の間に、スプリングを挟み込み、それで建物を支えているのです。

さすがに原発などの大きくて重量のある建物には実施さえてはいません。
技術的には可能でも、建設費がトンでもなく、無理なのです。

元へ戻ります。
原子炉本体と配管系統は同じような質量でできていれば、揺れの差が少なく、破損にはいかなくても、実際には機能的にそんなこともできません。

このような配管系統を地震の揺れから守ると言う問題は、一般の建物でも随所に取り入れられていて、この場合は配管の一部(壁などを貫通する部分)に蛇腹などの変形しやすい部材を挟み込みます・

ですが、それも程度の問題であり、原子炉本体と配管系統の様な質量に大きな差がある訳ではありません。
ですので、原発と言う工場自体が、地震にはめっぽう弱いと言えます。

福島原発事故の場合、震度6野揺れで、多くのヵ所の配管の付け根が破損してしまい、そこから放射能を含んだ水や蒸気が噴き出したと言う事です。

最初に発表があったように非常電源が止まって冷却装置が働かなくなったのであれば、原子炉本体の爆発などの様な、もっと大きな被害を出していたでしょう。

また原子炉本体が爆発せず、配管系統にも破損がなかったら、放射能が漏れ出すこともなかったでしょう。
津波がくる前に、原発の作業員が建屋の中を覗いたら白い蒸気が充満していたと証言しています。
地震が起きて津波が来るまでの30分の間に、壊れた配管の付け根から放射能を含んだ蒸気が噴出していたのです。

結論として全国の全発は震度6の揺れにも持たないのです。

それなのに断層を調べるとか、言って、事実に言及せずに問題の方向をずらしています。
また、そのニュースを聞く国民も、そんなものかと、思い込んでいます。
別に断層の真上でなくても、震度5や6の揺れは生じるのです。
大飯原発も、過去に福井震災と言う大きな地震がありました。
震度5や6の揺れは何時くるかは解らないのです。

震度5以上の地震は、この10年の間に205回発生しています。
年間、20回はどこかで起きています。

これに対して原発の設置個所は、14ヶ所あります。
福島の場合、震度6と言いましたが、震度5でも安全とは言えません。

もちろん、その揺れがあったと言って必ずしも破損はしません。
震度6の地域でも、すべての家屋が壊れないことと同じです。

しかしながら破損の可能性は十分にあるものとしなければなりません。
要するに原発の安全性など、皆様が地震で自宅が倒壊しないかと、恐れている事と同じレベルの問題なのです。

これで良いのでしょうか。  

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コメント
 
01. 2014年5月25日 18:01:09 : TGgfYEbPRU
たしか、3号機から排気筒に延びる配管、継ぎ目で外れてたんだよね・・・。
水素はどこから漏れたんだろ・・・?
配管が無事なら漏れる場所は無いはずだけどな・・・。

02. 佐助 2014年5月25日 22:14:33 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6
まだ,わかってない,マスコミと政府に騙されている
日本の原発54基すべての原発は原子炉建屋と核燃料集合体の「固有振動数」が同期しています。日本の原発はすべて容器か配管や燃料棒のハウジング肉盛部に穴やクラックが発生します。腐敗し爆発します。この共振振動応力は水の中でも地下でも関係なしに発生します。材料試験の経験者ならすべて知っています。分子レベルで共鳴振動応力を増幅させるのは常識です。物理学は黙認しているだけのこと。

原子力発電所の事故原因の80%は,マグネシウムやナトリウムが絡んでいる。東京町田の火災事故の被害拡大はマグネシウム。マグネシウムやナトリウムそしてリチウムなどは,イオン化すると電子を放出する。この放出される電子の振動数・共鳴数が,時間がたつとプラスチックやパイプ,溶接つなぎ部,合金などを過熱させて穴をあける。そして水素爆発します。

原発は冷却水には真水ではなくてマグネシウム(Mg)が使われている。海水にはマグネシウムやナトリウムが含まれている。マグネシウムやナトリウムはリチウムと共にイオン化すると強い共鳴振動数によって容器やパイプを酸化または還元して、穴をあけたり、亀裂を発生させたり、腐食させる。この原因の75%は原子が分子化される時に発生させる現象である。そのためにイオン化されたマグネシウムやリチウムを共鳴共振する材料を使うべきでないのに平気で使う原発。福島原発が、自動停止したにもかかわらず、炉心が溶解したのはそのためだ。

すなわちマグネシウムやナトリウムはリチウムなどと共に、イオン化しやすく、イオン化すると強い共鳴振動応力を増幅させる。そのために、パイプや容器や肉盛り部に穴を開けたり、亀裂を発生させたり、腐食させたり、発火させたりさせたため、原発での放射能もれの事故を発生させる。原発は点検すると接続箇所やパイプ部分に腐食・穿孔・発熱が発見されている。分子レベルでは共鳴共振により、物質に腐食・穿孔・発熱させて亀裂クラックが入ると,その時に地震による加速度(ガル)で開く。開くと海水の分子やイオン化の加速が進み,『燃料棒が入っている原子炉容器の密閉性が壊れる』,事故の根因は地震津波が原因(天災)と電源喪失のセイではありません。

繰り返すと,イオン化すると強い共鳴振動数によって容器やパイプを酸化または還元して、穴をあけたり、亀裂を発生させたり、腐食させクラックが入っていたから,地震津波と電源喪失で増幅・加速しただけのこと。原子炉合金容器は60cmと厚いのですが,共振・共鳴振動応力で腐食・穿孔・発熱が発生しますので疲労劣化が速く,マグネシウムやナトリウムはリチウムなどと共に、イオン化しやすく,クラックが入ります、当然地震で開きます。放射能漏れや大気開放が増えることになる。地震や津波があると終わる。

そうなると原子炉圧力容器内で発生する水素が格納容器内に漏出し、格納容器内で可燃限界濃度に高まり水素爆発を起こすのです。原子炉圧力容器内で発生する水素が格納容器内に漏出し、格納容器内で可燃限界濃度に高まり水素爆発を起こす恐れがあるので、不活性な窒素ガスを格納容器内に注入し、水素爆発を防ごううとしても。格納容器自体の損傷で、既に外気と通々の状況では効果がなくなる。

仮に不活性な窒素ガスを格納容器内に注入し、水素爆発を防いでも極めて高濃度の放射性物質を含んだ水の海洋への放出や致死量相当の高濃度放射性物質を大気に放出しなければならない。破れたら致死量の高濃度放射性物質がばら撒かれることになる。炉心が溶解すると何時迄も高濃度放射性物質が大気と海洋にばら撒かれることになる。

1〜3号機全て原子炉圧力容器(RPV)バウンダリ損傷したので,格納容器の損傷破壊によって穴があき,『燃料棒が入っている原子炉容器の密閉性が壊れ』外気と通々の状況なので,高濃度放射性物質が大気と海洋にばら撒かれていることになる。炉心が溶解したので永遠にバラマキが続きます。

長期間にわたり残留熱除去を継続せねばならず、いつまでも貯蔵というわけにも行かず、高濃度の汚染水を処理し、冷却して循環させる道筋を付ける以外は、高濃度放射性物質を十年単位で海洋に放出する話になり、それは日本が終わることを意味する。

したがって、なんとしても処理し、放射性物質を固化し、残余を冷却し、循環させない限り、処理は行き詰る。巨大なシェルターで囲い、その中で処理施設を稼動させるしかない。マスコミも政府も知事も東電も有耶無耶,わからないと放置している。

「結論」
日本の原発54基を点検すると,すべてに腐食・穿孔・発熱が見つかっている。イオン化でクラックが入る,地震や海水で孔が開く。孔が開くと『燃料棒が入っている原子炉容器の密閉性が』崩れることになる。地震の加速度で穴が開くと『燃料棒が入っている原子炉容器の密閉性が』崩れることになるから,原子炉圧力容器内で発生する水素が格納容器内に漏出し、格納容器内で可燃限界濃度に高まり水素爆発を起こす。仮に不活性な窒素ガスを格納容器内に注入し、水素爆発を防いでも極めて高濃度の放射性物質を含んだ水の海洋への放出や高濃度放射性物質を大気に放出しなければならない。


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