ジャーナリスト木下さん
日本とウクライナの原発健康被害を比較
長泉で来月１日講演会

　福島第一原発事故を契機に首都圏から県東部に移住した主婦や会社員が六月一日午後二時から、チェルノブイリ事故があったウクライナを昨年秋に取材したジャーナリスト木下黄太さん（４７）の講演会を長泉町下土狩のコミュニティながいずみで開く。
　木下さんは関東地方の土壌調査を行い、健康被害や汚染状況の取材を続けている。講演では、日本とウクライナの健康被害状況の比較などを話す。漫画「美味しんぼ」で話題になった鼻血についても語る予定だ。
　参加費は八百円。講演会の後、被災地から県内などに避難した人たちなどの参加者と主催者の交流会がある。問い合わせ、申し込みは鈴木さん＝電０５０（３５９５）４２７４＝へ。

２０１４年５月２６日　東京新聞　静岡版、中日新聞　東海本社版に掲載 　

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