英文論文「子供の甲状腺癌が低線量被曝由来か否かは７番染色体を調べればわかる」
http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2014/06/blog-post_8302.html
2014年6月11日　低気温のエクスタシーbyはなゆー

707 名前：地震雷火事名無し(catv?)
投稿日：2014/06/11(水) 10:47:03.89 ID:Gjxa+jqa0

論文：「若年の乳頭様甲状腺癌の患者において、低線量被曝と７番染色体のq11帯域のコピー数増加との間に関連あり」

Gain of chromosome band 7q11 in papillary thyroid carcinomas of young patients is associated with exposure to low-dose irradiation

Proc Natl Acad Sci U S A. 2011 Jun 7;108(23):9595-9600. Epub 2011 May 23

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21606360

ドイツ、イギリス、ウクライナの研究者達による共同研究。
「チェルノブイリ組織バンク」という団体が存在し、そこに甲状腺癌の手術で摘出された甲状腺が冷凍保存されていて、それらサンプルの遺伝子を解析した。
違う２つのサンプルセットを用いて、２回同じような解析をして、結果の堅牢性を高めた。
チェルノブイリ原発から出た放射性ヨウ素に被曝した患者の染色体では、被曝していない患者の染色体と比べて、７番染色体の11.22-11.23番地にコピー数増加（gain）が多くみられた。
被曝者の３９％にそのgainがみられたが、非被曝者ではゼロ％だった。
つまり、染色体のこの領域にgainが観察されれば、「被曝が原因の甲状腺癌である」との判断材料となるということ。

ちなみに、この領域にある遺伝子で、放射性ヨウ素被曝性甲状腺癌と関係ありそうなものは、

・CLDN3, CLDN4　（細胞間接着に関連する遺伝子。タイトジャンクションの構成蛋白をコード）
・PMS2L2, PMS2L3, PMS2L11　（ＤＮＡミスマッチ修復に関連する遺伝子か）
・LIMK1　（アクチンの動きを制御する遺伝子。癌の転移に関連）
・STAG3L3　（遺伝子の機能未解明。細胞分裂に関連か）
・CLIP2　（細胞小器官と微小管を接合する蛋白をコードする遺伝子。染色体分配に関連か）

コメント
01. 2014年6月11日 17:34:42 : PZV2dt8Wis デマと煽りで食っている　はなゆー　かよ
02. 2014年6月11日 18:03:46 : TGgfYEbPRU 遺伝子検査で特定可能なの 3年前に判ってたんだ・・・。 福島医大でちゃんとサンプル保存してるかどうかが問題だな・・・。 記録残して次の事故に備えとかないとね・・・。
03. 2014年6月11日 19:51:44 : bTzPeJsdS2 「低線量被曝」かどうか？ハッキリとしていないね。 福島第一原発一号機の爆発で飛散した放射性物質化合物が 目に見える形で降下した環境に置かれた児童もいたからな 急性被爆も視野に入れた調査や研究も必要でしょう。 急性被爆といえば日本では広島長崎の原爆投下だ。 原爆症の健康追跡調査だね。 そして、この研究でも７番染色体がキーポイントのようだ。 広島大学原爆放射線医療科学研究所で原爆症の方々の細胞組織片から 7番染色体長腕欠失等々と遺伝子研究からのアプローチがあり データも揃っています。 このことから福島原発事故で拡散した放射性物質と甲状腺や各疾病の関係は 分からないとしている理由で何度も繰り返されている 調査されていないとか知見が無いとは嘘ではないかと考えている。 医者や科学者、政治家の一部は放射性物質と疾病の関係をハッキリさせるデータを持っている。 患者の細胞片を遺伝子解析すれば結果は出る。
04. 2014年6月11日 20:43:59 : QsntqywRtg 甲状腺評価部会の委員たちの発言を読んでみると、何か重大なことが起きて（あるいは起こりつつあって？）周章狼狽して、浮足立っている印象だ。 甲状腺手術を受けた子どもたちの中には、現在、非常に重篤な状態にある子がいるのではないか？ 過剰診療とかスクリーニング効果だという主張は、チェルノブイリ原発事故でも行われた。（ウクライナの学者が明確に否定している） しかし最終的に、ＷＨＯは、甲状腺がんに、放射線被曝による健康被害を認めざるを得なかった。 福島原発事故で行われている議論は、チェルノブイリ原発事故の二番煎じで、何のための時間引き伸ばしかという疑問が湧いてくる。
05. 2014年6月11日 21:14:37 : LBtbDXFoS6 「一度目は悲劇として　二度目は喜劇として」という言葉があったが、こういうことは何度あっても悲劇だ。 “喜劇的にダメ”なのは二度目なのにそれを認めようとしない、政府や専門家だろう。それは国民にとって悲劇だ。
06. 2014年6月11日 22:27:11 : HO0dCJbsAA 01> さすが工作員。反応がはやいですなぁ。 なんの余談もなく、一刀両断。 まぁ、この投稿は、ある程度真実に近いのでしょう。 今はやりの、自己判断すれば。
07. 2014年6月12日 13:29:03 : qXSod70BBQ 未来のため、原子力ムラをやっつける正義感を持ったドイツ、イギリス、ウクライナの研究者の英断を見倣う有志が日本にもいることを心から願います。

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