帰還、帰宅、除染、食べて応援なんてとんでもない。１日でも早く避難、移住の決断を！

移転費用は県庁前でムシロ旗と座り込み、と暴動かな？機動隊も忙しくなるのかな？

元記事にこうある。
「肉体的・精神的なストレスなどが原因で死亡」
実は、この中に「放射能被曝」が原因として隠れている可能性がある。

>放射線による直接的影響で死んだり病気になったりした人は、一人も確認されていませんよ。

何を言ってるのか？　確認しようとしていないのだから、確認されないのは当然だ。

↓などは、被曝が死因であった可能性もあるのだが、なぜか続報はない。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/2ce4541db76353a7482695685c3ebd6c

>今から思えば、放射能の危険を過大評価して、必要以上に広い範囲の多くの人を強制避難させたために、避難行動と避難生活に由来する被害が大量に出たのでしょう。

これは、極めて根拠の薄弱な推量。

むしろ、放射能の危険性を過小評価して、そのまま居住させたために、健康被害が福島県だけ突出したが、そのことをひた隠しにしようとしている、という可能性の方が高い。

また、福島県では、放射能を心配する声を上げようとしても、それを抑圧しようとする様々な圧力が働いている。そのためのストレスも極めて高いだろう。

多摩散人氏は、福島県の人びとの健康被害等について、あたかも反原発派に責任があるかのように述べているが、全く逆である。

そもそも、原発がなければ、事故は起こらなかった。
したがって、原発事故にかかわる全ての責任は、原発を推進した側が担わなければならない。

子どもの甲状腺がんについては、そろそろ放射能との関連を隠し切れなくなってきていると感じる。
「漏れた放射能は微量だから、避難の必要はない」などとのたまっていた原発推進派は、この事態について、何らかの責任を果たすべきではないか。
放射能安全派の学者のはもちろん、ネットで無責任に安全論を吐き散らした者たちも、今後は少しは反省し、日本の未来を担う子どもたちの健康について思いをはせ、応分の責任を負うべきである。

もう一度言っておくが、そもそも原発がなければ、事故は起こらなかったのである。
また、原発を作った頃には、その危険性を十分認識できなかったとしても、津波対策をもっときちんとしておけば、事故は起こらなかった可能性がある。
この津波対策を怠ったのは、誰であったか？

いわんや、これほどの事故が起こった後も、「原発推進」を主張するのは、あまりにも愚かな選択であろう。

多摩散人氏が、一刻も早く正気に戻り、まっとうな判断を下されることを祈る。

>そのことから生じる社会的損失と原発から生じる損失を比較してみなければならない。

まさに、その点で、原発は社会的損失が大きすぎることが判明してしまった。
あなた（多摩散人氏）は、リスクの勘定を間違っている。
航空機のリスクなどとは比べ物にならないリスクを原発は抱えている。
また、まさに経済的側面からも、日本は脱原発に向かわなければならないのである。

>中曽根さんが言っているが、「原発を作らなければ、日本はアジアの３流人、じゃなかった、４流の農業国になるしかなかった」

中曽根氏は、たくさんの間違いを犯したが、これもその一つ。

原発が金を食わない発電技術だと考えている時点で、あなた（多摩散人氏）は、全く愚かな誤りを犯している。

ちなみに私は、他のスレッドで、あなた（多摩散人氏）が原発は安上がりであると主張し、ほぼ完全に論破されているのを見た記憶がある。
その議論を、今度は私相手にまた繰り返そうとでも？

元記事の「福島の原発事故・震災関連死1704人でダントツ。」について、あなたは「放射能の危険を過大評価して、必要以上に広い範囲の多くの人を強制避難させたために、避難行動と避難生活に由来する被害が大量に出たのでしょう。」という説を出した。
つまり、「原発事故・震災関連死1704人」の責任を、反原発派に押し付けようというわけだ。
しかし、実は、この「原発事故・震災関連死1704人」の中には、放射能による健康被害による死者が隠れている可能性があることを、私は指摘している。
「隠れている」というのは、その点についての調査が何ら行われていないからである。
さて、「原発事故・震災関連死1704人」の原因について、私とあなたの2つの説、両方の論理の行き着く先を見てみよう。

１　関連死には、放射能汚染が原因での健康被害によるものが含まれている。→責任は、原発推進派にある。
２　関連死には、放射能汚染が原因での健康被害によるものは含まれていない。→そもそも原発がなければ、あるいは原発に地震・津波対策がきちんとなされていたら、事故そのものが起きず、関連死もなかった。→責任は、原発推進派および地震・津波対策を怠った側にある。

どちらにしても、原発推進派および地震・津波対策を怠った側が責任を負わなければならない。
だから、原発の社会的リスクは、大きすぎるのである。

しかし、原発は、いったん事故が起きれば、現在の日本のように、膨大な税金を投入して後始末をしなければならない。（福島の事故の後始末に、これからどれだけの税金を投入しなければならないか、計り知れないものがある。）
つまり、原発は、今や金食い虫のローテク。

現在、原発で利益を得ている者ならともかく、私がそんなローテクに甘い顔をする必要はない。

これは、私に対する誉め言葉として受け取っておきたい。
というのも、私事になるが、私は（いろいろとあるが、たまに）「人情に薄い」「冷酷だ」と言われ、傷ついたりすることがあるので、（それが３流人と自称する所以の一つ）自分が好意にあふれた人間だと評されるのは、少し嬉しいからである。
もっとも、ネットでは、だれでも（たとえ私のような者でも）善人のふりができる。反対に悪人のふりもできる。
あなた（多摩散人氏）お言葉を、今後の自分の実生活に生かし、周囲の人にできるだけ好意をもって接したいものである。

私の目には、あなた（多摩散人氏）こそ、その能力が全く欠如しているように見える。
周囲の人に、そう言われたことがないのか？

いや、これまで阿修羅では、言い方は違えど、あなたはさまざまな人から、そう言われてきたではないか？

しかし、まあ、なんだ。
阿修羅では、脱原発派の人の方が多い。
私を含めて、多くの人から助言・忠告・批判を受けながらも、妙な理屈を振り回し、脱原発に反対し続けるあなたの頑固な一貫性には、おかしみを含んだ敬意を感じる。

ただし、こう考えたことはないだろうか。
だれかが、あなたの発言を信用し、やろうかと思っていた福島からの移住を取りやめた。
その結果、その人の子どもは、甲状腺がんにかかり、５年後に亡くなってしまった。
あなたは、その子の死と、その親御さんの悲しみに、何らかの責任を負わずに済むだろうか。それとも、移住する・しないは、全てが自己責任であり、あなたには、何の責任もないのだろうか。
これは、難しい問題で、私には答えはわからない。
しかし、そもそも、あなたは、そうした問題を考えたことがあるだろうか。

いや、まあ、この質問にはお答えがなくてもかまわない。
私は、これを私の問題として、考えていくことにしよう。