被曝の元になった飛散物は砂埃、京大、セシウム花粉による被曝量調査で判明(6/26 財経新聞)
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Friday, June 27, 2014　東京江戸川放射線

実際に着用したマスクに付着したスギ花粉（矢印）の光学顕微鏡写真（濾紙上に集めてヨウ素で着色したもの）。左下の白線は100マイクロメートルの大きさを表す（京都大学の発表資料より）

2012年2月19日に実際に被験者が着用したマスクとマスクに付着した放射性セシウム源のイメージングプレート像との合成像と、その部分の拡大写真。各写真の右下の白線は50マイクロメートルの大きさを表す。（京都大学の発表資料より）

　京都大学の桧垣正吾助教は、2012年に飛散した放射性セシウムの量を測定し、その量は砂埃に比べて無視できるほど小さいことを明らかにした。

　福島第一原発の事故以来、放射性セシウムがスギ花粉に吸着して飛散するのではないかと心配されていた。

　今回の研究では、東日本在住の一般市民68名を対象に2012年2月19日〜4月14日の8週間に渡ってマスクを装着してもらい、そのマスクに付着した放射線量を計測した。その結果、検出された放射性セシウムが最大であった被験者が1年間に被曝する量を見積もったところ、およそ3.2μSvであった。これは年間の公衆被曝限度1mSvの310分の1である。

　また、被曝の元になった飛散物を詳しく調べたところ、そのほとんどはスギ花粉ではなく砂埃であることも明らかとなっため、砂埃の吸入を防ぐことでさらに内部被曝量は低減することができると考えられる。

　この内容は「Health Physics」に掲載される予定である。

コメント
01. 2014年6月27日 09:59:24 : zj73hdSleA 被験者には小さなもみじ手の幼子は含まれてはいないだろう。大人より小さな幼い赤ちゃんや妊婦さんたちへの影響を考えると学者が論文を発表をしても人々の健康を守る為に動かなければいったい研究の意味があるだろうか？
02. 2014年6月27日 10:28:01 : YylixLkL5Y 原子力村、産経はうそは何でもあり。
03. 2014年6月27日 10:53:23 : 8Z5bFQTukA ＞「セシウム花粉」の内部被ばく影響は砂埃に比べて無視できるほど小さい http://www.ric.u-tokyo.ac.jp/res/res20140701.htm 結論から先に言うと、調査に採用された方法では、呼吸による放射性物質の取り込みを、正確に評価できない。 問題点　 ＞ユニ・チャーム社製「超立体マスク」かぜ・花粉用 ユニチャームのホームページでは、このマスクについて、「99%ウイルス飛沫をカットフィルタ」とある。 http://www.unicharm.co.jp/mask/products/index.html ウイルス飛沫の大きさは５μｍ以上である。 http://www.pref.tottori.lg.jp/39478.htm つくば気象研究所で観測したホットパーティクルのサイズの平均は、２．３μｍと０．１０２μｍである。 ＞プルーム1について、数値等価幾何学法による乾燥直径Dg,n,dry = 2.3 μm（Cs含有粒子1および2の平均値）・・・プルーム2について、Dg,n,dry = 102 nm（SMPSにより測定）・・・ http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2014/05/nature.html http://www.nature.com/srep/2013/130830/srep02554/full/srep02554.html チェルノブイリ原発事故の調査でも、風や人の活動（耕作）によって、１２μｍまでの、比較的大きなサイズの放射性ホットパーティクルが、再浮遊することが知られている。 ＞福島県郡山市在住の男性で、8週間の合算で137Csが21 ± 0.36 Bq、134Csが15 ± 0.22 Bqであった。 これは、マスクが捕捉した放射性物質の量であって、呼吸によって取り込まれた、体内に放射性物質の量ではない。
04. 2014年6月27日 11:56:00 : lgHAEQaRTc 東大は原発推進時の大嘘がばれたため、御用活動は京大にバトンタッチ
05. 2014年6月27日 12:55:22 : 8Z5bFQTukA 京大助教と言う肩書は誤りだ。 ＞記者発表一覧 「セシウム花粉」の内部被ばく影響は砂埃に比べて無視できるほど小さい 平成26年6月25日 東京大学アイソトープ総合センター １．発表者： 桧垣　正吾（東京大学アイソトープ総合センター　助教） http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_260625_j.html
06. taked4700 2014年6月28日 18:03:57 : 9XFNe/BiX575U : vkVPZ7yhfM ＞今回の研究では、東日本在住の一般市民68名を対象に2012年2月19日〜4月14日の8週間に渡ってマスクを装着してもらい、そのマスクに付着した放射線量を計測した。その結果、検出された放射性セシウムが最大であった被験者が1年間に被曝する量を見積もったところ、およそ3.2μSvであった。これは年間の公衆被曝限度1mSvの310分の1である。 これ、おかしいですよ。100度の熱湯をコップに一杯汲んで、それを腕にかければかなりのやけどをします。しかし、上の考え方ですと、100度の熱湯であっても、バスタブの水に足して、そこに体をつけても特に影響がないと言っているだけです。 そもそも、微粒子のベクレル数が示されていないのがおかしい。

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