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核廃棄物の最終処分場、北海道幌延の地下350メートルで埋設実験(7/8 河北新報)
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/240.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 08 日 14:56:25: igsppGRN/E9PQ
 

核廃棄物の最終処分場、北海道幌延の地下350メートルで埋設実験(7/8 河北新報)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-4029.html
Tuesday, July 08, 2014 東京江戸川放射線



地下350メートルの坑道にある昨年2月の湧き水現場。壁伝いに地下水が流れる



幌延深地層研究センター


 原発の高レベル放射性廃棄物の地層処分技術を研究する日本原子力研究開発機構の深地層研究センター(北海道幌延町)に6月、地下350メートルの水平坑道が完成し、本格的な試験が始まる。最終処分地をめぐる国の選定作業が再び動きだす中、地元では「核のごみ捨て場」への不安が消えない。処分問題の最前線に立つ幌延を訪ねた。(東京支社・若林雅人)


<国内唯一の場>
 円すい状の小さなエレベーターで降下して約4分。地下350メートルの坑道は、地上から外気を取り込む換気装置の駆動音が始終とどろく。岩盤は軟らかい堆積岩で、400万年前に海底に堆積した地層がそのまま残る。むき出しの岩盤を爪でひっかくと白い跡が付いた。
 「8」の字型の水平坑道は全長760メートル。坑道から枝分かれする形で並行して3本掘られた試験坑道ではこの夏、ヒーター内蔵の模擬体を熱を発する高レベル廃棄物(ガラス固化体)に見立て、閉じ込め機能の確認試験が始まる。
 試験は岐阜県瑞浪市にある機構の同種施設では実施せず、幌延が国内唯一の場所。堆積岩層での確認試験も世界で幌延のみだ。瑞浪の施設周辺は硬い花こう岩層だが、研究成果はいずれの岩層にも応用できるという。
 処分地としての幌延の適性について、機構は「(不適要件となる)火山や活断層がなく、国内に広く存在する適地の一つだ」と認める。


<湧き水漏れる>
 水平坑道には昨年2月に地下水が漏れ出した箇所がある。今もブルーシートに覆われ、壁伝いに落ちる水が側溝を流れている。発生当時、最大で毎時60トンという大量の水が湧き出た。
 「近くに断層の交差部があり、地下水の通り道となった」と案内役の機構職員が説明した。地下水は施設全体で1日110〜120トンが湧き出し、排水設備でホウ素や窒素、泥を除去した上で近くの川に放出している。
 実際の処分時に固化体を包んで地下水から遮断する金属製のオーバーパックは厚さ19センチ。機構は最悪でも1000年で4センチの腐食にとどまると見込む。だが、昨年2月の湧き水は約2週間の工事中断を招いた。固化体は無事でも施設全体への影響はどうなのか、疑問が頭をよぎる。
 高レベル廃棄物の最終処分をめぐり、政府が4月に策定したエネルギー基本計画は固化体処分だけでなく、使用済み核燃料の直接処分の研究推進を盛り込んだ。深地層研究センターの清水和彦所長は「幌延での研究や技術は直接処分にもそのまま役立つ」と話す。


<遠い国民理解>
 固化体、直接処分のいずれにしても処分地選定は難航を極めることが必至だ。解決には国民的な理解と合意が必要だが、現状は原発の賛否をめぐる対立だけが際立つ。
 清水氏は「処分地選定と再稼働のどちらを優先するか。原発に賛成、反対のいずれの意見にも身勝手な部分がある。双方が認め合い、本質的な対立点を見極めることで議論になる」と訴える。


[幌延深地層研究センター]2001年開所。3本の立て坑と地下140メートル、250メートル、350メートルの横坑(水平坑道)で構成。研究期間はおおむね20年。北海道と幌延町、日本原子力研究開発機構の3者協定により研究終了後は地上施設を閉鎖して地下施設を埋め戻し、最終処分場にしないことになっている。


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140708_71007.html


 

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コメント
 
01. 2014年7月08日 16:02:19 : SAkbcU4RQs
こんなとこが適地だなんて、アホか?
地下水タダ漏れなんだから、オホーツクも日本海も、高汚染化、死の海確定だよ。
美味しいウニも利尻昆布もニシンもシャケもホタテも、北海道の牛乳も、バターも、牛肉も食べれなくなりますね。

02. 2014年7月08日 18:35:09 : Fz9HdhePO6
狭い日本国内に、
核廃棄物最終処分場建設は無謀である。

例え現在は利用価値が低く、
近辺在住市民が少ない土地だとしても、
例えば地球温暖化が進行すれば、
国民の多くは北へと大移動するかも
知れないし、
氷河期が近づいて来れば、
今度は南へと大移動するだろう。

それ以外にも、
新たな原発事故や戦争被害や大規模地殻変動等により、
今の都市を放棄し、新たな土地を目指す事は十分に予想出来る。

未来はどうなるのかは誰にも解らない、
状況の変化に合わせて、
将来の日本人が、日本中どこにででも
安心•安全に居住出来るよう、
土地を健全に保っておく必要が有ると考えます。


03. 2014年7月08日 22:16:53 : asdjYoy9bU
今のテレビ番組風に

「湧水が出るところに核廃棄物最終処分場作るって日本の常識のなさに世界が驚いた!!」


04. 2014年7月08日 23:04:51 : u530ClNGBc
福島の地下水がメルトダウンによって汚染され尽くされる。それが沸騰して、地割れから噴き出して住民を襲うのだ。汚染が地下水を通じて首都圏まで汚染が及ぶのは時間の問題だ。
  ドイツも地価の岩塩層に埋めて安心としていたが、それは不可能で地下水を通じて地表に沸き出でて、水源地を汚染するのだ。福島の地下と同じ様になっている。北海道も馬鹿なことをして永遠に地下水を汚染して終わるのである。

05. 2014年7月09日 06:09:38 : FrXfKuzUt2
アメリカなどの農産物輸出国にとっては
日本の北海道は邪魔な存在なのだ。
一定水準の「大規模」農業が存在して、
国内の農産物生産・流通に貢献している。

北海道の農業がつぶれれば
世界の穀物生産と流通を支配している
アメリカハゲタカ農業関連資本にとっては
日本の「食」を支配するには好都合なのである。


06. 2014年7月09日 11:09:48 : EPROAxkW8Q
費用を考えると原子力ムラにとって地上保管はありえない。すると埋設処分だが
日本学術会議が発表したように適地はない。

そこで原子力ムラは本州以外に埋設するだろう。四国、九州、北海道のどれかだ。
仮に汚染しても(当然汚染する)、本州への被害は当面防げる。汚染したところは、
ありとあらゆる隠蔽策で表にださないようにする。秘密保護法に指定される。


07. 2014年7月09日 12:45:28 : DOJPaC33J6
本州以外ってのは、おれも思った。
可能性としては、北海道だろね。

いまのところは、地下構造物にドライキャスクで保管する方向で進んでるよ。
金のことになると、電力会社も利口だよね。
深層処分は、金が掛かる。


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