ホットスポットの母親「座長解任」直訴〜環境省専門家会議
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7813930.html
2014年08月15日12:39　とある原発の溶融貫通(メルトスルー)

東京電力福島第一原発事故に伴う住民の健康調査に関する健康影響を検討している専門家会議で５日、傍聴者が浮島政務官に対し、長瀧重信座長の解任を求める要望書を提出した。また、次回には取りまとめる予定だった「中間とりまとめ（案）」のたたき台について委員から異論が続出。事務局を担う放射線健康管理担当参事官室は、スケジュールも含めた大幅な修正を迫られた格好だ。
　
関東のママ「座長解任」を直訴

これまで８回の議論を重ねてきた専門家会議だが、大半の時間を線量評価に費やし、本来の目的である健康管理に関する議論は十分に実施されていない。こうした状況に苛立ちを感じてきた母親らが会議開会前、長瀧座長の解任を求める要望書を浮島政務官に手渡した。
　
要望書を手渡したのは「放射能から子どもを守ろう関東ネット」のメンバーら。「被ばく量が少ないため、健診の拡大は必要ない」する結論ありき会議運営をしているとして長瀧差長を批判。公正な議事進行ができる人物に会議を運営してほしいとし要望した。

さらに「支援法が成立した時代とは違う」「誰が被ばくしているのか」など、長瀧氏の過去の発言についても、今も被曝を強いられている被災者の心情を踏みにじっていると問題であるとした。
　
５ミリ以上被ばくした人はいない？

会議ではまず事務局が、次回の「中間まとめ」に向けて「線量評価のとりまとめ案」を説明した。しかし、福島県立医大の阿部正文副学長が「福島県内の外部被曝は５mSv未満が99.8％だと言うがそれがすべてではない。不確実性がある」と記載を見直すよう要望。

また日本原子力研究開発機構の本間俊充安全研究センター長が、「これではミスリーディングをもたらす。100ミリを超える被曝を受けた住民がいたとは考えられないという記述がありながら、その後で、100ミリ以上受けた者がいる可能性を否定することが出来ない、という記述が併存するのは科学的にはあり得ない文章。こういうまとめ案をつくることがいいことなのか」と厳しく批判した。
　
また「リスク評価」に関しては、日高病院の佐々木康人腫瘍センター特別顧問が、集団線量の考え方が安易に利用されているなどと指摘。発言内容をそのまま列記する方法が良いのか検討する必要があるなどとした。

この後、日本医師会の石川広己常任理事が、「このまとめは、リスクが極めて低いばかりと書かれている。あと２回と聞いているので、早く健康調査や医療施策について歩を移すべきだ。」と主張した。
　
この発言に対し、得津馨参事官が顔色を変え「２回とこだわっているわけではない」と弁明。本間委員が再び「線量評価やリスク評価が厳密でなければ、健康診断について議論できないわけではない」と発言するなど、他の委員も石川委員に同調したため、想定していた当初のスケジュールや議論の進め方を変更せざるを得なくなった。
　
福島の甲状腺がんは全て高リスク例

この日は、甲状腺がんの手術では評価の高い隈病院の宮内昭院長と国立がんセンターの津金昌一郎センター長が、それぞれ参考人として意見を述べた。

その中で宮内院長は、福島県立医大放射線医学センターに設置されている「甲状腺検査専門家委員会診断基準等検討部会」の委員に加わっていることを明かした上で、福島県の甲状腺がんのうち、少なくとも７割が１センチ以上かまたはリンパ節転移のあるものであると報告。中には遠隔転移の症例もある説明した。また残り３割についても、反回神経に近い、または気管に近い高リスク症例であることを明らかにした。
　　
甲状腺の健診に関する議論の過程で、長瀧座長は、甲状腺検査について「10人に1人、100人に1人の甲状腺を取っても安心であれば良いという考えはどうか」などと発言。宮内院長からは「それは極端な数字だと思う」とたしなめられる場面もあった。
　
こうした座長の姿勢への不信感は強く、会議後、傍聴席には「偏向座長は要らない」「心はあるのか」などと書かれたプラカードを掲げる人の姿もあった。

投稿者： ourplanet 投稿日時： 木, 08/07/2014 - 23:35
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1816
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【新着動画】ダイジェスト：ホットスポットの母親「座長解任」直訴〜環境省専門家会議 | OurPlanet-TV：特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー http://t.co/LRGFjXSCwO

— MediaCafe (@OurPlanetTV) 2014, 8月 8

一方、会議の傍聴を続けてきた被災者らの市民団体も5日、長瀧重信座長（長崎大学名誉教授）の解任を求める要請書を提出した。「被曝量が小さいから健康調査の拡大は必要ないなどと法の趣旨に反する会議運営をしている」と批判している。 　http://t.co/78nOaCuI7j … …

— 島薗進 (@Shimazono) 2014, 8月 9

長瀧重信座長（長崎大学名誉教授）解任要請-環境省会議。『この会議でがんが増えているということが結論になると大変』『誰が被ばくしているのか』 などと発言。http://t.co/4NsUZbofSU

— 放射線被曝から子どもを守る会 (@MiraieforChild) 2014, 8月 14

環境省会議への申し入れ、座長解任要請 長瀧重信座長（長崎大学名誉教授）の解任を求める要請書を提出した。『被曝量が小さいから健康調査の拡大は必要ないなどと法の趣旨に反する会議運営をしている』 と批判している。」 http://t.co/d2NdQosHRV

— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2014, 8月 13

ホットスポットの母親「座長解任」直訴〜環境省専門家会議 http://t.co/SfADMpaBKu 甲状腺の健診に関する議論の過程で、長瀧座長は、甲状腺検査について「10人に1人、100人に1人の甲状腺を取っても安心であれば良いという考えはどうか」などと発言。

— 椛澤洋平/Youhei Kabasawa (@ykabasawa) 2014, 8月 11

異例続きの環境省専門家会議〜傍聴の女性たちが、議長解任を求め、政務官に直訴！ http://t.co/SiGswHl9uq 「偏向座長は要らない」「良心はあるのか」「国民の声を聞け」などの紙を掲げる傍聴者も pic.twitter.com/WnJ3IUZriw

— 満田夏花 (@kannamitsuta) 2014, 8月 9

＊「異常に多発している福島の甲状腺がんは放射線被ばくと明らかに関係している」 http://t.co/YsUKVIqYVK (真実を探すブログさんより) 異常多発はスクリーニング効果ではなく、放射線被ばくである。 . http://t.co/f7oc8SFI60

— Ⓜペッコ (@pecko178) 2014, 8月 15

コメント
01. 知る大切さ 2014年8月15日 21:01:59 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26 >「放射能から子どもを守ろう関東ネット」のメンバーら あなた達の行動心から賞賛します。 くすぶっているだけでは何も動きません。 行動が大事！ 今まで隠していた、 子供の甲状腺の問題の綻びが隠し切れなくなってきています。 国民の多くの人の関心をこの話題に注視させる努力を各々が取れる手段を使い、福島からの 避難の援助と再稼働の反対の機運に結びつける方法を皆で知恵を出しあいませんか？
02. 2014年8月15日 23:03:30 : mh7oMpqIzM >できないわけではない こういった2重否定の言い回しは、昭和に置いてきたほうがいいのに 使ってる時点で21世紀にはそぐわないバカを示すマーカーであって 求められてもいないのに、行政ガバナンスやリスク・コミュニケーション ばかり気にかける点でもマーカーと機能する。 ある、ない、わからないだけで十分だろ。
03. 2014年8月16日 01:03:30 : 4wqrcU2gTs 長瀧なんて、「笑ってれば放射能はくっつかないぜー」ってふざけたこと言い放って、あっという間に福島からトンズラしたメンゲレ山下の親分で悪党だから、座長の座から叩きださなきゃならないのは当たり前ー。
04. 2014年8月16日 03:05:35 : aiMZAOJQqY 座長解任直訴のママ、やるねぇ。がんばれ！ 長瀧重信は御用の中の御用、極悪人の中の極悪人である。 こいつのボスは長崎大学学長を務めた福見秀雄で、あの731部隊員だ。 長瀧は1960年代にハーバード大に留学させてもらい、IAEAの飼い犬になった。 あの重松逸造の後を継いで、放射線影響研究所の理事長として、 原爆被害の隠蔽や過小評価に尽力してきた。 こいつの手下が、あのメンゲレ山下こと山下俊一、そして高村昇だ。 http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/205.html こいつを追放しない限り、世の中は絶対によくならない。
05. 2014年8月16日 03:51:42 : rO4ke6ikI2 国に期待しないで西日本に移住しなよ。 いくら期待し続けても無駄だってまだ分からないのか？ 自分の身は自分で守らないといけないんだよこれからの日本はね。
06. taked4700 2014年8月16日 05:28:46 : 9XFNe/BiX575U : LdPV40TTQw ＞福島県の甲状腺がんのうち、少なくとも７割が１センチ以上かまたはリンパ節転移のあるもの これ、すごいですね。もし、見逃されてしまうと、肺転移がされてしまうという意味のはず。毎年検査をしてもいいぐらい。 若い人の肺癌が増加するはず。
07. 高次 2014年8月16日 10:20:47 : 8TChQBJ4l5GEE : UIuOWHd01I おいら ２０１２年５月の連休に、会津・大内宿方面を旅行した まだ災害が生々しくて福島の人達にうわべだけのお見舞いの 声がかけられなかった また出会った人達は一様に原発事故を話題にしたくないらしく 口が重かった それでも新幹線の新白川駅で出会った男女高校生の会話は 今でもはっきりと覚えている 「僕達５年後にガンになるのだろうか」 「僕達何歳まで生きられるだろうね」 青春真っ盛りの高校生がこんな深刻な会話をしていたのに ショックをうけた 当時も今も正しい情報が出ていないが 高校生の周辺や地元では深刻な事態を認識していたのかも知れない ２０１１年から５年後は２０１５年だが新白川駅で出会った 男女高校生が元気でいることを祈るばかりだ。
08. 2014年8月16日 11:05:08 : xeW0Q7ohEM NHKの籾井会長がまだ居座っている。昔なら、とっとと追い出されていたろう。 恥ずかしい、暴虐といってさえいい発言をしている人間を地位から追い出すのは当然の ことだ。これをやらないと、不正がまかりとおることになる。その不正で死ぬのは 第一に子どもなのだ。
09. 2014年8月16日 12:52:08 : er7CzoPKaM 座長解任しても　NHKの籾井会長を解任しても　首相交代しても　また同じような人間がつくだけ 公務員　官僚　全取替えでも　しない限り根はたてない
10. 2014年8月16日 22:53:47 : C6z9wptawQ 安倍首相が、自民党が、経済産業省が、東電が、このような人の「解任」に反対している。原子力村所属御用学者を守れと。 あの揉井ＮＨＫ会長も解任されない。

11. 2014年8月17日 10:02:01 : Z8NfP1wPVT 安倍以前ならおかしな（特に非道な）発言をする人間は解任された。民主なら当然、 自民党であってもそのくらいの常識はあった。それが異様な国になりつつある。 中国、北朝鮮であってもありえないことだ。

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