★阿修羅♪ > 原発・フッ素40 > 260.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
<福島第一原発>作業員Dr.ヘリで緊急搬送「仕事とは関係ないと当社(東電)が判断したので病名は言いません」9/8東京電力
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/260.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 10 日 16:01:05: igsppGRN/E9PQ
 

<福島第一原発>作業員Dr.ヘリで緊急搬送「仕事とは関係ないと当社(東電)が判断したので病名は言いません」9/8東京電力記者会見(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3889.html
2014-09-09(18:52) みんな楽しくHappy♡がいい♪


公共の電波には乗らないけれど、
記者の皆さんはオンエアーされなくても、ものすごく頑張ってくださっています。
ある意味「命をかけている」といっても過言ではない東京電力の記者会見です。
日本の国民はこのような現実がある事を広く知っておくべきだと思います。


2014年9月8日
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
・H26/9/6 10:50 頃
福島第一原子力発電所構内で作業をしていた協力企業作業員(男性)が体調不良を訴え、
入退域管理棟救急医療室に入室。医師による診察の結果、緊急搬送の必要があると判断されたため、
同日11:18 にドクターヘリを要請し、
11:52 救急車にて福島第一原子力発電所からドクターヘリの待ち合わせ場所へ出発。
同日 12:15 にドクターヘリにて、いわき市立総合磐城共立病院へ出発し、12:55 に到着。
医師の診察の結果、1〜2週間程度の入院加療を要することになった。


2014年9月8日月曜日
東京電力記者会見


東京電力 白井:
こちらは土曜日、9月6日になりますけれども、発電所の構内で作業されていた方、
これは凍土壁の方の作業関係で、え、資材置き場で寸法取りのような作業を行った方ですけども、
体調が悪いという事で、えー、入退管理施設にあります医療施設の方で診察を受けてございます。
その診断の結果、緊急搬送の必要があるということで、ドクターヘリを11時18分に要請をしてございます。
で、磐城共立病院で診察をしていただきまして、
「仕事とは関係ない」という、「ない」という事で結果はいただいてございます。
詳細な病気等について、エー、病名等につきましてはプライバシーに関わる事でもありますし、
仕事とは直接関係ございませんのでお話は出来ませんけども、
その結果は1〜2週間の入院加療といった状況になってございます。


ヨシノ:
テレビ朝日のヨシノと申しますが、
その救急搬送の方の話なんですけれども、
「プライバシーの関係がある」というんですが、
そもそも、この方がどこの誰であるか?年齢も何もかも伏せている訳ですから、
その方が「どういう病気になったか」という事をつまびらかにしても
プライバシーには影響しないのではないか、というのが一点と、
それから「仕事と関係がない」と東京電力に説明されても、
それをまるまる信用する事は出来ないので、これは明らかにして下さい。というのが2点です。


白井:
2点目につきましては、当社としては考え方は変わりませんのでご意見として承って、
きちんと伺わせていただきます。
それから当該の作業員の方ですけれども、60代の男性の方で凍土壁。
先ほどお話ししましたけれども、
凍土壁の関係の作業で、寸法取り等を実施されていた方といったことになります。


で、発電所の方の、現場の方での作業になりますので、
通常の全面マスクですとかタイベック、クールベスト、ゴム手二重とか、
あと、おー、遮蔽のベストといったものを付けて作業をしてございます。


ヨシノ:すみません、「仕事とは関係ない」と判断した根拠はなんでしょうか?じゃあ。


白井:
当社としては病名等もお聞きしまして、
えー、仕事直接ないものというふうに判断をしてございます。


ヨシノ:あの、そこはじゃあ、「今後も明らかにしない」という事ですか?


白井:
あの、「仕事とは」と我々としては特に関係ないと判断してございますので、
明らかにする事はございません。


ヨシノ:
永遠の押し問答になっちゃうからやめますけれども、
それを判断するのは、東京電力じゃないと思うんですよ。
それは、それは私たちが本当に関係あるのかないのかというのは判断する事であってね、
なんで御社が判断するんですか?


大体御社が判断して嘘ついた事だっていっぱいある訳でしょ、他に。
あるいは事実を言わなかった事が何度あったんですか?
それをね、


白井:意見として伺わせていただきます。


ヨシノ:3年も4年も…、3年前と変わらないじゃないですか!、ということを言っておきます。



モリ:
日本テレビのモリです、よろしくお願いします。
後もう一点先ほどの一番最初に質問が出た緊急搬送の件なんですけど、
これは「仕事とは関係ない」というお話でしたけど、
病院側がそういう風に説明したのか、
それとも病院側の病名を聞いて東電さんの方でそういう風に判断されたのか、
そこをちょっと教えてもらえますか?


白井:えっと、後者の方になります。


モリ:
つまり東京電力の方に病院からこの方に関する病名の説明があって、
それを聞いて「これは仕事とは関係ない」という風に判断されたという事でよろしいんですね?


白井:そうですね、はい。


モリ:その判断の根拠を改めて教えていただけないですかね?


白井:
いわゆる、あの、仕事で、え、…、ま、「関係する」といったものであれば、
まず、「外傷があるようなものであれば、仕事と直接関わりはあるだろう」といったものになるかと思います。
このたび、外傷があるような事象じゃございませんし、
後は、外傷がなくても熱中症ですとか、そういった、あの、酸欠ですとか、
そういったいろんな場合が考えられますけれども、
その人たちが今までやっていた作業関係ですとか、
後、話を伺った病名等で、作業に直接関係するものではないというふうに判断してございます。


モリ:
分かりました、後もう一点これも事実関係の確認なんですが、
この当該60代の男性自身に話というのは、東京電力さんの方で病気になった後、
搬送された後話は聞いてますか?聞いていませんか?


白井:
えー、当社から直接聞いているのではなくて、
えー、この、・・・、多分元請け、
確認していないですけれども、こういった場合は直接話を伺うのではなくて、
えーー、この雇用主等を通じて、そういう病名等の説明を聞いてございます。


モリ:そうすると協力企業と本人とはヒアリングをしているという事で報告は受けてますでしょうか?


白井:
あの当社から直接確認したのではなくて、元請け企業さんの方から、
えーー、病名ですとか、あるいはあの、あ、病気の状況ですとか、
その前の勤務状況とか、そういった事を含めて、エーー、聞いてございます。


モリ:
わかりました。
えっと、病名はお答えできないという事だったんで、そこはこれ以上やってもしょうがないんですけれども、
「体調不良を訴えた」という事ですけれども、
これは具体的にどういう風な体調不良を訴えたのかという事は教えていただけますか?


白井:一応、「のどに痛みがある」というふうに聞いてございます。


モリ:意識は、「救急搬送されるまで意識はあった」という事でよろしいんですか?


白井:はい。


モリ:分かりました。


木野:
フリーの木野ですけれども、
先ほどの作業員なんですが、
これは何次受けの会社だったんでしょうか?


白井:
そういった、あの、
何次受けとかそういった事までは当社としては確認はしてございません。


木野:原発の作業経験というのは確認されてますか?


白井:福島第一原子力発電所での作業経験は6ヶ月というふうに聞いています。


木野:その6ヶ月というのはどなたに聞かれたんですかね?


白井:これは元請けを通じて確認をしております。


木野:
何次受けかは確認していない、
聞いていないという事なんでしょうか?
報告がないという事なんでしょうか?


白井:聞いてございません!


木野:要するに東電から質問をしていないという事ですか?


白井:
当社としては、この「何次受けか」といったところにつきましては、エー、
質問はしてございません。


木野:
それから先ほど御社の方で「関係ない」と「作業と関係ないと判断した」という事ですけれども、
御社のどなたが判断されたんでしょう?


白井:特に「どなた」といった事はないかと、いう必要はないかと思います。


木野:
いや、必要はあると思うんですけど、
「関係あるかないか」というのは結構重要な事なので、
「どなたがどのように判断されたのか」は説明していただけないでしょうかね?


白井:…・、当社としてあの、「誰が判断したか」という事は回答するつもりはございません。


木野:
御社の現場の病院の医師の方なんでしょうか?
それとも本社のどなたかなんでしょうか?
それ位はご説明いただけないでしょうかね?


白井:・・・・・・・


木野:どの部所で判断したとか、それ位はご説明いただけないでしょうか?


白井:
あの、ご意見として伺わせていただきますが、
今のところそういったところにつきましてお話しするご予定はございません。


木野:分からないですけれども、とりあえず結構です。


ヨシノ:
ごめんなさい、ちょっと、
要するにね、
あなた方が「この人は原発の作業と関係ない」と言っても信用できないんですよ、簡単に言って。
3年前からあなた方のこの会見を聞いている人間としてね、言わせてもらえば、
あなた方はいっぱい嘘をついてきているから、
あるいは事実とまるで異なることを言ってきているから。
であるならば、「関係ない」というなら、
「医者がそういうふうに言っている」というのを、今度からちゃんと出してきて下さい。
「医者の所見では『これは作業とは関係ありません』」というところを。
第三者の所見がなければ全く信用できない。
でしょ?


白井:ご意見として伺わせていただきます


ヨシノ:ご意見としてじゃなくて、真面目にやって下さいよ。


白井:私は真面目にやっているつもりです。


ヨシノ:やってないでしょ、あんた。同じ事繰り返して


白井:これ以上やめましょう!


ヨシノ:テープレコーダーみたいに同じ事繰り返していて何ムッとしてんの?


白井:次行きましょう!


ヨシノ:いや、あとで、あとでやりましょあとで。後でやりましょう。


マコ:
同じく緊急搬送された方の件ですが、
今年2月に発効された「事故トラブル等緊急時の通報基準公表方法」を見直したのですが、
けが人傷病者の区分で6パターンありまして、


今回の、「救急車、Dr.ヘリで搬送した場合」というのは、
「平日昼間に発生したものは直近の定例会見にて説明」となっています。
「東京電力が作業内容と病名を判断して公表するかどうかか決める」とは書いてございません。
今まで、平日昼間作業中に緊急搬送された方は、最低限の情報は発表されております。
「作業と関係のない病名なので発表しない」という事は今回初めてなんですが、
これはなぜそのようになったんでしょうか?


白井:・・・


マコ:今年の2月からの運用にこれは当てはまりませんが。


白井:
従来からも、作業起因ではないといった事が、え、
メールですとか公表する前に分かった段階に於きましては、
こういった公表もしていないという事もございます。


マコ:いえ、作業起因でなくても心筋梗塞やその他の病名は出ております。


白井:ですから病名が出る前に…、どちらが先かって、時間的なスケジュールの起因になると思います。


マコ:
作業に起因しようがしまいが、
これは「作業中に緊急搬送された」ということで、
労働安全衛生法や電離放射線障害防止規則に、作業中の緊急搬送は適用されますので、
それは作業内容と病名の因果関係ではなく、
全て発表される事象だと思うのですがいかがでしょうか?


白井:
「緊急搬送された」といった段階で、
基本的には皆さんの方に、いーー、メールですとか、あるいは至近で夕方の会見等があれば、
そういった点でお話をさせてございます。


マコ:えー、この


白井:えー


マコ:はい、


白井:
この度、これが土曜日に発生しているという事で、
またあの、作業をしている最中ではなかったという事、
また、体調不良も「喉の痛み」といったことで
「直接関係ない」といった可能性が非常に高かったといったことから、
「発電所の作業に伴うものではない」と判断しまして、
え・・・、メール等でのご連絡といった事はしてございません。


マコ:
「作業をしていた時ではない」と今おっしゃられましたよね?
これは、資料には「作業をしていた」とあり、
「凍土壁の資材置き場で寸法取りをされていた」と白井さんご自身がご説明されたんですが、
休憩中の話ですか?これは。
「作業をしていなかった」ということは、


白井:
作業をして、作業がいったん終わりまして、着替えをした後に、
「体調が悪い」といった連絡があったものと思われます。


マコ:着替えをした後体調が悪いと。


白井:はい。


マコ:
わかりました。
で、先ほども申しましたが、これは労働安全衛生法の健康の保持増進のための措置や
快適な職場環境形成のための措置など、様々な項目に触れますので、
その作業内容と病名の因果関係は御社が判断する事ではなく、
法律に触れている可能性があるという事で、
全て情報は公表して下さい。


で、関連して聞きますが、
この原発の作業6ヶ月目という事で、であるならば、
電離放射線障害防止規則による電離検診を受けておられる。
直近で受けておられると思いますが、それはいつですか?
6ヶ月ごとなので、構内に入る前と6ヶ月目に受けておられる筈ですが。


白井:
「電離検診をいつ受けていた」という点につきましては確認をしてございません。
ただし、毎日の作業前に朝礼等で体調の確認ですとか、
え、そういう事をして、当日も「異常はない」といったことで作業を開始してございます。
また、事前に大きな時間外労働ですとか、連続勤務といったものがないという事も確認をしてございます。


マコ:
電離検診をいつされたかというご確認をよろしくお願いします。
で、これは休憩中であれど、休憩中も労働時間に入っていますので、
これは労基署にあげている事象なんでしょうか?


白井:労基署さんの方にはこういった緊急搬送したという事の連絡はいっていると思います。


マコ:分かりました。では電離検診等のご確認をよろしくお願いします。


マサノ:
フリーのマサノです。
遅れてきたのでちょっと重なる質問になってしまうと思うんですが、
ドクターヘリで運ばれた方について、改めてもう一回聞きますが、
「判断を東電がした」「誰がしたのか言わない」っていうことなんですが、
本社ではなくて現場での判断という事で、間違いはないでしょうか?


白井:・・・・


マサノ:それとも本社まできてそこで判断したんでしょうか?


白井:
・・・、
あの、本社でやっ、本店でやってるのか、発電所で判断しているのか、
といったところについては確認をしてございません。
ただ、「当社の方で判断をしている」といった事でございます。


マサノ:
先程おしどりさんが言われていた2月に決めた指針。
聞きそびれてしまったんですが、2月何日でフルネームを言っていただけますか?


白井:え、そういった質問であれば、これが終わった後のぶら下がり等でご説明さしあげたいと思います。


マサノ:
ああ、じゃあ質問を変えますが、
その2月の指針を決めた責任者は誰になりますか?


白井:・・・・


マサノ:廃炉カンパニーなのか、その前でしたっけ?2月というと。


白井:・・・


マサノ:えーッと、その担当者というか、どなたになりますでしょうか?


白井:
まぁ、あの、発電所の方と本店の方の広報部門といったところが協議して決めている事になります。
明確に発電、えーっと、計画者、判断者が誰になるかというのはチョット把握してないですけども。
あのとくに、


マサノ:広報は


白井:広報も関係してございます。


マサノ:
「現場と本部で協議して決めた」ということですね。
そうすると、それにそった判断が今回なされていないという事なんですが、
それについては「認められた」という事でよろしいんでしょうか?


白井:
あの〜・・・・、・・・・、
あのー、必ずしも当社の対応に間違いがあったとは考えてございません。
当日の発電所の日報というのがホームページに載っていると思いますけれども、
そちらの方にはその旨の記載がございます。


福島第一原子力発電所の状況について(日報)
【午後3時現在】平成26年9月6日
http://www.tepco.co.jp/nu-news/2014/1241491_5878.html
※福島第一原子力発電所構内で作業をしていた協力企業作業員(男性)が体調不良を訴え、本日午前10時50分頃に入退域管理棟救急医療室に入室。医師による診察の結果、緊急搬送の必要があると判断されたため、同日午前11時18分にドクターヘリを要請し、午前11時52分、救急車にて福島第一原子力発電所からドクターヘリの待ち合わせ場所へ出発。午後0時15分にドクターヘリにて、いわき市立総合磐城共立病院へ出発。


マサノ:病名についてはどうですか?


白井:病名についてはこれ以上、あの、同じ回答になるので差し控えたいと思います。


マサノ:
病名について明らかにしていないという事は、それはおかしいんじゃないですかね、やっぱり。
もしなんだったら、答えていただけるまでここに座っていたいくらいに必要な、重要な事だと思うんですが、
お答えはどうですか?
重要だと思われませんか?


白井:おこ、お答えは、お答えする予定は、お答えするつもりはありません!


マサノ:ど、どうしてですか?


白井:作業に関係のない、プライバシーに関わる内容だからです。


マサノ:
なぜプライバシーだというふうに私たちは判断できるんでしょうか?
判断材料をいただかないと、納得いかないんですが。


白井:・・・・・・・


マサノ:
例えばですね、労災申請するとしますよね、その方が。
その際に、事実関係が非常に重要な訳ですよね。
で、情報というのは後になればなるほどどのようにでも操作が可能ですので、
ここで明らかにするという事が、その方の福祉にもよろしいし、
私たちも情報を知りたいと思っているものにとっても重要なんですけれども、
そういったお考えになりませんでしょうか?
そのための指針じゃなかったんですか?


白井:・・


マサノ:客観的に、その疑念を持たれないための指針だったんじゃないですかね?


白井:
病名に関しましては、先程もお話ししましたようにプライバシーに関わる内容という事で、
当社からお答えする予定はございません。


マサノ:
えっと、プライバシーというのは、その方の利益を守るために主張される事であって、
その方の不利益につながるかもしれないような事、あるいは公共の福祉に関わる事であれば、
というか、あの〜、
お名前も明らかにされないし、何次受けかというのも言われてない訳ですよね。
という事は、病名を言ったからといって、誰のプライバシーが侵害されるんですか?


白井:・・・


マサノ:答えて下さい。すみません、誰の


白井:何度もお話ししていますけれども、お答えはいたしません!


マサノ:疑念を持たれるというふうに思いませんか?


白井:ー


マサノ:それは何か逆に疑惑と関係がある病気ではないのかというふに疑念を持たれるとは思いませんか?


白井:
ー・・・、
何度もお話ししていますけれども、病名等につきましてはプライバシーに関わることですので、
当社からの公表は差し控えさせていただきます。


マサノ:
そうしましたら先程の2月の指針ですが、
この会見が終わるまでにコピーをして頂けませんでしょうか。
よろしくおねがいします。
いったん終わります。


木野:
その、「プライバシーだから出さない」という判断とかですね、
それから「説明しない」という判断は、
これは広報部の判断という事でよろしいでしょうか?


白井:ー


木野:
おそらく、白井さんが個人で判断したのではない事は明白なので、
明確に、どなたの判断、どなたの責任でそういう説明をしないという事を決められたのか?
明らかにして頂けないでしょうか?


白井:ー


木野:
広報部の原子力担当は今、坂井田(健司)さんだと思うんですけれども、
責任者としては坂井田さんという事になると思うんですが、
そう理解してよろしいんでしょうか?


白井:
あの、広報だけではなくて、発電所も含めて全体で判断をしてございます。
ちょっと今、誰がこの最終的な責任、
おっしゃっているのは最終的な判断をした責任者は誰か?という事かと思いますけど、
発電部長になるのか、広報部長になるのか、ちょっと今の段・・
わたくしはちょっとお答えしかねます。
確認をする必要があるかと思いますが。


木野:エーー、じゃあそれはぜひ確認をお願いいたします。


モリ:
何度も繰り返しで恐縮なんですが、緊急搬送の男性の件なんですけれども、
もう少し事実関係だけ教えて頂きたいんですけど、
体調不良を最初に訴えたのは、作業をした後、着替えをした後だという事ですが、
そのとき訴えた体調不良というのは「喉の痛み」のみですか?
それ以外にはありませんか?


白井:
のどに痛みがあるという事で、えー聞いてございます。
それ以外にどこか具合が悪いですとか、そういった話は聞いておりません。


モリ:
で、その後に医療室に入室したという事ですけれども、
ここで意思による診察の結果「救急搬送の必要がある」と判断したという事ですけれども、


白井:はい


モリ:この「緊急搬送が必要だ」という風に判断した根拠というのは教えて頂けませんでしょうか?


白井:
緊急搬送の根拠といったものにつきましては、えー、
「内診とエコー検査を実施した」とは聞いてございます。
詳細につきましては、病名等に関わってくる話になりますので、
これ以上については控えさせて頂きたいと思います。


モリ:
それと「緊急搬送が必要だ」というようにしたのは、
まず、1F(福島第一)の中の医師ということでよろしいんですね?


白井:はぁそうなります。


モリ:
わかりました。
それからこの男性には、元請けを通して話を聞いているという事で、先程ご説明がありましたけれども、
男性から具体的に病気に関して何か話を聞いているという事はありますか?


白井:
当社からは直接、この方に状況とかですね、
お話を聞いているといったものはないです。


モリ:この方が所属している企業からはそういう話は聞いていますか?


白井:
あの元う、私の方としてはすみません、
元請けから、そういった話は、元請けさんを経由して聞いてございます。


モリ:
元請けはこの男性作業員とは何回位面会をして、どういうような話を聞いているか、
というのはもう少し具体的に教えてもらえますか?


白井:ん・・・・


モリ:あの、御社の方で把握されている限りで全然かまわないんですけれども。


白井:
そういった何回目、元請けの方から、あのー、何回位本人に確認したとか、
そういった事は聞いてございません。


モリ:
本人の話として元請けから聞いた話として、
中身というのはどういう事を聞いていますか?


白井:
あのー当社としては、元請けから病気を、
診察の結果という事で「こういった状況でした」というような話を聞いているということになります。
ですので、作業の、先程お話しした作業の時系列的な事につきましては、
ま、一緒に作業している方とか、そういった本人の方に確認を、
本人の確認をしていると思いますけれども、
あの、病気の状況ですとか、そういった事、細かい点について確認しているものではないです。


モリ:
そうすると、病院の方から話を聞いた。
東京電力さんが直接病院から病名を聞いた訳ではなくて、
元請けの企業さんから病名を「間接的に聞いた」ということでよろしいんですか?


白井:あ、そうですね、はい。


モリ:「直接病院とは東京電力さんとしては話しはしていない」という事でよろしいんですね?


白井:
あのー、そうですね、あのそこを確認してないですけど、
通常当社から「今行った作業員の方の病名は何ですか」と言って
それであの、直接の契約関係もありませんから、
教えてもらえるものとも思っておりません。


モリ:
すると、基本的に病院に搬送されて以降の情報というのは、
この男性が所属している企業からのみ東京電力さんは受け取っているという理解でよろしいんでしょうか?


白井:はい、基本的にそういうことになります。


モリ:わかりました。


ーーーぶら下がりに続く


喉が痛くて、エコー検査した結果、救急で緊急搬送される病気ってなんだろう?
喉が痛い意外の症状はないらしい。
扁桃腺が腫れた位じゃDr.ヘリに乗らないだろうから、
だって、Dr.ヘリに乗るっていう事は一刻を争う重病だっていう事ですよね。
死にそうだったっていう事でしょ。
喉が痛くて、一刻を争う死にそうな病気って?
朝礼では異常がなかったんだから、何時間かのうちに急変したという事ですよね、
朝は元気だったのに、仕事が終わったら喉が痛くてDr.ヘリで救急搬送されるような
放射線とは関係のない病気って、
なんだろう?


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年9月10日 17:39:43 : gN4Zs5JYB2
ノドに魚の骨でも刺さったのかな?

02. 2014年9月10日 20:29:58 : rO4ke6ikI2
汚染水に足突っ込んだ人はどうなったんだよ。

03. 2014年9月11日 00:41:44 : MXPAfrqM8E
東電の広報責任者は、記者会見担当者を組織の盾にしてはいけない
2014年9月10日 4時24分 木野龍逸 | フリーランスライター

9月6日、福島第一の作業員が、作業を終えて着替えているときに、ノドの痛みを訴えて医療室で診察後、緊急搬送の必要ありとしてドクターヘリでいわき市立総合磐城共立病院に搬送された。

東電は週が明けた8日の会見でこのことを発表。当日に公表しなかった理由は「原発の作業とは関係がない」と、東電が判断したからと説明した。

一方で、病名は「プライバシー」だとして公表を拒否。このため8日の会見では、記者から「東電が判断するのはおかしい」という声が続出していた。。

これまでも東電は、傷病者が救急搬送されるても「作業との因果関係はない」と東電が判断した場合、「病名はプライバシー」として、詳細を明らかにしてこなかった。事故直後には、死亡が確認されたあと、何日も発表しなかったこともあった。名前も出身地もなにも明らかになっていないのだからプライバシーは確保されているとして、記者側から病名を明かすよう求められたこともあったが、「ご意見として承る」と回答し続けていた。

8日も東電は同じ説明をしたが、まずテレビ朝日記者が先陣を切って「プライバシーというが、この人がどのヒトか、プライバシーというが、年齢も伏せているのでつまびらかにしてもいいのではないか。仕事とは関係ないというが、東電から説明してもうけとめられない」と批判。さらに「判断するのは東電ではない。御社が判断して、事実ではなかったこともある」と、これまで事実と違う説明をなんども繰り返してきたことを指摘した。これに続けて日経、日テレ、フリーランス記者も批判を展開した。

ただこの件の本質は、東電が会見担当者(この日は白井原子力立地本部長代理)を盾にして、組織や責任者を守っている疑念があることにある。本来、責任を追及すべきなのは、決して表には出てこない広報部門の責任者だ。

東電の広報部門は、現在は「坂井田健司」広報部長(14年6月27日付着任。前職は、広報部・原子力報道担当)、役員の「大河原正太郎」常務執行役(秘書部、広報部担当)が責任者だ。坂井田広報部長の前任者は「矢野伸一郎」氏(現在は多摩支店長兼組織改革準備担当)だった。

矢野前部長は、2011年11月1日に、電事連派遣から戻って広報部長に就任。しかし就任後は一度も、定例会見に姿を見せなかった。その矢野氏の前任者だった鈴木和史氏は、事故直後からしばらくの間、会見に姿を見せていて、会見担当者が回答できないことを引き受けていたこともあった。もっともその中で、ウソをついたこともあった。

現在の坂井田広報部長も、一度も定例会見に出てきていない。

今回の件で問題なのは、「病気と作業に因果関係がない」という判断を、現場を管理する東電がして、その根拠や、判断の責任者さえ明らかにしないことだ。東電は、病気はプライバシーだというが、会見で指摘されたように個人が特定できる情報は出ていないのだから、プライバシーは確保されているはずだ。

このような判断根拠になる情報を出せないのであれば、せめて福島第一の発電所で判断したのか、本店で判断したのか、本店ならどこの部門で判断したのかくらいは明らかにすべきではなかったか。そうしたことすらできないのであれば、責任者が説明すべきではないだろうか。

しかし東電は、理由も示さず自らの正当性を強調する。そのことを、会見担当者に強弁させ、決定権のある責任者は裏に隠れて出てこない。批判の矢面に立たされるのは、常に会見に立つ現場担当者だ。

しかしいま、追求すべきは広報の責任者だ。

今回の件では、単に病気と作業の因果関係にとどまらず、事故から3年半が経過して情報公開が後ろ向きになってきた東電の姿勢はおかしいということが改めて認識された。このような情報公開に対する方針に責任を持っている上層部が現場の会見担当者の影に隠れているのは、あまりにも無責任だ。現場の会見担当者を組織の盾にしてはいけないのだ。

追記
記事を書き終えた頃、現場作業員からの連絡で、件の作業員の病名がわかった。東電の資料によれば、この作業員はノドの痛みで医療室に行った際、腹の調子が悪いことを医師に伝えた。そのため診察をしたところ、腹部大動脈瘤切迫破裂の疑いと診断され、ドクターヘリで救急搬送されたのだという。なるほど、病名を聞けば因果関係なしというのもわからなくはない。しかし公表しない理由は、やはりわからない。東電は、本人が公表をいやがることがある、と説明するが、納得はできない。過去、東電は長期間、生死すら明らかにせず、批判が高まったことで公表に至ったこともある。こうした経緯を思うと、東電の説明を鵜呑みにするわけにはいかない。せめて東電は、地下水バイパスのためにくみ上げた地下水の分析を第三者機関に依頼しているのと同様、病気についても独立性のある機関に検証を依頼すべきではないだろうか。そうでなければ、東電のいうことを信じろ、ということになってしまう。


木野龍逸
フリーランスライター
編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術に限らず、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、東電や政府の会見や、事故対応の状況を集中的に取材中。ニコニコチャンネルなどでメルマガ「ニッポン・リークス」を配信。近著に「検証 福島原発事故・記者会見3〜欺瞞の連鎖」(岩波書店)。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kinoryuichi/20140910-00038973/


04. 2014年9月11日 09:27:53 : rrhrFN6JLd
急性被曝?

05. 2014年9月11日 11:10:11 : c42v0VsZO2
喉の痛みを訴えて、ヘリコプターで緊急搬送と言えば、心筋梗塞が考えられる。

>「だるくてのどが痛い」病名は心筋梗塞:総合診療医ドクターG

http://ocky.blog129.fc2.com/blog-entry-891.html

IAEAの文章では、比較的に低い線量による急性被曝の場合、死亡は、心筋梗塞と関連があるかもしれないと書かれている。

http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/703.html#c6


06. 2014年9月11日 11:44:31 : c42v0VsZO2
米軍の急性被曝を扱った文書に、急性被曝で35時間後に死亡した人の解剖所見がのっている。

心臓は、心筋炎、心筋浮腫、心臓肥大、繊維性心膜炎を起こしていた。

>Case Study 2-3:・・・・・ dose to the upper extremity
120 Gy ± 50%). ・・・・・・・

Examination of the heart showed acute myocarditis,
myocardial edema, cardiac hypertrophy, and a fibrinous
pericarditis.


http://www.cs.amedd.army.mil/borden/FileDownloadpublic.aspx?docid=423f63d0-dc11-4ab1-99f2-31a5b47cc5ca

それから、胸部に、放射線治療を受けた患者では、心筋梗塞が増えることが知られている。

>医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)が13日掲載した欧州での大規模研究結果によると、乳がんで放射線治療を受けた女性では心筋梗塞やその他の重大な冠状動脈事象のリスクが高まることが明らかになった。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424127887323893104578359313885463472


07. 2014年9月11日 12:49:42 : QiHQW4FeI2
読売はダメだがまだ記者はしっかり聞いているようだね(笑)
読売の記者たちも会社に反旗を翻すだけの
行動を起こしてほしいものだ

08. 2014年9月11日 16:23:43 : aiMZAOJQqY
患者の病名も大切かも知れないが、
もっと大切な問題に突っ込みを入れるべきじゃないの、記者諸君。

たとえば、溶融燃料はどこに行ったのか、とかさ。

何十トンもある超高線量の燃料が行方不明なわけはないんだからさ。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素40掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
原発・フッ素40掲示板  
次へ