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小水力発電に注目 100万キロワット原発12基分はまだ未開発 (農林中金総合研究所)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/287.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2014 年 9 月 12 日 05:31:19: FpBksTgsjX9Gw
 

海外に住んだことのない人にはピンと来ないかも知れないが、日本のように雨が多く水が豊富で、
しかも険しい山が多い国は、世界でも珍しい。

日本はもっとも水力発電に適した国なのだ。その日本で、水力発電が再び脚光を浴びている。

水力といっても、黒部ダムのような巨大ダムによる発電のことではない。
ダム・貯水池なしで高低差を利用した小水発電である。
(発電規模1万キロワット以下を小水力と呼ぶ。日本の水力発電の7割は小水力)

まずは農林中金総合研究所の報告書を見てほしい。
「小水力発電の現状と普及の課題」 (農林中金総合研究所)
http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n1210re1.pdf

内容を簡単にまとめると、
- CO2、廃棄物を出さない
- 燃料不要、純国産エネルギー
- 大きいのは初期投資だけ。発電コストは低い。
- 太陽光、風力とは違い、季節、時間帯によらず安定的に発電できる
- 雨が多く急勾配の河川が多い日本に風土に適している
- 全包蔵水力のうち4割、100万キロワット原発12基分は未開発
- 水利権問題の解決が必要。制度の簡素化、規制緩和が課題

水力には開発の余地はもうないと思っていたが、全包蔵水力のうち4割が未開発とは意外であった。

複雑な水利権の問題があるというが、法律を改正すればいいだけの話で、技術的な欠点ではない。

高低差の大きい山間部のほか、農村地帯では農業用水を、都市部では上下水を使える。
地形や水量、発電需要に応じて自由自在に選択できるのが小水力発電のよいところだ。

この報告書をまとめたのは農水省系の農林中金総合研究所である。
経産省・資源エネルギー庁は原発利権一辺倒であり、このような水力発電に関する報告書は
絶対に書かないだろう。

おそらく、小水力発電の利権を得ようという農水省の思惑があるのかも知れないが、
安全で、安く、環境負荷が小さい発電方式なら大歓迎である。

原子力ムラや電力会社は、まるで発電が大変難しい技術のように言っているが、これは一種の洗脳で、
たかが発電、大したことではない。

自転車ランプのダイナモと基本的には全く同じ原理だ。ちょっとスピードを出せば、びっくりするほど明るく光る。
発電はその程度のものなのだ。
水を沸騰させて蒸気の力で回すか(火力・原子力・地熱)、水を落として回すか、風力で回すかだけの話だ。

たかが発電機を回すために、危険極まる核反応を利用し、放射能汚染や核廃棄物の処理に困り果てるなど
愚の骨頂である。

小水力、風力、太陽光、地熱発電などを組み合わせれば、現在の原発の発電量ぐらいは十分カバーできる。
そもそも、しっかり水力発電に注力していれば、原子力に手を出す必要もなかったのだ。

小規模の発電所をあちこちいくつも作り、分散供給・地産地消すれば、長い送電線もいらず、
効率的で事故にも頑強になる。
バカげた総カツアゲ原価方式で、好き勝手に値上げされた電力会社の電気を使わなくともすむ。

すでに小水力発電に取り組む自治体や企業がどんどん増えている。
一度廃止した水力発電所を復活させる動きもある。

日本には高い山々から滔々と流れる豊富な水がある。これは莫大なエネルギー資源である。
その半分近くがまだ使われていないのだ。これほどもったいないことはない。

日本はエネルギー資源小国という洗脳からいい加減に解き放たれるべきだろう。

明治時代中頃までは水車小屋がたくさんあったが、電気が普及するにつれ消えていった。
それが今、発電のために復活しつつある。

あちこちで大小の水車がゆっくり回る風景も、のどかでよいではないか。
これこそ自然の恵みというものだ。


(関連リンク)

「小水力発電ニュース」 (J-WatER 全国小水力利用推進協議会)
http://j-water.org/

「『小水力発電』なんてショボいんでしょ?(月間チャージャー)」(阿修羅・蓄電 2011/8/7)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/455.html

「家中川小水力市民発電所 元気くん」 (山梨県都留市ホームページ)
http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=2681

「サイフォン式の小水力発電所、4メートル以下の低い落差を生かす」 (スマートジャパン 2014/5/21)
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1405/21/news023.html
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1287.html

「大都市の水道を利用した小水力発電、さいたま市が5カ所で導入 」(阿修羅・蓄電 2014/5/2)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1221.html

「東京発電、さいたま市に小水力発電所 新たに3、4カ所目」(阿修羅・蓄電 2014/5/3)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1224.html

「マイクロ水力で都市発電を実現 再生可能エネルギーの真実」(阿修羅・MR 2012/7/19)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/719.html
 

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コメント
 
01. 2014年9月12日 07:06:13 : bwFzMVs2eU


         がんばれ!小規模発電 自分で使う電気は自分で


02. 知る大切さ 2014年9月12日 08:28:35 : wlmZvu/t95VP. : ehFFxjr9iM
自治体がエネルギー産業を担い得た収益で住民税を下げる。
そんな経営者感覚を持った首長の多数のだいとうを望む。

太陽ですが
我が家はソーラー10kw 屋根全面と車庫で年間発電で
7000kw 一方年間消費電力も7000kw(多め)
蓄電さえできれば自前で全てまかなえます。(IH・電気温水器・井戸水)
自給自足に不足するには食うものだけ。 自分達が食うに必要な耕す土地は
あるから後は労働対価(今の仕事)をどうシフトさせるかだけ。

数年先までのリスクを背負う勇気あれば都市部でなければ多くの方がやれる。


03. 2014年9月13日 03:45:49 : aiMZAOJQqY
>>02
「知る大切さ」さん、自宅ソーラー発電ですが、費用、面積その他、投稿にして、
詳しく報告していただけるとありがたいです。

ソーラーは高すぎる、ペイしない、天候次第で使いものにならない、などと批判されていますが、
本当はどうなのかを実際のユーザーから知りたいのです。


04. 2014年9月13日 07:11:15 : 8h8vUaNJLg
これが政府機関の発表であることに注意めされよ。
代替手段は可能性はあるがコストは高くまだそれが普及するのは先のことと刷り込むために書いている。

即対応出るのは天然ガス火力であるがそれには全く言及しない。


05. 知る大切さ 2014年9月13日 11:07:22 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26
>03
aiMZAOJQqYさん

1kwで畳4枚ぐらいです。
建設費は
3年前の全て業者任せ(屋根上)7kwで320万(国産パネル)
2年前の全て家族で(車庫上)の3kwで60万(中華パネル)


年間発電は大雑把に1kw当たり1000kwで計算でOKかと

もっと正しくはココ使うと便利
日射量判断はココとか(NEDO)
http://app7.infoc.nedo.go.jp

米や野菜と同じ通年すれば大きな変動は無い。最悪を想定してどの程度かのリスクを
想定する。


設置してペイが可能かはココとか (企業の人や資本家ははこんな場所から何が美味しいかを見る、普通の人はその時間(労働対価を得る為に)仕事してる、余った時間はバラエティやスマホで疲れを癒す)

調達価格等算定委員会
http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html

ココとかIRRがどう判断されているとか?
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/007_02_00.pdf

発電規模が小さい程初期投資コストが高くつくので回収が難しくなる。
個人的な考えでは業者任せ(普通はそうです)6-7kwぐらい設置でないと
10年でトントンにはならないと思う。今後も電気代が上がれば4-5kw
でもいけるかも。

3年間の実績では我が家はやって良かったと思っています。
3kwの増設がローコストだったのが回収効率に寄与。

余談
借金して50kwもセルフ設営で発電しています。1200万かけて売電は280万(40円もの)
今2機目建設中

2014/8月で50kwの見積もり複数業者にお願いすると大体1600万前後+電力会社(20-150万)+
土地代

自分の時間を世の中を良くすると思う事に使いたいなら、時間捻出の為のリスクを追う価値、今ならあると思います。 (余った時間を何に使うかがその人の人生観かと)


06. 知る大切さ 2014年9月13日 11:18:45 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26
最近の再生可能エネルギー市場の動向について
平成26年1月10日(金) 資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部

http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/015_s02_00.pdf


07. 2014年9月16日 02:07:00 : aiMZAOJQqY
>>05
情報ありがとうございます。

わりといけそうですね。
全くペイしないようなことが言われていますが、それも印象操作でしょうか。

おそらく、これからも電気代はどんどん上がっていくでしょう。
電力自由化になっても、どうせ原発の後始末の費用は上乗せさせられるだろうし、
円安で石油や天然ガスの価格も上がります。

それに比べて、ソーラーパネルの効率はまだまだ良くなるだろうし、値段も下がる。
希望が持てますね。

電力会社にとっては、これほど都合の悪いことはない。
停電するぞという脅しも効かなくなるし、電力料金を勝手に吊り上げることもできなくなる。

それで狂ったようにソーラーを否定するわけですね。


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