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「吉田調書」で完全暴露された菅元首相のイライラ 怒鳴り声ばかりに「何だ馬鹿野郎」と批判(J-CASTニュース)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/313.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 14 日 01:17:06: igsppGRN/E9PQ
 

菅氏は吉田氏と「食い違いはない」と主張するが(写真は首相在任時の2011年)


「吉田調書」で完全暴露された菅元首相のイライラ 怒鳴り声ばかりに「何だ馬鹿野郎」と批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140912-00000004-jct-soci
J-CASTニュース 9月12日(金)18時49分配信


 政府が東京電力福島第1原発の事故に関する政府事故調査・検証委員会の調書を公開した。事故処理の陣頭指揮をとった吉田昌郎所長による、いわゆる「吉田調書」を読むと、事故翌日に現地を訪れた菅直人首相(当時)に対する不信感が伝わってくる。

 吉田氏に対して「厳しい口調」で状況説明を求める一方、現場作業者への激励はなかったそうだ。ほかにも菅氏が怒りを爆発させていた様子を証言しており、「イラ菅」ぶりに「気分悪かった」と不快感をあらわにしている。

■「自由発言できる雰囲気じゃないじゃないですか」

 内閣官房のウェブサイトに2014年9月11日公開された「吉田調書」は、計11本の文書ファイルがある。2011年7月〜11月に断続的に実施された聴取内容を、そのまま記録したものだ。注目されたのが、原発事故が起きた翌日の2011年3月12日、当時の菅首相が現地視察を実施した際の吉田所長とのやり取りだった。

 最初のヒアリングとなった2011年7月22日の記録に、早速その話題が登場する。菅氏が福島第1原発に到着して吉田氏と顔を合わせると、「かなり厳しい口調で、どういう状況になっているんだということを聞かれた」と明かす。そこで、ほとんどの電源を喪失し、制御が聞かない状態だと説明したという。

 質問者が吉田氏に、「現場が厳しい状況になっているかということは、説明されているんですか」と問うと、「そこは、なかなかその雰囲気からしゃべれる状況ではなくて、現場は大変ですよということは言いましたけれども、何で大変かということですね、十分に説明できたとは思っていません」と返答し、「要するに自由発言できる雰囲気じゃないじゃないですか」と付け加えた。

 菅氏はこの際、現場作業者の激励には赴いていないという。訪問の様子を「来て、座って帰られました」としか吉田氏が表現していないところから、菅氏に対して好印象だったとはとても言いがたい。

 吉田氏の聴取後となる2012年2月に刊行された、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)の調査・検証報告書にも、菅氏の現場訪問時の様子が書かれていた。池田元久経産副大臣(当時)の手記の中で、「怒鳴り声ばかり聞こえ、話の内容はそばにいてもよく分からなかった」と記述されていたという。

■「一騎だけで先頭を走るタイプ」「ものすごく苛烈な性格」

 公開された調書には、吉田氏以外の関係者のものもある。読み解くと、菅氏の現地視察には政権執行部ですら全面的に賛成していなかったようだ。

 当時官房長官だった枝野幸男氏(2012年3月25日聴取)は、「政治的には絶対にたたかれます」と考えて菅氏本人に確認したが、それでも行くとのことだったと明かした。パフォーマンスだと言われるに決まっている、「こんなところで東京を離れること自体、どんなに結果がよくてもたたかれるのはよくわかっていました」と述懐するが、官邸に情報が入ってこないため「誰かが行くしかない」となればその通りだろうとも思ったという。「一騎だけで先頭を走っていくタイプのリーダー」である菅氏が現地を訪問し、枝野氏が官邸に残って全体を見た方が「政治的な評価という意味では絶対にマイナスだけれども、正直その方がものは回るわなと思いました」と本音を漏らした。

 事故発生時は首相補佐官だった細野豪志氏(2011年12月14日聴取)は、「私は反対だった」と率直に語っている。だが「絶対にあの人は行くと思った」とも述べた。性格的に「行くと決めたら行く人」なので、本人に直接は反対しなかったそうだ。12、3年の付き合いのなかで「ものすごくあの人は苛烈な性格」と評している。現地に足を運んだことで腹を決めたと思うと話す半面、「今から考えたらものすごく大きなリスクだったですね」とも口にしている。

■「あのおっさんがそんなのを発言する権利があるんですか」

 菅氏は2014年9月11日付のブログで、原発事故翌日の現場視察について触れ、「吉田所長に負担をかけたかもしれない」とする一方で、「住民避難の範囲を判断する上で原発がどの程度危険な状況か知る必要があった」「東電本店から官邸に来ていた武黒氏(注:武黒一郎フェロー=当時)が分からないと言う以上、現地に行って責任者から話を聞くしかなかった」と、あくまでも正当な行為だったと強調した。

 ただ、吉田氏の菅氏に対する不信が募ったのは、この訪問だけではなかったようだ。2011年7月29日実施の聴取では、菅氏が東電本店に乗り込んで政府との統合対策本部を設置した同年3月15日について触れている。本店の様子をテレビ会議で知った際、菅氏が「何か知らないですけれども、えらい怒ってらした......要するに、おまえらは何をしているんだということ」と振り返り、「気分悪かったことだけ覚えています」と述べた。菅氏が何の目的で本店に来ていたかも、「知りません」と突き放している。

 極めつけは、2011年11月6日に行われた聴取だ。事故現場からの「全面撤退」が検討されたかに関するやり取りのなかで、「逃げたと言ったとか、言わないとか、菅首相が言っているんですけれども、何だ馬鹿野郎というのが基本的な私のポジション」と強く菅氏を非難している。その後も「撤退」という言葉は使っていないと何度も繰り返し否定。質問者が「ある時期は、菅さんが自分が東電が逃げるのを止めたんだみたいな」と言うと、「あのおっさんがそんなのを発言する権利があるんですか。あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。そんなおっさんが、辞めて、自分だけの考えをテレビで言うというのはアンフェアも限りない」。菅氏を「おっさん」と呼んでいるところに、吉田氏の激高ぶりが伝わってくる。

 菅氏は前出のブログで、「吉田所長の証言と私の証言に、立場の違いはあるが本質的には食い違いはない」と書いている。だが当時、まさに命をかけて最悪の事態を回避しようとしていた吉田氏は、自分や仲間の現場スタッフにむけて「イラ菅」ぶりをさく裂させるばかりで激励の言葉ひとつかけなかった菅氏に対して、不信感を抱くのは理解できる。


 

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コメント
 
01. 2014年9月14日 03:13:48 : YxpFguEt7k
吉田氏はその場から逃げたかったんだね。できれば後始末は自衛隊にでもやってほしかったのでしょう。所員の被曝も少なくしたかったのかもしれません。

でも、後始末は電力会社がやるのです。命懸けで。


02. 2014年9月14日 08:34:19 : DKhwYBOUus
原発と言えども労働基準法が適用の職場であり社員の生命や健康を第一に考えるのは長として当然のこと。

対して総理大臣を対策本部長に指名する原子力災害特別措置法は原発事故を自然災害と同等の扱いしかしておらず、唯一緊急対応で自衛隊の出動を謳い以外は事務処理しか書かれていない。

原発安全神話のある日本には米国のNRCのような原発事故に対応する組織がないことが問題で、今も同じです。

知識や能力の無い者は大声や怒声、罵声で他者を威嚇し議論になりません。
菅はその典型です。


03. 2014年9月14日 09:05:27 : 5sgmoSMsQI
菅を擁護するわけではないが東電の意思とか方針を決定するのは社長以下首脳陣ではないのか。

吉田所長が、いつから東電の方針を決定するようになったのね。

新聞を見ていると東電の方針を決めていたのはガンで死んで今は口ときけない吉田君だったのか。現地の工場長が官邸にあげる会社の大方針を決める権限がある会社などあるのか。

この日本ではあほみたいな問題の立て方を行い、多くの人がそれを信じるという不気味さを感じる。


04. 2014年9月14日 09:08:28 : JrCGDU9Pqw
菅の人物が小さいことは反対ではないが、その小ささによって東日本はすくわれた。

05. 2014年9月14日 21:33:13 : 5T81EwuK9Q
04>東日本はすくわれた

東日本が全滅する可能性のある事故時において、菅元首相の東電への対決姿勢は高く評価されるべきものと考える。しかし、東日本の全滅を免れたのは全くの偶然であり、今後、同様の過酷事故が発生した場合も偶然を期待するしかない。「退避」「撤退」「逃亡」などの言葉遊びは空しい。


06. 大阪府民 2014年9月14日 22:04:47 : 2fc9REJTmRlzM : PcQnZdun0g
吉田って確か東電の社員だったよね
まるで彼が真実を言っているようになってるけど

ほんま不思議な国やな



[32削除理由]:アラシ

07. 2014年9月14日 23:26:58 : GN6KhuXxyg
>>06
命賭けで事故処理にあたったことを評価し、信じてあげようよ。

08. 気まぐれな風 2014年9月14日 23:30:21 : Yql9N1LbacSfs : MxXKgW66NQ

 命懸けで真実語ってれば


  国民は許してたかもな。


  


09. 2014年9月15日 00:55:45 : a0wfou4WGI
>>07

>命賭けで事故処理にあたったことを評価し、信じてあげようよ。

それが仕事だからな。
君だって、自分の仕事でトラブッたら、そうするだろう。

今でも、福島原発の作業員は皆、命懸けで働いているし。

だから、命賭けで事故処理にあたったことはそれなりの評価をするにやぶさかではないが、
そもそも、そんな命懸けの事態にならないよう、反原発の人々が幾度も幾度も警告を発していたのに、それを無視して事故を起こしたのは、東電だからな。
その東電の幹部社員であったこの人が、なぜ、何の反省も見せず、居丈高にくっちゃべっているのか。

この証言(の一部)を読んだだけで、この吉田という人が、事故発生に対する自分の責任をあまり自覚しておらず、保身に走っている気配が読み取れる。

吉田氏個人は、能力もあり、別に世紀の大悪人というわけでもなかったろうが、東電という組織にいる間に良心も責任感も徐々にすり減って、結果、こんな有様になったのだろう。

所長がこの程度という事実は、東電に原発などという危険な施設を運営させてはいけない、ということを実によく示している。


10. 2014年9月15日 03:24:25 : GN6KhuXxyg
>>09
>それが仕事だからな。
>君だって、自分の仕事でトラブッたら、そうするだろう。
正直言って、その状況になってみないとわからないなー
踏み止まって命がけで事故処理することを信じたいけど。
でもそうなるともう仕事じゃないね。使命感か!会社なんて関係なし。
絶対に踏み止まるなんていう人間は逆に信じないね。

>今でも、福島原発の作業員は皆、命懸けで働いているし。
ん?危険度が同じと?

>この証言(の一部)を読んだだけで、この吉田という人が、事故発生に対する自分の責任をあまり自覚しておらず、保身に走っている気配が読み取れる。

私も2011/7/22分と2011/11/6分を目を通したけど、保身に走ってってどの部分だろう?
官邸で勉強会と聞いたときに軽口をたたいてたのはあったね。
(ま、管理部門をバカにしたがる技術者の悪い癖か)
あと撤退の話を聞いたときに怒ってたね。
調書として見るなら、状況を丁寧に説明していると思うが。
どの部分が嘘くさいのか私には分からなかった。

とは言ったものの、私は菅直人が大嫌いなんで撤退のとことか偏ったみかたをしている可能性が大なので、もう一度吉田調書を見なおしてみるか。


11. 2014年9月15日 06:30:13 : eAS8SE4hWo
アホ缶は単なる傲慢不遜の大馬鹿野郎である、
ということ。

リーダなのではなく、
詐欺師の見栄っ張りなのである。

大声で相手を恫喝し、黙らせてしまうのも
自らの馬鹿、狂っていることの裏返し。

チンピラヤクザが大声を出すのと同じである。

こういキチガイを総理にしてしまった
岡田枝野アホーレンホー、渡部、等の
民主党の極悪連中は、一刻も早く反省して
国民の前に謝罪し、切腹しなさい。

あ、アホ缶は切腹ではなく斬首ですよ。


12. 2014年9月15日 07:24:10 : XWYYVo4pu6
なー、事故を起こした責任者であり、犯罪者にもなる可能性があるしかも死んで真実かわからない吉田所長の発言を、聖書のように崇める必要あるの?

歴史の検証もそうだけど、複数の記録から判断しなければ正確なことはわからない。

朝日がフライングしたのが原因だけどおかしくないか?

吉田は生きていれば事故の当事者として処罰される立場。

なんで皆そんな奴の意見を後生大事にするのかね?


13. 2014年9月15日 20:48:51 : nQGk8LggCA
>歴史の検証もそうだけど、複数の記録から判断しなければ正確なことはわからない。

まことにその通り。
「複数の記録」のうちの一つとして重視されるべき意見だが、崇める必要はない。

むしろ、「おそらく自分に都合のいい嘘をたくさんついているだろう」という前提で見るべきもの。


14. 2014年9月16日 18:06:38 : Kzxj69xmKE

  ここには出てないけど、真っ先に逃げた【保安院】はどうなんだ?

  自衛隊も消防も警察も、原発に放水するのは本業ではない。

  しかし、【保安院】は原発の「安全」を守ることだけが仕事だ。 他に仕事は無い。

  そいつらが、地元民を放置して先に遠くまで逃げるとは何事だ。 万死に値する。

  しかも、役立たずのそいつらが殆ど【原子力規制委員会】に横すべりしている。

  また、何か起こったらあいつらは真っ先に逃げるんだろうな。


15. さよならふく 2014年9月17日 00:01:36 : usaaMghO0.qOA : m6ScwRX1Kg
恫喝されてひっこむやつのほうがもっと器が小さい。


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