再稼働しても処分場が無い“核のゴミ”、保管施設 再稼働条件にすべき(9/26 NHK)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-4582.html
Saturday, September 27, 2014　東京江戸川放射線

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる“核のゴミ”の問題を検討してきた日本学術会議の分科会は、原発の再稼働を判断する際、新たに発生する核のゴミを暫定的に保管する施設を電力会社の責任で確保することを条件とすべきという報告書をまとめました。

原発の再稼働の前提となる審査ではこうした条件を求めておらず、今後、論議を呼びそうです。

国内の科学者の代表で作る日本学術会議はおととし９月、高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」を地下深くに埋めて処分するという国の計画は行き詰まっているとして、白紙に戻す覚悟で見直すべきだなどと提言しました。

その際、数十年から数百年核のゴミを暫定的に保管し、その猶予期間を利用して新たな技術の開発や国民的な合意を形成すべきだとし、この問題を検討してきた分科会がこのほど報告書をまとめました。この中では、暫定的な保管は一世代にあたる３０年を１つの期間として、その間にその後のより長期の政策選択をすべきだとしています。

また、原発を再稼働させると核のゴミが追加的に発生することから、再稼働の判断には、核のゴミを暫定的に保管する施設を電力会社の責任で確保することを必要条件にすべきで、その点をあいまいにしたままの再稼働は、将来世代に対する無責任を意味するので容認できないとしています。

日本学術会議は今月２９日に記者会見を開いて報告書の内容を説明するとともに、技術的な検討も踏まえた新たな提言を年内をめどにまとめたいとしています。

各地の原発で再稼働の前提となる審査が進んでいますが、原発の新しい規制基準では電力会社の責任で核のゴミの暫定保管施設を確保することは求めていません。

法的な拘束力はありませんが、内閣府の特別機関として政府に勧告する権限を持っている学術会議の政策提言は重いものがあるだけに、今後論議を呼びそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140926/t10014885551000.html

コメント
01. 2014年9月27日 09:42:40 : pCGV86rq0g タイトルだけを読むと、「再稼働させなければ、保管施設は作りませんよ。」との脅迫文である。 NHKはついにヤケクソ脅迫を肩代わりする情報機関になってしまったのだろうか？
02. 2014年9月27日 10:11:28 : CmCYYkxLWY たしかにタイトルと内容があってない。 タイトルしか読まない人も多いから、それを狙った情報操作かな。 >>今後論議を呼びそうです。 いまさら提言でもないだろ。 そういう方向で、すでに動いてんだから。 まあ日本学術会議も「やってますポーズ」が必要なのは分かるよ。 どうでもいいことだが、壁杭がバカ売れで、大林組が喜んでる。 論議は、論議をやるのが仕事の奴か暇人がやるものだな。 そういや、廃炉推進カンパニーと福島原発行動隊が、つるんで茶番やってるな。 行動隊は、早く現場に行って、泥の中のデブリを回収してこいよ。 「福島燃料プール危機の教訓　全国の原発でプールから乾式に」 http://kakujoho.net/npp/pool.html 「使用済燃料貯蔵施設」 http://www.obayashi.co.jp/service_and_technology/facilities/index09 大林組は、立地拡大につながる杭基礎構造の技術開発をはじめ、乾式キャスクによる貯蔵方式の研究開発にも積極的に取り組んでいます。 「行動隊　シンポジウム」 http://svcf.jp/
03. 2014年9月27日 11:30:16 : bwFzMVs2eU >原発を再稼働させると核のゴミが追加的に発生することから、再稼働の判断には、核のゴミを暫定 的に保管する施設を電力会社の責任で確保することを必要条件にすべきで、その点をあいまいにし たままの再稼働は、将来世代に対する無責任を意味するので容認できないとしています。 　　　　　日本学術会議の分科会,又組織を利用して再稼働に持って行きたい野郎 　　　　　　笑ってしまうのは　ゴミの責任はアホ政府でなく穢多電力会社 　　　　福島の地球規模の大災害を起こして、電力会社が責任なんぞ取れてないだろが 　　　　　　あいまい　なのはコイツらの頭の中、汚染水でミソギでもしとけ！ 、
04. 2014年9月27日 13:31:02 : lOr0zcg9f2 ▼高レベル放射性廃棄物　―トイレなきマンション 使用前の燃料の放射能はウランによるものだけですが、使用済みの燃料には、核分裂生成物と超ウラン元素の放射能が加わります。原子炉から取り出した直後の燃料棒の放射能は、使用前の一億倍にもなります。 ガラス固化体の放射能が使用前の燃料棒と同程度になるには、少なくとも100万年はかかると考えられています。 このままガラス固化体を高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターに置いておくと、いつかキャニスター（外側の金属部分）が腐食して、放射性物質が出てきてしまうと考えられます。キャニスターが破損する前に、ガラス固化体を作り直す（包み直す）か、破損しても人間の生活圏に影響を与えないと考えられるくらい離れた所（例えば、地下深く）に捨てるしかないと考えられています。 （注）ガラス固化体（表面）　製造直後　14000シーベルト/時（2秒の値である約7.8シーベルトは、100％の人が死亡する被曝線量に当たる。）、 50年後　0.01シーベルト/時（６分の値である0.001シーベルトは、一般公衆の年間被曝線量限度に当たる。） 　　 （注）ガラス固化体を作り直すことは今まではしていない。また、放射線によって貯蔵施設自体が傷むので、貯蔵施設もいつまでもは使えない。 http://www.nuketext.org/mansion.html ▼原発の使用済み核燃料の貯蔵量 http://incomprehensiveness.blogspot.jp/2013/09/blog-post_29.html ▼現在、日本にある使用済み核燃料は１万７０００トン以上 全国６割の原発・核燃料プールがあと数年で満杯、稼動不可に http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-15661 ▼リラッキングは破滅への道 リラッキング 原発から出る使用済み核燃料（燃料集合体）の一時貯蔵プールの貯蔵能力増強。使用済み核燃料を１体ずつ収納する棚（ラック）の配置間隔を詰めることで、貯蔵容量に余裕をつくる。各地の原発でプールが満杯に近づいている。玄海３号機の場合は、使用済み核燃料の間隔（中心部から中心部の距離）を現行の３６・５センチから２８・２センチに縮めることで、貯蔵容量を１０５０体から２０８４体に倍増する計画。 日本の原発はトイレがなく、仕方なくこのリラッキングをして使用済燃料を貯蔵しています。福島の例でも分かるように、燃料プールは一度事故が起きると全く手に負えなくなります。 http://onodekita.sblo.jp/article/46569360.html ▼全国の原発では使用済み核燃料の処理に四苦八苦となっている。そこで考えられたのが「リラッキング」である。 増え続ける使用済み核燃料に対応するには、その保管場所を拡大するのが一番だが、原発の建屋ごとに設置された使用済み核燃料プールの大きさを変えることは不可能だ。そこで、使用済み核燃料一体ごとの保管スペース（ラック）間隔を狭くして詰め込むことで急場をしのごうとしているのだが、これを「リラッキング」と称している。 使用済み核燃料が入る部屋のスペースはそのままに、壁を薄くして部屋数を増すようなもので、安全性に疑問が生じるのは当然。 http://hunter-investigate.jp/news/2011/07/post-67.html
05. 2014年9月27日 18:57:51 : Jny2RmHXSQ 小渕さんに直接答えてもらえばなんでもできるんだから
06. 2014年9月27日 21:24:48 : Jb6UpmjfRc 『原発を再稼働させると核のゴミが追加的に発生することから、再稼働の判断には、核のゴミを【暫定的】⇒『永久的』に【保管】⇒『無害化処分』する施設を電力会社の責任で確保することを必要条件にすべきで、その点をあいまいにしたままの再稼働は、将来世代に対する無責任を意味するので容認できないとしています。』 の間違いじゃんか！ 最初から、『処分』が可能であってはじめて、建設、稼働をするのが最低限の将来世代に対する責任だっつーの。 それが出来ないなら、核分裂施設など選択しないのが、人類としての矜恃だっての。

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