福島県についても、戸外で運動できないことが、体力に、どれほど影響を与えているか、データの裏付けを以って示すことができた。

ところが、公開された資料を見ても、文科省の主張を裏付けるデータの提示はされていない。

http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kodomo/zencyo/1342661.htm

体力低下が、運動不足によってもたらされたと言う文科省の主張は、仮説の一つにすぎないと言える。

放射線被曝によって体力低下が起きている可能性につても言及すべきだ。

チェルノブイリ原発事故においては、高濃度汚染地域に住む子どもたちは、テストステロンの値が低いことが知られている。

ステロイドの一種であるコルチゾールも低いことが分かっている。

＞Children from heavily contaminated territories
had lower levels of testosterone, a hormone
associated with physical development,
with low levels linked to impaired reproductive
function (Lyalykov et al., 1993).

＞Children in the contaminated
territories had significantly lower cortisol
blood levels (Petrenko et al., 1993).

＞The number of children with impaired
physical development increased in the heavily
contaminated territories (Sharapov, 2001).

子どもの健やかな心身の成長には、甲状腺が適時に、適切に機能することが欠かせない。

しかし、福島県が行った甲状腺検査では、多くの子どもたちの甲状腺に異常が発見されていることは、言うまでもない。

地震災害のせいにして放射能のせいを見えにくくするため、岩手入れる一方栃木や茨城や群馬や江東区なんかは調査から外してんだよー。