さらに共用燃料プールに移したから安心とはならない。ここも老朽化がすすんでいる。
また、事故炉で大規模な放射能漏れがあれば共用燃料プールも維持できなくなる。
とりあえず少し安心といえるのは乾式キャスクに移されたときだろう。

＞東電は共用プール（容量６７５０体）内のスペースを空けるため、もともと入っていた燃料を空冷式の「乾式キャスク」と呼ばれる金属製容器に入れて屋外保管設備に移送するという「玉突き」方式で対応してきた。

しかし乾式キャスクの製造が間に合わず、製造を待つと年内に取り出し作業を完了できなくなる。・・・・・

東電は１０月にまず６号機プールから未使用燃料２３０体を取り出して同じ建屋内の新燃料貯蔵庫に移しスペースを確保した上で、１１月から４号機の未使用燃料１８０体を６号機に移送する。

・・・・今月２３日までに１１２２体を共用プールに移し終え・・・・

http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/154.html

�@　１１月から、６号機使用済み燃料プールに移送するはずだったのが、何故か大幅に前倒しされて、山は越えたことになっている。

�A　６号機使用済み燃料プールに移送する燃料は１８０体。２０１４年６月２３日で移送された使用済み核燃料は、１１２２体だから、移送は１３０２本で打ち止めになるはずだ。

ところが、「１３２０体の移送を終了した」？

１８体は、どこに移送したのか？

�B　当方が１０月９日にメモしたものによれば、９月４日から取り出しが再開されたことになっている。

１０月６日時点で、１２７６本の移送が完了した。内訳は、使用済み燃料が１２５４体、新燃料が、２０体。

�C　１日あたりの移送本数を比較すると、２０１４年１０月７日ー２０１４年１０月２０日の移送のペースは、作業を開始した初期の状態の戻っている。

２０１４年４月３０日ー２０１４年６月３０日の１日あたり６．６体は、初期の２．５倍のペースとなり、飛びぬけている。

何か、しっくりと来ない。

２０１３年１１月１８日ー２０１４年１月６日
１３２体／１５３３体の移送完了。１日あたり、２．６４体。

２０１４年１月７日ー２０１４年４月２９日
７７０体／１５３３体の移送完了。１日あたり、３．６２５体。

２０１４年４月３０日ー２０１４年６月３０日
１１８８体／１５３３体の移送完了。１日あたりにすると、６．６体。

２０１４年９月４日ー２０１４年１０月６日
１２７６体／１５３３体の移送完了。１日あたり４．６４体。

２０１４年１０月７日ー２０１４年１０月２０日
１３２０体／１５３３体の移送完了。１日あたり３．１４体。

バラバラになって底に落ちているんじゃないの？

どうやって取り出すのかな？

準備の準備の仮設作業程度のことなのだよ。

この部分は、核燃料を製造している会社から説明が必要ではありませんか。
核燃料が不良品、リコールの可能性があるのですから、原子力規制庁や警察が調査する必要がありますよね。