原発井戸の高濃度セシウム 大雨で流入か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141028/k10015741921000.html
10月28日 0時17分　ＮＨＫ

東京電力福島第一原子力発電所の「サブドレン」と呼ばれる井戸の地下水から、高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、その２日後には濃度が急激に下がっていたことが分かりました。

東京電力は、大雨で放射性セシウムが一時的に運ばれたとみていますが、根本的な対策は難しいとしています。

福島第一原発では、建屋の周囲にある「サブドレン」と呼ばれる井戸のうちの２か所で、今月２２日に採取した地下水から放射性セシウムが、それぞれ１リットル当たり４２万８０００ベクレルと４５万８０００ベクレルのこれまでで最も高い濃度で検出されました。ところが、その僅か２日後には、片方の濃度はおよそ８０分の１の５２００ベクレル、もう一方はおよそ１０００分の１の４７０ベクレルにまで急激に下がり、その後は大きな変動は見られないということです。

これらの井戸は、汚染が激しい別の井戸と地下でつながっていて、東京電力は、今月繰り返し降った大雨で放射性セシウムが流れ込んだあと、地下水と共に流れ出したため、濃度が激しく上下したとみています。

しかし、汚染源とみられる井戸は周囲の放射線量が極めて高く、除染などができないため、根本的な対策は難しく、今後も雨が降るたびに放射性セシウムが流れ出すおそれがあるとしています。

東京電力は現在、２つの井戸からの地下水のくみ上げを停止していて、再開するかどうかは今後、検討するとしています。

コメント
01. 2014年10月28日 08:46:24 : gW1ttLU1rQ 福一爆発で放射能雲になれなかった飛散核燃料に まずどう対応したか。阿修羅の投稿どおりとしたら 大雨の度に滲みだすのは当然と言え、東電の 隠ぺい体質の証明事項が一つふえた。今後も この様に不都合な真実が続くのだろうが、 誰が、このような組織存続にピリオドを打つ 仕事を担当している部署が各公所に有ると分かるが、淡々と しかもきちんと処理してもらいたいものだ。
02. 茶色のうさぎ 2014年10月28日 10:39:51 : qtmOTsgWNIsK2 : 3sLAcu05wg ＞その僅か２日後には 　↑　ということは、デブリ、の位置や状況も推測できますね。！ 土質の専門家なら、東電にも居るでしょ、土質データ、透水係数、から・・・公表して欲しいですね。！
03. 2014年10月28日 10:43:48 : RTjsAJ806E 嘘を一度つくと、嘘に嘘を重ねるようになる。 今回の新しい嘘。 ＞これらの井戸は、汚染が激しい別の井戸と地下でつながっていて、東京電力は、今月繰り返し降った大雨で放射性セシウムが流れ込んだあと、地下水と共に流れ出したため、濃度が激しく上下したとみています。 大雨は、特別な気象ではない。 今まで、どうして、そのようなことが起こらなかったのか？
04. 2014年10月29日 11:44:02 : XyFdn7gMzw 記事タイトル間違い訂正 ×　原発井戸の高濃度セシウム 大雨で流入か　今後も雨が降るたびに流れ出すおそれ ○　原発井戸の高濃度セシウム 大雨のせいにしてわざと流入か　今後も雨が降るたびに流し出すつもり
05. 2014年10月29日 20:24:11 : bpo04ku8po 小出助教は知る大切さたち親衛隊を引き連れて収束作業にいってくれ。

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