福島県内の住宅の除染実施はまだ６割。除染汚染物質の現場保管は1万ヶ所強増え7万5千ヶ所と積み上がる（河北新報）
http://financegreenwatch.org/jp/?p=48516
11月 30th, 2014　Finance GreenWatch

　福島県は２８日、東京電力福島第１原発事故に伴う市町村の除染の進捗（しんちょく）状況（１０月末時点）と、仮置き場の設置状況（９月末時点）を公表した。

　住宅の除染は本年度末までの計画数３０万９４０２戸に対し、発注が２７万４１３９戸（８８．６％）、実施数は１７万４７２１戸（５６．５％）。公共施設の進捗率は７５．７％、道路は３３．９％、農地は６９．４％だった。

　除染実施計画に基づく仮置き場は７６３カ所で、６月末に比べ４１カ所増えた。このうち、除去土壌の搬入が終了したのは３１５カ所（６月末比６カ所増）、搬入中が２９０カ所（２２カ所増）、搬入場所は決まっているものの未搬入が１５８カ所（１３カ所増）。除染実施場所での現場保管は１万１２２９カ所増の７万５５３７カ所だった。

　双葉町、大熊町など全域が除染特別地域に指定されている７町村を除く５２市町村の状況を集計した。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141130_61014.html

コメント
01. taked4700 2014年11月30日 20:07:55 : 9XFNe/BiX575U : Fzax4EuyNs 除染と言っても現実には環境汚染は続いている。特に問題なのは、ベータ線核種やアルファ線核種について、もともと計測自体がされていないことで、プルトニウムやストロンチウムの微粒子が地面にまだまだ相当程度あるはず。 こういった放射性微粒子はいつまでたっても危険性は無くならない。土壌と混じることで大地に固定される場合があるが、地面の表面の土が舞い上がれば同じように舞い上がる。ウランやプルトニウムは人間やその他生物がその微粒子を食べてもあまり吸収しない。そのため、また環境中に吐き出され、永遠に大気中に舞い上がる可能性がある。結果的に肺に取り入れてしまい、肺がんになる。または肺の機能が落ちて呼吸障害になる。 ウランやプルトニウムの微粒子の存在はアメリカ西海岸でも確認されている。この影響は事故後10年程度たたないと普通は出てこない。また人によって同じように被曝しても10年とか20年の幅が発症まである。よって、どの程度の被害が生じたかもほとんど分からない。統計的に肺がんがどの程度増加したかで見るしかないが、個々の人間で被曝が原因かどうかはまず判別が出来ない。 また、そもそも統計がきちんと取られないとか誤魔化されて発表される可能性がある。
02. 2014年12月01日 10:29:04 : Ee9nDXSZjI ------除染汚染物質の現場保管は1万ヶ所強増え7万5千ヶ所と積み上がる（河北新報） 汚染物質を入れているフレコンバッグ（黒い袋）が破れてきていると報じられて しばらくたつ。現場保管ではない恒久保管に移らなければならないが、どうするん だろうね。いいかげんにやれば、大汚染で。将来数百年、数千年の汚染となる。 もちろんその汚染でガンだらけの自治体ができることは言うまでもない。
03. 2014年12月01日 13:23:26 : kiWL8VFdm2 安倍首相はたった４ヶ月で海外へ52兆5400億円バラまいている。 http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/1d88a7344923ac244aa4d692ae91ccbc?fm=entry_awp 除染はできないと言う人々がいるが、除染にいくらかけているのだろう。 52兆円あっても除染は出来ないと思っているのだろうか。 実際は除染は名ばかりで、本当の除染は為されていない。 その端的な例がこの野ざらしのままで積み上がるフレコンパック。 誰が考えても、もう少しマシな対処は出来るはず。 野ざらしにしておいていいものではない。

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