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(回答先: スマホ世界出荷10億台 昨年、38％増 中国メーカーが躍進 投稿者 あっしら 日時 2014 年 1 月 28 日 18:44:10)
アップル、４期連続減益 10〜12月 ｉＰｈｏｎｅ販売、予想下回る
【シリコンバレー＝兼松雄一郎】米アップルが27日発表した2013年10〜12月期決算は純利益が前年同期比0.1％減の130億7200万ドル（約１兆3400億円）となった。４四半期連続の前年割れ。売上高は過去最高を更新したものの、主力のスマートフォン（スマホ）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」が予想ほど伸びなかったうえ、タブレット（多機能携帯端末）「ｉＰａｄ」の単価が下落した。
売上高は６％増の575億9400万ドルだった。実質的な１株あたり利益は14.5ドル（前年同期は13.81ドル）でいずれも証券アナリストの予想平均を上回った。ただ、売上高に占める粗利の比率は37.9％と0.7ポイント低下した。
ｉＰｈｏｎｅの販売は前年同期比で７％増の5102万台と過去最高を更新したが、年末商戦での上積みを見込んでいた市場予想に400万台程度届かなかった。同14％増の2603万台を販売したｉＰａｄも、米グーグルなどの低価格機との競争もあり、単価が低い小型版や旧型機の比率が増えた。
14年１〜３月期の売上高予想は420億〜440億ドルで、前年同期の水準を下回る恐れも出てきた。中国通信最大手の中国移動通信（チャイナモバイル）は１月にｉＰｈｏｎｅを発売したが、中国製の低価格スマホに押されて販売が思ったほど伸びない可能性がある。
決算発表を受けた27日の米株式市場の時間外取引でアップルの株価は一時、終値に比べて８％超下落した。ティム・クック最高経営責任者（ＣＥＯ）は電話会見で「高い成長が続いている」と強調したが、市場では厳しい見方が広がっている。
［日経新聞１月２８日夕刊Ｐ．１］
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