キャノン（大幅に下回る予想利益）
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4615310.html
2014年01月29日　NEVADAブログ

キャノンは２０１４年１２月期の連結営業利益が６.７％増の３６００億円になると発表していますが、アナリストの平均予想３９９８億円から大幅に下回っており、会社側が世界中の景気を慎重にみているのがわかります。

アナリストは株価を上げるためによい数字を出す傾向がありますが、今回はかなり控え目な数字を出してはいましたが、会社側はそれより更に控え目な数字を出して来ており、最悪の場合、減益に陥ることも会社は想定しているはずであり、それを避けるために損益分岐点を更に引き下げることになります。
すなわち、経費削減を進めることになり、人件費の削減、固定費の削減を進め、なんとか一桁台の営業利益増を目指すはずです。

このキャノンの６％の営業利益増予想を見て、賃上げして固定費を増やす企業はどうなるでしょうか？

キャノンと取引のある企業ならキャノンから『賃上げするだけ儲けているなら値引きしてくれ』と当然なります。

キャノンの一桁増益予想はかなりのインパクトを与えます。

コメント

01. 2014年1月30日 17:58:30 : wMGPb0MKEE ＜東証＞キヤノンが反落　14年12月期の営業益は市場予想下回る 2014/1/30 9:20 （９時15分、コード7751）反落。一時前日比75円安の2995円まで下落した。前日の取引終了後、2014年12月期の連結営業利益（米国会計基準）が前期比７％増の3600億円になる見通しだと発表した。アナリストによる市場予想の平均値（ＱＵＩＣＫコンセンサス、27日時点・17社）の3937億円を下回り、嫌気した売りが出ている。 　海外で企業の設備投資需要が回復し、カラー複合機など事務機の販売が伸びる。半面、一眼レフなどカメラを含む「イメージングシステム」部門は低迷が続く見通し。市場では「機種の絞り込みなどカメラの具体的なテコ入れ策を示さない限り、ポジティブに評価するのは難しい」（外資系証券アナリスト）との声が聞かれた。 　同日発表した13年12月期の営業利益は、前の期比４％増の3372億円だった。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕 http://www.nikkei.com/markets/kabu/csummary.aspx?g=DGXNASFL300DD_30012014000000

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