★阿修羅♪ > 経世済民85 > 662.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
中国「影の銀行」新たに850億円回収危機 デフォルト懸念さらに(ZAKZAK) 
http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/662.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2014 年 2 月 16 日 11:55:21: AtMSjtXKW4rJY
 

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140216/frn1402161116002-n1.htm
2014.02.16


 【上海=河崎真澄】中国山西省で経営不振に陥っている民間の石炭会社が「影の銀行(シャドーバンキング)」を通じて借り入れた資金の返済ができなくなっている問題で、中国証券報は15日までに、国内の別の信託会社6社も総額で50億元(約850億円)をシャドーバンキングとして同社に貸し付けていることが新たに分かったと報じた。

 この石炭会社は聯盛能源集団。吉林省の信託会社1社が貸し付けた9億7300万元のうち、少なくとも2億8900万元がすでに回収不能に陥っている。

 これに加え、長安国際信託など国内の信託6社がこの聯盛能源向けに投資するとして高利回りの金融商品を組成、国有商業銀行を通じて個人投資家向けに総額で50億元分を販売していたことが明らかになった。

 同紙によると聯盛能源は300億元以上の負債をかかえている。中国当局や国有銀行などが救済に乗り出さない限り、判明している分だけで約60億元が数カ月内に償還期限を迎えて焦げ付き、高利の金融商品がデフォルト(債務不履行)に陥る懸念があるという。

 中国でデフォルトが連鎖すれば、国際金融市場で投資家心理が悪化し、世界同時株安や新興国通貨安などを招く恐れもある。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年2月16日 13:36:35 : bfiJIUelwU
新興国の経済不振はアメリカの量的緩和縮小と中国経済の成長鈍化が相乗作用して起きている。米中の経済不振に新興国の経済不振が相乗作用すると、これからの世界経済は第二次バブル崩壊に向かって行く。

02. 2014年2月16日 15:24:22 : pOoOKnzPjw
事故高速列車を埋めてしまうような国。奴隷国日本と違いアメ債売って手当したり、わざと、デフォルトしたり、何でもありの国だ。大手銀行が販売した段階で、当局は認知済のはず、案外騒いでいるのは、外国だけか。

03. 2014年2月16日 16:34:52 : BDDFeQHT6I
汚職など不正な手段で貯めこんだ金を毟り取るために国が仕組んだ罠だったんじゃないか、銀行の支払保証を無効にして金融債を発行した企業を破綻させ集めた裏資金を全額没収なんて筋書にも思える。

04. 2014年2月16日 16:38:40 : rAZs4KvhOE
このような国の方が、日本より見込みがあると言って、乗り換えた国があったなwww

05. 2014年2月16日 23:09:28 : SLBJxDy4OI
中国・影の銀行がデフォルト 「71兆円」焦げ付きの恐怖
リーマン・ショックを超える金融危機
http://gendai.net/articles/view/news/147968

高層マンションが立ち並ぶ北京市内/(C)日刊ゲンダイ
ついに中国・影の銀行(シャドーバンキング)がデフォルトした――。13日、衝撃のニュースが市場を駆け巡った。

吉林省の信託会社が発行し、大手銀行の中国建設銀行が販売した高利回り(9.8%)の理財商品が、期日までに償還されなかったのだ。

「償還日は2月7日で、金額は130億円程度と伝わっています。発行した信託会社は、これまでのところ返済不能とは言わず、遅延しているに過ぎないとしていますが、返済のメドは立っていないようです」(市場関係者)

専門家は、「償還期限を過ぎているのでテクニカル・デフォルトと呼びます。今後、発行元が投資家に返済不能と通知したら、本格デフォルトとなります」と話す。そのせいか、大手紙は「デフォルトか」という表現にとどめているが、ロイター通信は「影の銀行セクターでデフォルト」と断じている。

理財商品のセミナーに出席したことのあるマーケットアナリストの豊島逸夫氏もこう見ている。
「中国政府が救済に踏み切る可能性は低いと思っています。何度も救済すると、中国の投資家は、最後は誰かが助けてくれると勘違いしてしまうからです」

影の銀行のデフォルト騒ぎといえば、1月下旬にも500億円規模のデフォルト危機が市場で騒がれた。このときは政府筋と思われる謎の投資家が突然登場し救済に動いたが、今回は、すでに償還日を過ぎている。政府は見て見ぬフリを決め込んだと判断すべきだろう。

となると、130億円の本格デフォルトは避けられそうにないが、これは氷山の一角だ。豊島氏は、「14年末までに推定70兆円の理財商品が満期を迎える」と言う。しかも、そのうち8兆7500億円程度が償還不能だと伝わる。全体の12.5%だ。

中国当局が公表した理財商品の残高は130兆円(13年3月末)だが、米JPモルガン・チェースは4倍以上となる約570兆円(12年末)と試算した。日本のGDPに匹敵する規模だ。もし12.5%が焦げ付くと、71兆2500億円。途方もない巨額デフォルト危機を中国は抱え込んでいる。

「シャドーバンキングは中国人民が投資しているので、世界の金融機関は被害を受けないと楽観視している金融関係者がいますが、それは違う。シャドーというぐらいですから、資金の流れは不明。香港経由で日米欧の資金が大量流入していると見るべきです」(市場関係者)

第一生命経済研究所の西濱徹氏が言う。
「理財商品の大量償還は1月、4月、7月、10月の月末に集中しています。これまでも、こうした時期に危機が浮上してきました」
次の大量償還は4月末。リーマン・ショックを超える金融危機が勃発し、世界恐慌の引き金を引く可能性は高まっている。


06. 2014年2月16日 23:14:10 : lc1uQhMCWw
チャイナ・リスクは世界を揺るがすのか 不動産灰色債権は300兆円にも
2014.2.9 15:28
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140209/fnc14020915290000-n1.htm

グラフ
http://sankei.jp.msn.com/economy/photos/140209/fnc14020915290000-p1.htm

編集委員・田村秀男


春節(中国の旧正月)の休みを利用して上海の知人Aさんがやってきた。目的は高級ブランド品。聞くと、「理財商品のおかげ」。理財商品は一種の定期預金で、多くは不動産デベロッパーが大手の国有商業銀行に理財商品を売ってもらい、調達した資金で不動産開発にいそしむ。Aさんの商品の場合、期間3年、利回りは年9.8%という。1000万円余りの投資なら、毎年100万円の小遣いだ。

ゼロ金利のわれわれにはべらぼうだが、中国に限らず、借金で成り立つのが市場経済である。米国は住宅価格の値上がり分を担保に借り入れて家計が消費してきた。中国は企業や地方政府が不動産の値上がり予想をテコにカネを集めて開発投資する。借金主導経済は不動産バブルが破裂すれば終わる。米国は2008年9月のリーマン・ショックで世界を巻き込んだ。

中国はどうか。不動産相場は12年に北京、上海など大都市部で前年比数10%暴落したが、13年には同10%程度値上がった。地方の中小都市の一部では高層マンション群がガラ空きで、ゴーストタウン(鬼城)化している。上海では交通が不便な郊外では値下がりが続くが、市の中心部物件の相場は高止まりしたままで、取引が停滞しているという。何やら不気味ではある。

資産バブル崩壊は最終的に金融機関の帳尻にツケが回る。中国人民銀行によると、銀行による不動産関連融資は不動産ブームが始まった08年末から5年間で9.3兆元(約157兆円)増えた。

中国国家統計局のデータもある。不動産関連投資の資金源別投入額で、総額は昨年1年間で12.2兆元。このうち国内銀行融資は2兆元弱である。さらに、「自己調達額」が38%、4.7兆元を占める。08年末から5年間の自己調達総額は16.5兆元に上る。これほどの巨額のカネを集められるのは理財商品以外には見当たらない。

理財商品は主に銀行の窓口で販売されるし、その半分以上は銀行の返済保証付きである。理財商品が焦げ付いたら、銀行は約8兆元以上の保証履行を迫られる。しかも理財商品を発行する不動産デベロッパーなど企業は販売委託先の銀行とは融資を通じて密接な結びつきがある。不動産バブル崩壊になれば、銀行の灰色(焦げ付きリスク)債権総額は17.5兆元(約300兆円)前後、中国の名目GDP(国内総生産)の約30%に達しかねない。

理財商品へのマネーはAさんのような預金者ばかりが流すわけではない。海外からの投機資金(「熱銭」)がもっと関わっている。熱銭は貿易決済や直接投資などに伴う合法的な資金以外の闇資金だが、その大半は共産党幹部の特権を背景にした国有企業などの資金で、香港経由でいったんカリブ海などの租税回避地に移されたあと、中国本土に外国発の不明資金として還流し、不動産や株式に投資される。北京は熱銭データを明らかにしていないが、外貨準備の増額分から経常収支黒字や直接投資の合計を差し引けばおよその見当はつく。その計算によれば、不動産市場が過熱した11年には年間ベースで4千億ドル(約2兆6千億元)以上も流入し、12年の不動産価格急落の際には、同2千億ドル(約1兆2600億元)以上も流出した。しかし、13年の不動産相場の反転とともに、再び流入し始めた。

グラフは熱銭と代表的な新興国であるインドネシアとブラジルの株式など金融資産への外国からの純投資の動向を重ねている。これらのマネーの流れの変動具合が同調する傾向が読み取れる。熱銭の多くは投機資金となって中国ばかりでなく、他の新興国や米国など先進国市場にも向かう。逆に引き揚げるときも同じようなタイミングになる。

最近の新興国の市場波乱には中国要因が必ずからむ。最近では、中国の景気指標が悪化すると、対中輸出が減るとの予想からアルゼンチン通貨ペソが暴落した。カネ、モノの両面で中国はグローバル市場の震源になるのだ。リーマン・ショック後、米国に代わって借金モデルで高度成長を達成した中国はバブル崩壊不安の段階に入ったことで、リーマン前夜の米国のような存在になったのだ。

景気が回復し始めた米国など先進国も無事ではいられない。米国、欧州、日本の株式市場の乱高下の背後には「チャイナ・リスク」が取りついたようにも思える。

日本はどうすべきか。国際的な投機マネーから超然とできるよう、アベノミクスを強化し、成長軌道を固めるしかなさそうだ。


07. 2014年2月17日 18:10:31 : UHQFOfVMdA
>04
乗り換えてはいませんよ。日本はそのまま。中国にはユダ金は相当突っ込んでいます。それもややこしい事をしているに違いありません。おかしくなって困るのはユダ金であって欲しいものです。ここでドル売りでもされたら非常に興味深い事になると思います。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民85掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧