中国を起点とした、
「中国版リーマンショック」が
起こるのではないかという
危機感が高まっているようです。

中国の太陽電池セルメーカー
「上海超日太陽能科技(Chaori Solar)」が
７日に迫っている１５億円の社債利息について
支払いが困難な状況に陥っており、
もし現実にデフォルト（債務不履行）になった場合、
中国の債券市場では初のデフォルトという事態になります。

このデフォルトが引き金となって、中国の金融市場で信用収縮が起こり、
２００８年に米国で起こったベア・スターンズの破たん、
リーマン・ブラザーズの破たんといった負の連鎖に
中国市場も陥っていくのではないかという懸念があるようです。

米国発のリーマンショック、欧州債務危機と続けざまに
グローバル経済の根幹を揺るがす規模の金融危機が繰り返されてきましたが、
もしかすると今度は中国を震源とした金融危機が始まるかもしれません。
もしそうなれば日本経済・金融市場にも大きな影響は避けられず、
個人投資家にとっても大きなリスクが生じるかもしれません。

日本のテレビ・新聞では、まだあまり騒がれていないようですが、
今後の中国金融市場の動向についても注意深く見守っていきたいと思います。

http://newbonds.seesaa.net/article/390608183.html

書付金も不良債権のはずがだが銀行は損失計上しない。実際は債務超過のはずだが、株券はまだ紙切れにならずに支えている。

よそのことを言えた義理かね。

これからは少しずつ、ガス抜きのように
中国企業のデフォルトが増えるだろう。
いや、増やしてくるだろう。

別に驚くにはあたらない。