http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20140312/ecn1403121205002-n1.htm
2014.03.12

　２０１４年春闘は１２日、主要企業の集中回答日を迎えた。政府が日本経済のデフレ脱却に向けて賃上げを強く迫ったことに呼応し、焦点だったベースアップ（ベア）に相当する賃金改善は高水準の妥結が目立った。業績回復を反映し、トヨタ自動車やホンダ、日産自動車は労働組合の一時金の要求に満額で回答する。

　春闘相場への影響力が大きいトヨタのベアは月額２７００円、日立製作所やパナソニックなど電機大手６社は２０００円で決着。いずれも６年ぶりのベア実施で、満額回答ではないものの、現行の要求方式になってからの最高額となる。

　新日鉄住金やＪＦＥホールディングスなどの鉄鋼大手は２年分で２０００円（実質的には単年で１０００円）で回答する方向。ＮＴＴ主要８社も７年ぶりの賃金改善を実施する。

　一方、自動車大手のスズキは新興国経済の先行き懸念などからベアを断念。経営再建中のシャープやパイオニアは労組がベアを要求しなかった。

コメント
01. 2014年3月12日 12:26:42 : pIad38DQnM 消費税が３％上がるから、実質賃下げだね。
02. 2014年3月12日 12:44:05 : 4IIsvL27Pf 　４月から消費税３％アップで、自動車など輸出企業は濡れ手で粟の消費税還付金（輸出戻し税）が、３％増えますからね。それくらいの賃上げは何ともないくらいではないですか？さらに企業減税も可能性が高いので、好調の自動車などはウハウハで、少し安倍政権にごまをすって、政権が長期化するように支援しているということでしょう。 　また、01さんのコメントに同感です。 　少額の年金しかもらっていない層などは、踏んだり蹴ったりで、これからやりくりが大変になるでしょう。（国民年金だと、少ない人は年金年額３０万円台ですよ。月に直すと３万円くらいです。私の父がそうですから間違いありません）

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