追い込まれるトルコと新興国
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4649731.html
2014年03月28日　NEVADAブログ

トルコ金融市場がじわりじわりと追い込まれて来ており、どこかで資金逼迫が発生し、金融危機が発生するかも知れません。

トルコの経常収支の赤字が昨年一年間で６４０億ドル、円換算で６.４兆円となっており、今年１月も５０億ドルの赤字となっており、年率換算で６００億ドルの赤字となっており、これは危機的とも言えるレベルと言えます。

何故なら外貨準備高がこの２月時点で３３０億ドルしか残っていないからです。
外貨準備高は２０１０年には５００億ドルもあったものが、２０１３年半ばには４４０億ドルまで減少し、今や３３０億ドルまで減少して来ており、このままいけば半年しか持ちませんが、このような状況をみて資金をトルコにおいておく投資家はおらず、３ｹ月もしない間に外貨準備高が枯渇するかも知れません。

新興国の代表であるブラジル、ロシア、トルコが崩れて来ており、新興国投信に資金を投入した個人投資家はどうなるでしょうか？

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