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破綻しても変わらなかったGMの隠蔽体質(ニューズウィーク日本版)
http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/706.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 04 日 01:30:39: igsppGRN/E9PQ
 

破綻しても変わらなかったGMの隠蔽体質
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140403-00123615-newsweek-nb
ニューズウィーク日本版 2014/4/3 17:22 ハワード・コプロウィッツ


 米ゼネラル・モーターズ(GM)がエンジン点火装置の不具合を理由に計7車種、約162万台のリコール(無償回収・修理)を発表したのは今年2月のこと。走行中にエンジンが急停止したり、エアバックが作動しないおそれがあり、この問題に関連して少なくとも12人の死亡が確認されている。

 しかも、GMはこの不具合を2001年に把握していたにも関わらず、10年以上に渡って問題を放置していたとされる。

 1月にGMのCEO(最高経営責任者)に就任したメアリー・バーラはこの大規模リコールと並行して、車両の品質に関する徹底的な再調査を指示。その結果、今度はハンドル操作を補助するパワーステアリングの不具合が見つかり、約151万台が新たにリコール対象となった。

 米議会や当局が調査に乗り出すなか、バーラCEOは4月1日、米下院エネルギー商業委員会の公聴会に出席して謝罪。翌2日は上院の公聴会で議員らの追及を浴びた。

 議員らが特に問題視するのが、GMの隠ぺい体質だ。「GMから秘密主義を駆逐する覚悟があるようにみえない点を非常に懸念している」と、エドワード・マーキー上院議員(民主党)はバーラに迫った。「単なるお詫び以上の踏み込んだ発言をすべきだ」

 悪いニュースを隠ぺいしようという企業文化が社内に蔓延していたのではないかと問いただす声も上がった。これに対し、同社の要職を長年務めてきたバーラは「悪いニュースを歓迎しない空気があったと思う」と返答。エンジン点火装置の不具合を迅速に公表しない判断を下した責任者や部署について問われると、独立した調査委員会の調査を待つとしながらも、事実と確認されれば、解雇を含む「適切な手段を講ずる」と語った。

 それでも、議員の追及は止まらなかった。ケリー・エイヨット上院議員(共和党)は、社内調査を主導するアントン・バルーカス独立調査官の報酬をGMが支払っていることを問題視。バルーカスは元連邦検事で、リーマン・ブラザーズ破綻の調査を主導した人物だ。これに対し、バーラは調査の中立性は保たれると反論し、「彼がGMのために自身の評判を傷つけることはありえない」と語った。

 この日最大の見せ場は、クレア・マッカスキル上院議員(民主党)が、GMは生まれ変わったというバーラの主張を一蹴したシーンだろう。バーラは、一連の対応の遅れは09年に経営破たんして政府の救済を受ける以前の「旧GM」の問題であり、「新生GM」では顧客の安全を顧みない判断はあり得ないと訴えてきた。

 だがマッカスキルは、「不具合を10年間隠すことにしたのは『旧GM』かもしれない。しかし『新生GM』の名の下でも、不具合の明白な証拠が出てから行動を起こすまでに9カ月もかかっている」と一喝した。

 GMを取り巻く状況は極めて厳しい。組織的な隠ぺい工作が明らかになれば、刑事責任を問われる可能性も指摘されている。

 現行法では、運輸省の高速道路安全局に対して虚偽の報告をしたり、情報を開示しなかった企業への罰金は最大3500万ドル。ただし、同局の担当者は公聴会で、罰金の上限を3億ドルに引き上げる案を検討していると明かした。


 

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コメント
 
01. 2014年4月04日 14:10:27 : SUTOowvFgA
トヨタが、因縁をつけられて3000億円?の賠償金。
死者は出ていなかった。

GMは、賠償金はトヨタの比ではないはずだ。
とくと拝見したい。注目だ。
アメリカの正義を測る上で、、、


02. 2014年4月05日 00:36:50 : S2UNHcosi6
GMなど、1970年代に日本でも「晴れた日にはGMが見える」と言う本を書いた、GM副社長まで努めたジョン・Z・デロリアン氏が見限って退社したくらいだから、いずれ経営破たんすることは予感できた。この「晴れた日にはGMが見える」と言う本は日本でも翻訳出版され、当方も購入して読みました。この本が利きすぎたのか、ニュージーランドやオーストラリアで暮らすようになっても、GMホールデンの自動車は買わなかった。

ジョン・Z・デロリアン氏の解説は、こちらです。(日本語版が消されている。)
http://en.wikipedia.org/wiki/John_DeLorean

ここで注目すべきは、GMシボレー部門で1965年から1969年に製造された670万台の自動車にエンジンマウントの欠陥があったということ。この問題がGMの大衆車市場を支えるシボレー部門の評判を落とし、フォードやクライスラー、そして輸入車に食い込まれる隙を与えたのです。この問題に対し、デロリアンは品質管理に力を入れ、当時頻繁なモデルチェンジが常態化していた業界において、品質確保のためにモデルチェンジを遅らせる方法をとった。

この手法がGM経営陣の間で問題になった。労働組合にも頻繁なモデルチェンジに対する不満が鬱積していたし、これが1972年に爆発して1ヶ月間も工場がストライキで生産を停止しました。これに対してGM経営陣は、800名の検査要員を解雇。責任を取る形でデロリアンは自らGMをやめたのです。彼は技術者であり、クライスラー時代にはトルクフライト自動変速機の開発に注力していました。

この技術を軽視し、より豪華に自動車を見せるために意味のない頻繫なモデルチェンジを繰り返すGM。自動車はどんどん大きくなるばかり。アメリカのキャデラックは8,200ccのエンジンを搭載しました。これの対極にあったのが当時のフランスのシトロエン。シトロエンDSは1955年から1975年まで20年間もつくられ、ドゴール大統領もポンピドー大統領も公用車に使いましたが、エンジンは1,911cc〜2,347ccで済ませていました。

デロリアンはGMに未来がないと悟ったからやめたのです。そして独立してスポーツカーを生産することにしたものの、会社は倒産して本人は麻薬所持で逮捕されました。これはGMの陰謀だと言われています。GMの悪口を書いた本が、GMの怒りを呼んだのでしょう。

このGMの欠陥隠蔽体質は、ジョン・Z・デロリアンの時代にも深刻でした。このことについて「晴れた日にはGMが見える」には詳しく書かれています。


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