激減した国債取引高（日本）
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4653442.html
2014年04月04日　NEVADAブログ

日銀が今や日本最大の国債買取・保有機関になっていますが、その影響を受けて、日本の国債売買高は激減してきており、２０１３年度の長期債売買高は２０１２年度に比べ２０％程減り、１９９９年以降では最低となっていると
報じられています。

日本の金融市場は、国債発行残高が増え続けている中、売買高が減少するという、極めて歪な市場になっており、市場参加者が居なくなってきているのです。

このような”薄い”市場で突発的な事象が発生した場合、売りが売りを呼べば値がつかない暴落状態になりかねないと懸念されています。

今の日本の金融市場では、昨日の【トヨタ株】の板の状況を見ればわかりますが、まともに買い指値で買おうという投資家が居なくなってきているのです。

天下のトヨタ株で１，５００株しか買い希望がいないとなっているのです。
金額的には、５，８３９円X１，５００株＝８，７５８，５００円

これだけしか買い希望がなかったことになるのです。

増え続ける国債に対して、市場参加者が減少し続ける今の市場は、恐ろしい状態になりつつあると言えます。

コメント
01. 2014年4月05日 01:42:24 : QBrYpzDGwo 　　　　　政府が国債を発行し、それを市中銀行を経ずに日銀が直接買い、輪転機を回して円札を政府に渡す。 　　　　単純に考えて、国債は日銀に溜まり、政府には資金が行き、民間は資金ショートしてくるので、倒産を防ぐためには政府による補助金政策が不可欠ということになるだろう。益々財政は官僚の胸先三寸となる。 　　　　こうなると資本主義国ではなく完全に社会主義国だと思うが、それなりの問題が発生してくるのだろう。例えば多国籍軍需産業が政府資金を宛にしてアプローチしてくることによって政府が軍備に傾倒すれば、国民生活は今とは全く違ったものとなるだろう。
02. 2014年4月05日 10:10:26 : qOgiP96iTI 円が世界準備通貨になるので各国に円を渡す必要があるので 印刷しとりあえず民間金融機関にあずかってもらっています。

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