上のグラフは２月時点での機械受注の実績と予測

企業、増税の影響見極め　機械受注２月8.8％減

　設備投資の勢いが鈍っている。内閣府が10日に発表した２月の機械受注（船舶・電力を除く民需、季節調整値）は前月比8.8％減の7696億円だった。化学工業や一般機械、通信業など製造業、非製造業の幅広い業種で減少した。消費増税後の景気の不透明さから企業は先行投資に慎重になっているようだ。

　業種別では製造業が前月比11.9％、非製造業が前月比8.4％それぞれ減少。2005年の調査開始以来で過去２番目の伸び率だった１月から後退した。内閣府は基調判断を１月の「増加傾向にある」から「増加傾向に足踏みがみられる」に下方修正した。

　２月の減少は消費増税が影響しているとみられる。ＳＭＢＣ日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「消費増税後の景気に不透明感があり、実際の需要を見極めようとしている」と指摘する。

　機械受注は３月に前月に比べて6.7％増えれば４四半期続けて前期を上回る。高いハードルではないが達成には不透明感がある。２月の受注は裾野が広い業種で増えており、他の業種にも波及するかが焦点だ。

［日経新聞４月１１日朝刊Ｐ．４］

コメント
01. 2014年4月12日 02:15:50 : X3PoxMGzn6 えいきょうも糞も無い この税は実質は売上税 つまり企業にとって 売り上げが増えれば増えた分余分に税を収めなければならない 便乗値上げもずいぶんあったが この先も円安による値上げも当然せざる得ない その値上げで売り上げが見かけ増えても 税金で取られる分も増えてしまい 結果企業には大した利益にならない 日本の消費税の恐ろしい仕組みだ 正に中小企業殺しの税
02. 2014年4月12日 03:03:24 : TGgfYEbPRU 設備投資出来るのは大手だけ・・・。 中小は大手からの買い叩きで増税分転嫁出来て無い・・・。 トヨタなんかも未だに値下げ要求出してるらしい・・・。 最近のリコール数は異常・・・。
03. 2014年4月12日 03:30:28 : uYFHLEenaU 設備投資を自作で賄うすべがないと中小は生き残れないだろうね。 大手企業もそろそろ見切り発車してもおかしくないが。
04. 2014年4月12日 13:29:25 : 1geRdsjJSg わからないわけがない。わかりきっている。
05. 2014年4月12日 19:37:12 : CWwqbwH016 衰退産業を並べても意味無いだろう。いまだに日経を読む馬鹿。 [３２削除理由]：アラシ

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