★阿修羅♪ > 経世済民87 > 121.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
フランス経済はひどい状態だ。もう大惨事となるところだ。フランス経済は、ユーロによって破壊された。エマニュエル・トッド
http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/121.html
投稿者 TORA 日時 2014 年 4 月 16 日 13:57:16: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu310.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora
--------------------------------------------------------------------------------
フランス経済はひどい状態だ。もう大惨事となるところだ。フランス経済は、
ユーロによって破壊された。結果は完全に失敗だ。 エマニュエル・トッド

2014年4月16日 水曜日

◆後退する中国、「大惨事」のヨーロッパ 歴史人口学者エマニュエル・トッド氏インタビュー 4月14日 黒沢正俊
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140408/262573/

「ヨーロッパ復権」予想を修正
では、欧米の将来はどうですか。

トッド:米国に対する私の見通しは、中国に比べて肯定的だ。米国は今、岐路に立っていると思う。米国は愚かな自由主義から離れようとしている。ルーズベルトのニューディール政策ほどではないが、市場一辺倒からより政府の役割を重視する方向に向かおうとしているようだ。こうした米国における評価すべき変化を私は注視している。

 他方、ヨーロッパは、大惨事だ。ユーロが機能しなくなっている。ヨーロッパは、世界の問題児になっている。2002年に出版した『帝国以後』では、米国は制度的な弱点を抱えており、もはや世界の問題を解決するスーパーパワーではなくなると書いた。他方で、ヨーロッパの将来は非常に有望であると書いた。

 私はヨーロッパについてひどい間違いを犯した。ヨーロッパがEU統合を機に世界平和の推進力になると予想したが、それは外れた。今や、ヨーロッパは諸国家の平等な連合体などではなく、ドイツを中心とした階層的なシステムに変容しつつある。

 ヨーロッパは、内部対立を抱えている。その証拠に、多くの国が再びドイツへの嫌悪感を持ち始めている。

今勃発しているウクライナ問題は、ヨーロッパにとってだけでなく、世界にとって深刻な問題です。

トッド:ウクライナで今起きている事態は極めて象徴的だ。ウクライナでの出来事は誤解されている。これはロシアと西欧諸国の問題であると考えられているが、果たしてそうだろうか。みんな、こう考えている。「ロシアがクリミアを侵略した。当然、米国は行動を起こすはずだ。米国は面目を失うわけにはいかないから、ウクライナ政府の後ろ盾になる」。

 果たして、こうした見方は正しいのだろうか。旧ソ連圏解体後の米国は、異なる資本主義にも非寛容だった。しかし、今は寛容になっている。ロシアは異なったタイプの資本主義で、昔なら米国は介入しただろうが、今はそうならないはずだ。ウクライナ問題におけるオバマのアジェンダには、介入政策はない。

 最近、反ロシアの動きがヨーロッパ内に生まれている。ドイツはロシアとの関係でいつも友好と対立の狭間で躊躇してきた。そして、両国の関係はつねに友好に始まり、対立で終わってきた。

 今、ドイツとロシアには重大な対立があると考える。これがウクライナ問題に関する現在の地政学についての私の見解だ。

民主主義と独裁の二面性を持つロシア
ロシアのクリミアへの関与は、新しい冷戦とも見られています。

トッド:英国の歴史学者で経済学者のロバート・スキデルスキーが、ロシアの二面性を表現する素晴らしい記事を2013年9月20日付けガーディアン紙に書いている。

 その記事によれば、二面性とは民主主義であり独裁政治でもある現在のロシアの国内システムのことだ。スキデルスキーは、ロシアのシステムを表す新語が必要だと言っている。国際問題での姿勢を考えると、ロシアは自国を守ろうとする保守的な国家であり、そのこと自体は悪くはないと彼は見ている。

 ヨーロッパは変貌しつつある。『帝国以後』の中に米帝国からの「ヨーロッパの独立」と題した章がある。これは全く真実だったが、米国から離れ、独立したヨーロッパとドイツの関係について、私は予見できなかった。ヨーロッパはドイツを中心とした階層構造になっているという新しい事態を予見できなかった。

今、ドイツ経済はユーロ圏で唯一好調です。その理由は、メルケル首相の前任者であるゲアハルト・シュレーダー氏の社会保障、雇用改革にあるといわれています。

トッド:フランス経済はひどい状態だ。もう大惨事となるところだ。フランス経済は、ユーロによって破壊された。ユーロを生み出すことに忠実であったフランスなのに。結果は完全に失敗だ。しかし、そこから抜け出せない。とても困難な状況にある。

 私がフランスや他の国で講演をするとき、オランド大統領について話すことを拒否している。オランドはいつもドイツの後をついて行くから、私は彼に言及するたびに「オランド副首相」と呼んでいる。

◆「見えない戦争」が「見える戦争」の勝敗を決める 4月15日 増田俊男
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h26/jiji140415_901.html

私は、マスメディアは情報の伝達者であって情報の創造者ではない。Editorial (社説)は寄せ集めた情報を分析したりまとめたりして社の独創的意見のように装っているだけで本質的には創造情報ではない。日本が最も顕著だがほとんどの国でマスコミがオピニオン・リーダーになっている。インテリジェンスとは「真実を基に情報を創造し、また他が創造した情報と非創造型情報の見分けが出来る者」を言う。以上の前置きは「私はインテリジェンスだ」と言いたかったからである。

さて最近の出来事にウクライナの自治共和国であったクリミアの住民選挙によるロシア帰属決定、さらに親ロ集団のドネツク市庁(ウクライナ東部)占拠長期化等で、オレンジ革命で欧米化されたウクライナは内部分裂をしながらロシアへ向かい始めている。明らかにウクライナを巡る欧米とロシアの奪戦と言っていい。事は本年2月親ロのヤヌコビッチ大統領がロシアに気を使ってEU加盟を白紙に戻したことから野党が激怒、欧米の武装勢力をバックにクーデターを起こしヤヌコビッチ大統領を葬り去り、親欧米臨時内閣を作ったことから始まった。以上が「目に見える戦い」だが、事の背後には「目に見えない戦争」がある。

ここで読者にはっきりと頭に入れておいてもらいたいのは「21世紀の新型兵器」についてある。安全保障上最大の抑止力である「核の時代」は終わり、「目に見えぬ兵器の時代」になったと言うことである。

目に見えぬ兵器とは「通貨」である。核兵器等目に見える兵器を使わなくても敵国の通貨を崩壊させれば敵は滅びる!21世紀と述べたが正しくは新型兵器が稼働し始めたのは2009年からである。2009年Pentagon(国防総省)は世界史上初めて超極秘の「通貨戦争部隊」(Financial Weapon Unit)を創設した。以後世界に起こった目に見えるイベントは目に見えない軍隊に左右されてきた。

世界中のインテリに共通していることは、「日本はさっぱりわからない」である。

消費税増率で10兆円以上の税収が増え、それだけ国民の負担が増えるのだから5兆円の減税やセーフティーネットなどでカバーしようというセンスは資本主義的でない。マイナス10をプラス5で補おうとするのは経済を死に体と見る感覚である。いきなり背中を押される場合、暗闇で押された場合と昼間押された場合では、びっくりして飛び上がる力の押した力に対する倍率はどのくらい違うか。マイナス10兆円をカバーするにはやはり暗闇で背中を押さなくてはならないようだ、、、などと考えるのが資本主義的にまともなのである。

足を二本切ったのでは歩けないと思ったので1本別の足を持ってきました、、こんなことだから「失われた20年」などと言うことになる。

また前置きが長くなったが、私の「日本ナメクジ論」(日が照ると湿った落ち葉の下に潜り、雨が降ると落ち葉の上に出てきて歩き回る。すると歩いたところからナメクジの子供がどんどん生まれて来る。森の百獣の王のライオン(アメリカ)も頭のいいキツネ(欧州)もナメクジの群れを見ると気持ちが悪くなって逃げ去って行く=日本ゾンビ論)を聞いたOxford Clubの大先生がPentagonの通貨戦争部隊の大先生に私のことを話したら、「どうしたらいいのか全く分からないのが日本」。是非ともMr. Masudaに会いたいと言うことで、来週NYでごちそうになる事になった。世界の裏話(本当の話)が次の「小冊子」(Vol.56)の原稿締切りに間に合うといいのだが。


(私のコメント)

通貨戦争と言うと単なる言葉の比喩に聞こえますが、現代においては通貨がミサイルであり砲弾でもあるのだ。そして通貨を自由に操作してドルや円やユーロを自由に上げ下げできるのがG7であり、ロシアも加わってG8となりましたが、ウクライナ問題で弾き出されてG7に戻った。

ロシアのルーブルは一時大暴落しましたが、欧米の見えない経済制裁が徐々に効いてきてロシアのプーチンも締め上げられるかもしれない。現代は領土や領海を広げる事よりも通貨の価値を守る事の方が国家としての重要な責務であり、いかに経済インフラを大都市に集中させて効率的な経済競争力をつける事が通貨戦争での勝者となる。

日経BPの記事でエマニュエル・トッド氏のインタビューがありますが、トッド氏は以前にはEUの復権とユーロがドルに代わる基軸通貨になると予測していましたが、リーマンショックやPIIGS危機などによってEUとユーロは混乱の時代を迎えている。ユーロ解体も噂に出るほどの状況であり、ドイツだけがユーロの恩恵を受けてる。

ユーロも規模においてはアメリカのドルを上回るものですが、PIIGS諸国などの経済弱者がおりユーロの信用を失墜させてしまった。つまりアメリカはギリシャを突いてユーロの弱点を露出させてユーロは分裂の危機を迎えている。問題はドイツがどう動くかですが、トッド氏が言うようにフランスのオランド大統領は、メルケルの副首相になってしまった。

通貨は今や単なる紙切れに過ぎませんが、その国の経済力のバロメーターであり、金ではなくその国の経済力によって通貨の発行高を決められている。だから発行しすぎればドルのように安くなるし、円のように経済力があっても円札を市場に出さなければ円の価値は高まる一方になる。

アメリカの戦略としては、ドルが世界の基軸通貨として質量とも最大ですが、日本の円や中国の人民元でドルを買わせてドルの価値を維持している。しかしユーロは日本の円や中国の人民元は少ししか買っていない。ウクライナの問題もアメリカが仕掛けたのもユーロに対する揺さぶりの意味があるのだろう。ロシアとEUの冷戦が復活すればトッド氏が描いた夢は夢に終わる。

増田俊男氏が指摘しているのもその点にあり、ユーロには地政学的な弱点がある。ドイツとロシアががっちりと協力関係が出来ていればユーロの将来性はあるが、対立すれば協力関係が出来ずに終わる。ユーロに変わるドルへの挑戦者として中国の人民元がありますが、国際通貨としてのシェアを広げて来ている。貿易における人民元による決済を広めているためですが、今のところは人民元はハードカレンシーではない。

世界最強の通貨は日本の円であり、円がドルを支える構造でドル基軸通貨体制が守られている。ならば日本の円が世界の基軸通貨になればと思うのですが、日本にはアメリカのような軍事力が無いから借金の取り立てが難しい。だからドルと円とが支えあってドルが基軸通貨になっていますが、アメリカはドルを刷りまくって世界にばら撒かないと世界のドル需要に追い付かない。

アメリカや日本が金利を上げたり金融を引き締めたりすれば世界の株価が大暴落し、新興国の通貨が暴落する。その為に新興国はドルを貯めこんでいますが、輸出商品がある国はいいが観光しか産業が無いと言った新興国はドル債権を返済できなくなりデフォルトする危険性がある。

日本の財政再建には、消費税の増税よりもインフレによる名目GDPの拡大による増収の方が効果があると思うのですが、財務省はデフレでも消費税増税で財政再建をはかろうとしている。日本政府日銀は円高を放置して株安もなすがままだった。日本経済の実力からして円を世界にばら撒くべきでしたが、財務省は円の国際化を嫌がった。増田俊男氏によれば日本なナメクジだという事ですが、アメリカから見ても日本に気味悪がられているようだ。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年4月16日 21:24:11 : MEJkFnPqrk
ここに出てくるフランス人とイギリス人の話は、なんとなく二千年昔のローマン・ガリアが、ライン川の向こう側にいるゲルマンについて語っているように聞こえる。 ライン川の向こうにいるゲルマンよりも、更に東にいるロシア人のことになれば、ガリア人の認識を超えているのだろう。 彼らから見れば、もっとずっと遠くにあるチャイナ帝国は憧れの対象だが、そのもっと東にあって常に問題を起こしている日本人など、宇宙からのエーリアン遠いう事か。 明治維新以降、日本人はヨーロッパ人からは薄気味悪い存在であったと言ったのは司馬遼太郎氏だが、ごく稀には極端な礼拝者の出てくるのだそうである。 最近は回転ずしやラーメンが普及しているから、インテリジェンスでない普通のヨーロッパ人の方が日本人や日本を正当に理解しているのだろう。 可笑しなインテリジェンスよりも、普通の人たちの方の理解が正しいのだろうと思うがね。 フランス人がユーロに失望していることは良く判ったよ。

02. 2014年4月17日 17:44:12 : RQpv2rjbfs
そうですか、ユーローショートですか。大金持ちになる人はきっとユーロショートするんでしょうな。

ショートをするとポイントをどんどんとられて、身が細るおもいがして私は怖くてできんですが、きっとユーロ売りが正解なんでしょうね。

円が世界最強というのは同意できませんがシブトイことは確かでしょう。お国の危機に備えてあっちこっちの通貨をロングポジションで保持している愛国者をお忘れなく。爪の垢を煎じて飲めバカウヨども。


03. 2014年4月17日 20:50:18 : PiwcprACFA
最終的にはフランスやドイツを含めた西ユーラシア各国はロシアや中国に泣きつく事になるかも?!

04. 2014年4月17日 23:29:13 : TGZjS8iB2r
>トッド:フランス経済はひどい状態だ。もう大惨事となるところだ。フランス経済は、ユーロによって破壊された。ユーロを生み出すことに忠実であったフランスなのに。結果は完全に失敗だ。しかし、そこから抜け出せない。とても困難な状況にある

フランスは最も欧州の統合と共通通貨の導入に積極的だった国だったが、今では経済状況は惨憺たるもので、泣き言を言いたくなる気持ちもわからないでもない。

当時ドイツの方は、東西ドイツの統合こそが至上命題であり、ユーロには消極的だった。しかしフランスは統合を強く反対しており、これに対してドイツから譲歩することでユーロは誕生した。

確かに統合で各国の長期金利は平準化したが、当初の理念とは裏腹に一人あたりGDPはさほど平準化せず、貿易収支や財政収支の不均衡は拡大し続ける結果になった。


05. 2014年4月18日 00:34:26 : FfzzRIbxkp
ユーロはユーロ圏共通の銀行破綻処理制度を2015年までに導入するのを決めましたよね。

06. 2014年4月18日 00:56:23 : nJF6kGWndY

バカな奴

07. 2014年4月18日 03:26:55 : J4YfFlQzPI
「失われた20年」と外国人が言ってるのか言ってないのか知らないが
少なくともその20年の間日本以上に、経済的に堅調な国が(先進国と言われるような国の中で)どこにあったかは疑問
欧米とも衰退の一途に見えるが

外人の横柄さと、日本人の卑屈さが生んだ馬鹿な勘違い
自国の状況から目を背け、外人特有の根拠のない優越感を満たしただけだ


08. 2014年4月18日 09:45:25 : GGARfgOjJE
通貨がミサイル?
本物のミサイルが当たれば通貨も動くけどね。

09. 2014年4月19日 03:52:33 : I60SQDnvrQ
>08
そうなったら自分の国も傾くから出来ないって事じゃないのかな
中国が日本に核をぶち込んで円が紙切れになったら?という事

10. 2014年4月19日 11:03:36 : g5uyi9Mk8E
地上の財産を、独り占めしようとするからこうなったんです。一神教も根っこは同じ。共有の精神がないから立ち行かなくなる。ユダヤ科学価値観の終焉も近いようですね。構成員として動いてきた、ニッポンという国も。

11. 和楽踊り 2014年4月19日 19:27:53 : 9hkFjVd/uY9Ag : H7PGpfLXzY
フランス人は理想に走りすぎたのだろう。
ユーロの加入国を増やしすぎたことが失敗の大きな理由だ。
それでも懲りないでウクライナを併合しようとしている。
フランスは植民地主義から抜け出していない。
タヒチもフランス領なのだ。ホラー作家の故坂東眞砂子さんが家を造って住んでいた。(南洋の島語り)という本に詳しい。

12. 2014年4月19日 19:51:46 : lQriawNaNU
やくざの世界でも銭のあるやつが上にのし上がる。
だけどねえ、最後の最後はやはり武力だよ。
銭でのし上がって、銭でおさえこんでるのもある限界まで。
ロシアがほんとうに追い込まれたら武力を使う。
そうなれば太刀打ちできる国はない。
結局、二大武力超大国、米ロが世界を分割統治するんだよ。

13. 2014年4月19日 22:12:57 : 85kpqqjgic

ユーロ・ショートってね、ユーロはいつも予想に反して強いよ。

ドルもだけど。

日本人は自国通貨の暴落を望んでいるのか。世界から笑われた訳だ。


二百円近いガソリン焚いて軽油を輸出する馬鹿な国が日本だったんだよな。

イシハラや自公カルトは自分のために金融緩和をやっている。

国民は嘘つき政治に迷惑している。


維新など化石的にミイラなんだよ、今の時代は。 覚醒してくれよな。



[12削除理由]:言葉使い&アラシ

14. 2014年4月19日 22:58:01 : IXP8eKUhLM

12. 2014年4月19日 19:51:46 : lQriawNaNU
やくざの世界でも銭のあるやつが上にのし上がる。
だけどねえ、最後の最後はやはり武力だよ。
銭でのし上がって、銭でおさえこんでるのもある限界まで。>

日本は頭が悪い、これに尽きる
20余年の迷走がそれを立証している、此れは偶然ではない
武力云々の前に頭の差だ
プーチンは頭が動いている、肝もある、アメリカを読んでいる
日本のトップが逆立ちしてもプーチン一人に勝てない、頭でな

日本のトップは世界で一番見劣りする。


15. 2014年4月20日 00:59:32 : GxNVPiLrLk

すみません、この記事書いた方は、経済学者さんですか?

こういうこと書いている人がいるから、デタラメな事を言っている人が多い。

アメリカは、リーマンショックで金融破綻したし、新興国は、安い人件費と膨大な人口 ( 市場 ) で、中国なんかGDPをアメリカを抜いて世界二位ですよ。

日本は、小泉政権で 「 増税なき財政再建 」( 所得税減税 )の名のもとに、財政赤字を500兆円台から800兆円台に膨らませてしまった。( 今は1000兆円 )
膨大な財政赤字を続けるには、ゼロ金利を続けるしかなかった。
金利を正常化させれば、たちまち国債利払い費が増加して、財政破綻をもたらしてしまうからです。

将来、ドルは暴落すると言われています。

日本もおしまい。

いつ、終わりにするのか?

さっさと金利を正常化にして、経済破綻して、騙されている国民に気づいてもらいたい。


16. 2014年7月09日 15:14:22 : nJF6kGWndY

少し前の日本の状況を見ているようだな

http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0F80A720140703?sp=true
コラム:サルコジ氏への捜査で深まる仏政治の機能不全
2014年 07月 3日 13:45  

 7月2日、フランスのサルコジ前大統領が、不正献金疑惑をめぐる捜査情報を不当に入手しようとしたとして取り調べを受ける事態となったことで、同国の政治機能不全が一層進んだ。写真は4月撮影(2014年 ロイター/Yves Herman)
 
コラム:中国国営メディアのIPOが人気の理由
コラム:恐怖指数の低下が示す「米国バブル」の予兆=鈴木敏之氏
コラム:今こそ問うべき「イラク分割論」
コラム:強い雇用統計もスルー、閑散相場の裏にW杯も=池田雄之輔氏
Pierre Briançon

[ロンドン 2日 ロイター BREAKINGVIEWS] - フランスのサルコジ前大統領が、不正献金疑惑をめぐる捜査情報を不当に入手しようとしたとして取り調べを受ける事態となったことで、同国の政治機能不全が一層進んでしまった。

サルコジ氏は疑惑を否定しているものの、政界復帰へのハードルが高まったことは否めない。だが与党・社会党にとっても喜ぶべき材料は皆無だ。

フランスでは、政界全体が長らく続いてきた一連の汚職スキャンダルに染まっている。オランド大統領は閣僚も、議会における与党議員たちも統制できないように見受けられる。こうした中で極右の国民戦線が躍進を続け、強力な政府が国民に改革の必要性を訴えなければならない局面で、経済はじりじりとゼロ成長へと向かいつつある。

2大主要政党は、あまりにも経済を疲弊させるような問題に集中し過ぎて、国民の議論に大きく貢献できていない。その結果、フランス国民は何の展望もないまま緊縮財政のスパイラルに陥ってしまった。政府は欧州連合(EU)が課した財政赤字目標達成のために最善の手を尽くそうとして、歳出削減と特定分野への増税を実施。これは好景気なら合理性を持つが、失業率がなお10%を上回り、国立統計経済研究所によると今年の国内総生産(GDP)成長率がわずか0.7%という状況では、自滅をもたらす。

フランスに必要なのは、サービス産業の自由化や経済に占める公的部門の比率、ばかげた税制などをどうするかをめぐる健全な議論だ。それが実現可能になるのは、政府が尊敬され野党が強力な場合に限られるが、今はどちらの要素にも欠けている。

それでも市場はまだ懸念していない。フランス株は今年これまで4%上昇しており、上昇率はドイツとそん色なく、英国よりもずっと高い。フランス国債利回りは過去最低水準で推移し、10年債の対ドイツ国債スプレッドは直近ピークの1月の半分になった。

投資家は、フランス経済が政府から絶え間なく足を引っ張られながら、ずっと見事に跳ね返してきたということを承知しているのだ。だからといって、そうした経済の強靭さを当たり前のことと考えるべきではない。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。



  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民87掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧