トヨタ自動車は１１日、助手席のエアバッグに不具合があるとして、乗用車「カローラ」など２０車種計６４万８０８１台（２０００年１２月〜０４年４月製造）のリコール（回収・無償修理）を国土交通省に届け出た。海外でも約１６２万台の対象車があり、合計で約２２７万台に上る。

　今年１月２６日、静岡市内でエアバッグが作動した際に、部品が飛び散り後部座席が燃える事故があったが、これまでけが人はないという。トヨタは交換部品が届くまでの間、対象車の助手席エアバッグを一時使えなくする措置を取る。このため、助手席に人を乗せないよう呼び掛けるという。

　国交省によると、エアバッグを膨らませるガス発生剤の製造過程に問題があり、設計よりもガスの圧力が強いため、装置を壊して破片が飛んだり、出火したりすることがあるという。

　問題の部品は自動車部品メーカー「タカタ」が供給。トヨタは昨年４月、問題がある装置を積んだ車だけをリコールしたが、その後、対象外の車でも不具合が発生したため、再度リコールした。（2014/06/11-16:19）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014061100505

「お客様、当社のお車をご愛用いただき、ありがとうございます。(中略)ところで、お客様のお車の調子はいかがですか。」

「やっぱり10年乗ると、エンジンの吹けが悪いし、ガソリンは食うし、あちこち痛むし、そのたびに出費があってね。」

「なるほど、大変ですね。」

ここで、ユーザーの心が動いたら、次の自動車を奨めていくのである。今までは、この手で不都合な自動車を下取りして、強制廃車していた。だが今日、自動車ユーザーの懐具合は苦しくなるばかり。リストラで正規雇用を解雇された。仕事があっても非正規雇用しかない。給与が大幅ダウン。かくして、自動車の買い替えができない。

かつて5年〜6年で新車を買い換えてきた日本のユーザーであったが、買い替えできなくなり、10年以上前の自動車がザラに走っている。このため、古くなっても不都合が起きればリコールしなくてはならなくなる。いつまでも買い換えないユーザーが増えれば、このようなことは今後も増加するだろう。

それにしてもエアバッグの不都合は深刻だね。あれは火薬で瞬時に膨らませるから、1980年頃は危険だとして採用しない自動車メーカーも多かった。ところが安全基準が厳しくなり、避けて通れなくなったから各メーカーは採用したのである。当方の乗っているシトロエンCXなど、1本スポークのハンドルだからエアバッグなど仕込めないが、後継車種は伝統の1本スポークをやめてエアバッグを仕込むようになった。やっぱりエアバッグは危険なのであった。採用していない昔の自動車を今後も愛用します。

法人税を払わないばかりか輸出では、還付という名目で中小企業が払った消費税を
分捕る事を常とする大企業には同情できません。

利益追求が当然とはいえ不安定雇用派遣社員を増やしては正社員減らして賃金抑圧を図るのは国内消費を冷やし自分の首を絞める事を大企業としてやるなんて、景気

が冷えるのは当然でどんどん落ちるだけ。
企業訓を変えるか、社長を替えるかして社員有っての会社経営を行ってもらいたいものだ。