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財政破綻の夕張市「1秒に67円ずつ借金返済している」と市長(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/627.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 22 日 09:23:05: igsppGRN/E9PQ
 

財政破綻の夕張市「1秒に67円ずつ借金返済している」と市長
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140622-00000001-pseven-soci
NEWS ポストセブン 6月22日(日)7時6分配信

 超高齢化・人口減少は特に地方において顕著で、2007年に財政破綻した北海道夕張市では、過去50年で人口が10分の1以下に激減した。その夕張市の再生に取り組むのが、2011年に30歳の若さで市長に当選した鈴木直道氏(33)だ。

 東京都職員という安定した職を捨てて月給25万9000円の市長に転身。年収は200万円近く下がり、選挙で落ちれば職を失うリスクもある。それでも夕張再生のために奮闘する同氏は、人口減少に直面した国家に何が足りないと考えているのか。

──夕張市長就任後すぐに打ち出したのが、人口減少に対応して都市機能を中心部に集約する「コンパクトシティ」の計画だった。
 
鈴木:夕張はもともと炭鉱の町として栄え、最盛期の1960年には人口12万人弱の都市でした。それが石炭産業の衰退によって減少に転じ、さらには財政破綻により、昨年ついに1万人を切った。にもかかわらず、インフラは10万都市のスケールのまま残っていたのです。
 
 現在約5400世帯の夕張市には公営住宅が約3700戸あります。炭鉱会社が撤退する時に市が引き取ったものがほとんどで、世帯数に対する割合は全国で一番高い。入居率は低いのに維持費だけで年間数億円が費やされてきました。コスト削減と行政サービス効率化、持続可能な地域社会の構築のために住宅再編が急務でした。
 
──50年あまりの間に有効な対策が取られなかったのはなぜか。
 
鈴木:夕張に限った話ではありませんが、「選挙」の問題があったと思います。住民が「市長たる者は人口を増やして地域を活性化するために働いてほしい」と考えるのは自然なことです。夕張では石炭産業の衰退以降は「炭鉱から観光」をキャッチフレーズにリゾート開発に邁進した。「10万都市の栄光をもう一度」という考え方で一時期は評価もされましたが、結果莫大な借金を抱えてしまった。市内には今も立派なホテルが複数ありますが、すべて市の所有で固定資産税は一銭も入ってきません。
 
──政治家が景気のいい話ばかりをして、「負の遺産」が残った。
 
鈴木:もちろん夢を語るのも政治家の仕事です。ただ、これからは現実を直視して未来に備えることも必要です。コンパクトシティを唱える都市は少なくありませんが、その多くは中心市街地を活性化して緩やかな住民移転を促していくスタイルです。

 夕張では全国で初めて、人口減少を前提にして町の集約化を進めています。東京でさえ2020年のオリンピック開催以降は人口が減っていくと予測されているのに、現実的に考えれば夕張だけが人口を大幅に増やす姿は描きにくい。

──夕張市が直面する高齢化や人口減少、財政健全化などの問題は国や他の自治体が取り組まなければならない課題そのものだ。
 
鈴木:私もそう思います。夕張は返済すべき借金353億円のうち、既に50億円以上を返済しました。1秒に67円ずつ返済している計算になります。一方で2007年に発表された数字では国の借金は1秒間に19万円ずつ増えていて財政健全化は後回しです。
 
──事実上の破綻を経験しなければ、危機意識は生まれないのか。
 
鈴木:そういう側面はあると思います。夕張は財政再生団体になって職員が260人から100人に減り、年収は40%カットという状況が強制的に生まれ、住民にも危機意識を共有してもらえている事情はあります。
 
 大事なのは、夕張が地域の再生と財政の健全化を同時に成し遂げることです。2012年度には市内の工業団地3区画が完売。道外企業の誘致成功は14年ぶりのことです。お金はかけられない中でも、少しずつですが地域再生を進めています。夕張が成功すれば、他の地域のモデルケースになれる。これまでは「夕張のようになるな」が地方自治体運営の合言葉でしたが、課題先進地域として成功事例になることが、国の将来にも寄与すると考えています。

SAPIO2014年7月号


 

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コメント
 
01. 2014年6月22日 12:09:54 : jXbiWWJBCA
今後、経済が衰退し日本全体が夕張化していくのでしょうね。

02. 2014年6月22日 15:41:22 : IjU5mqhgoI
>インフラは10万都市のスケールのまま残っていたのです

同じ北海道の某10万人以上都市に住んでるが、人口は20年前とそんなに変わらないが市街地は1.5倍位になり、更に外れの方では新規宅地絶賛造成中。今後、うちの市ですら人口は減少すると予測されているにも関わらず・・・インフラコストが心配。


03. 増税反対 2014年6月22日 22:53:21 : ehcoR2LmdzYII : ScYqcWbqvA
 夕張の現実。

毎年人口が400人ほど減っていますので、あと20年ちょっとで計算上では

夕張は消滅してしまいます。こういう事実を直視すれば市長が言ってる事も

甘いと言わざるを得ません。

 本来考えなければいけない事は、自治体としての機能を失った後のことで、

それは今のまま人口減少が続くとしたら、10年後くらいには現実味を帯びてくる

のは確実でしょう。


04. 無段活用 2014年6月22日 23:48:19 : 2iUYbJALJ4TtU : AzUP4fgWpI
「夕張メロンの初競りは1個○○○万円!」、毎年のように英語で聞くから、産地と
しての評価は確立している。街が消滅することはないだろうが、「山あいの農村」
として生きるなら、都市機能はほとんど必要ない。人もそんなに要らない。

夕張には、きれいな水ときれいな空気があるし、平坦じゃないけど土地もあるし、
高速道路も特急の停まる駅もあるし、特急に乗ったら新千歳空港まで1時間足ら
ずだから、パソコンを組む工場を持ってくるとか研究施設を引っ張ってくるとか、
何かできそうに思えるけどね。

それでも、どこかの街のように企業の都合で工場がなくなり、仕事を失った非正
規が置き去りにされるようでは、誘致しても仕方ないのかな?やっぱり、家族が
定住して子供が増えないとね。

借金は確かに大変だけど、返せば終わり。メロン産地として評価が確立している
から、見方によっては、そういったものがあるだけまだ幸せじゃないのかな?夕張
は極端な例だけど、国内の中山間地はどこも大なり小なり同じような状況で、絶対
多数の街は夕張のような核を持っていない。本当にこのまま消滅を待つだけの街
がどれだけあるか。

「夏はメロン、冬は映画」で十分じゃないの?と、また勝手な思いつきを書く。



05. 2014年8月07日 08:46:11 : nJF6kGWndY
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20140805/269682/?ST=print 
地域包括ケア・コンパクトシティによる財政効率は約2200億円か
2014年8月7日(木)  小黒 一正


 現在、政府は「地域包括ケアシステム」を進めようとしている。「地域包括ケアシステム」とは、高齢者などが重度の要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援のサービスを一体的に提供する枠組みを構築しようというものである。
 しかしながら、この試みには3つの問題が存在する。第1は、財政問題である。周知の通り、少子高齢化の急速な進展に伴い、社会保障費は膨張し、日本の財政赤字は拡大する傾向にある。ここ数年、社会保障給付費(年金・医療・介護)は毎年平均約3兆円の勢いで増加している。団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年に向けて、社会保障費増の圧力がより強まることは明らかである。
 第2は、都市部に住む高齢者が急増している問題である。「急増する都市部高齢者の介護ニーズにどう対処するか」で説明したように、2000年時には900万人に過ぎなかった後期高齢者(75歳以上)が2025年には2000万人に達する。それにつれて、医療・介護ニーズが急増する。この際、後期高齢者の増加数が著しいのは都市部である。例えば、東京都において、2005年時には100万人に過ぎなかった後期高齢者は2025年には約2倍の200万人超に達する。首都圏の神奈川県・埼玉県・千葉県も同様、大阪府や愛知県も似たような状況だ。特別養護老人ホームなどの待機待ちが都市部で急増する。
図表1:人口が半分以下となる地点数

(出所)国土交通省(2014)「国土のグランドデザイン2050〜対流促進型国土の形成〜」
 第3は、自治体が消滅の危機に直面している問題である。国土交通省が今年7月に公表した「国土のグランドデザイン2050〜対流促進型国土の形成〜」は、2050年の人口が2010年と比較して半分以下となる地点(全国を「1km2毎の地点」で見る)が、現在の居住地域の6割以上を占めることを明らかした。そして、図表1の通り、人口が半分以下となる6割以上の地点のうち約2割が誰も住んでいない状態になることを予測している。
 また、「市区町村の人口規模別」に見ると、人口規模が小さい地域ほど人口減少率が高い。現在の人口が1万人未満の市区町村は人口が約半分に減少し、自治体の財政基盤が危機に直面する。
コンパクトシティの促進は老人福祉費を減らす可能性がある
 このような問題を解決する政策は、「地域包括ケアシステム」と、人口集約を図る「コンパクトシティ」との融合、すなわち、「地域包括ケア・コンパクトシティ」しかない。効率的かつ効果的な医療・介護などのサービスを、「コンパクトシティ」という集約的で質の高い住まいや、地域の空間の中で提供する。この「地域包括ケア・コンパクトシティ」構想は、「年金給付1%削減で特養入所待ちは解決できる」の回で説明したものだ。
 「地域包括ケア・コンパクトシティ」における介護関係のコストについて、以下で簡単に紹介しておきたい。まず、介護関係のコストとして介護給付費が存在する。人口集約を進めた場合、1人当たり介護給付費がどのような影響を受けるかを把握するため、市町村における65歳以上人口密度と、認定者1人当たり介護給付費の関係を見てみよう。「平成24年度 介護給付費実態調査」及び「平成22年 国勢調査(都道府県・市区町村別統計表)」のデータから、縦軸に「認定者1人当たり介護給付費の対数」を、横軸に「65歳以上人口密度の対数」を取り、それらの関係をプロットしたものが図表2である。
図表2:65歳上人口密度と1人当たり介護給付費との関係

出所)「平成24年度 介護給付費実態調査」及び「平成22年 国勢調査(都道府県・市区町村別統計表)」から作成
 回帰直線は水平であり、65歳以上人口密度と1人当たり介護給付費の相関は極めて低いことが読み取れる。この事実は、「65歳以上人口密度が高まっても、1人当たり介護給付費が膨張するとは限らない」という可能性を示唆する。
 次に、介護関係のコストとして、介護給付費以外のコストを考えてみよう。これらのコストには、老人ホームなど老人福祉施設にかかる経費などが存在する。老人ホームなど老人福祉施設にかかる経費などは、市町村の老人福祉費に含まれる。
 市町村における人口密度と1人当たり老人福祉費の関係を見てみよう。「平成24年度 老人福祉費」及び「平成22年 国勢調査(都道府県・市区町村別統計表)」のデータから、縦軸に「1人当たり老人福祉費の対数」、横軸に「人口密度の対数」を取り、それらの関係をプロットしたものが図表3である。
図表3:人口密度と1人当たり老人福祉費の関係

出所)「平成24年度 老人福祉費」及び「平成22年 国勢調査(都道府県・市区町村別統計表)」から作成
 回帰曲線は右下がりである。人口密度と1人当たり老人福祉費は一定の相関を持つことが読み取れる。この事実は「人口密度が高いほど、1人当たり老人福祉費は低下傾向」となる可能性を示唆する。
 以上の2つの傾向が妥当な場合、「地域包括ケア・コンパクトシティ」の推進は、1人当たり介護給付費を膨張させることなく、それ以外のコストを低下させる可能性を持つことが分かる。
2200億円の老人福祉費が節減可能
 では、「地域包括ケア・コンパクトシティ」の推進は、財政をどのくらい効率化する可能性があるだろうか。
 図表3において、人口密度の対数が6未満で、回帰曲線を上回る市町村の1人当たり老人福祉費(図表3において赤線で囲んだ範囲)が、人口集約化を進めることで、人口密度の対数が6の値(黄色のプロット点)まで低下させることができた場合を考えてみよう。
 人口密度の対数が6未満とは、人口密度が403.4人/km2未満の市町村に等しい。具体的には、長野市(457人/km2)がこれに近い。人口密度のイメージをつかんでもらうために他の都市の人口密度をいくつか列挙すると、東京都の港区(1万0085.1)、 国立市(9265)、多摩市(7004.2)、 千葉市(3534.8)、北海道旭川市(531.6)、鳥取市(257.9)という具合である。
 このような前提の下、人口を集約化する政策を実行し、図表3の赤線範囲の1人当たり老人福祉費を、人口密度が403.4人/km2の値(黄色のプロット点)まで低下させることができた場合、粗々の試算では、総額約2200億円の老人福祉費が節減可能であることが分かった。
 「年金給付1%削減で特養入所待ちは解決できる」の回では、「地域包括ケア・コンパクトシティ」を推進するための財源として年金給付を1%削減(=約5000億円)するケースを想定した。「地域包括ケア・コンパクトシティ」を推進することで、その半分に近い約2200億円の財源を節減できる可能性がある。



子供たちにツケを残さないために、いまの僕たちにできること
 この連載コラムは、拙書『2020年、日本が破綻する日』(日経プレミアムシリーズ)をふまえて、 財政・社会保障の再生や今後の成長戦略のあり方について考察していきます。国債の増発によって社会保障費を賄う現状は、ツケを私たちの子供たちに 回しているだけです。子供や孫たちに過剰な負担をかけないためにはどうするべきか? 財政の持続可能性のみでなく、財政負担の世代間公平も視点に入れて分析します。
 また、子供や孫たちに成長の糧を残すためにはどうすべきか、も議論します。
 楽しみにしてください。もちろん、皆様のご意見・ご感想も大歓迎です。


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