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自動車販売の伸びが鈍化 上半期:それでも販売台数8.4%増の中国市場:日系車の中国攻略プラン 高品質・低価格で勝負
http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/137.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 7 月 10 日 17:30:04: Mo7ApAlflbQ6s
 


自動車販売の伸びが鈍化 上半期
人民網日本語版 2014年07月10日11:29

中国汽車(自動車)工業協会が9日に発表したデータによると、今年上半期には自動車の生産・販売台数がともに1100万台を突破して、安定的な増加傾向を維持したが、販売の伸びが鈍化した。国産ブランド車市場が引き続き低迷し、市場シェアは目立って低下した。新華社が伝えた。

同データによると、上半期の生産台数は1178万台で前年同期比9.6%増加し、販売台数は1168万台で同8.4%増加した。
同協会によると、今年上半期は昨年上半期に比べ、生産・販売の伸びが大幅に鈍化した。特に6月は生産が急速な伸びを維持したのに対し、販売が落ち込んだという。

注目すべき点は、国産ブランド車市場の低迷が続いていることだ。同協会の統計によれば、昨年上半期に比べて、今年上半期は国産ブランド車の市場シェアが3.48ポイント低下して37.68%になった。国産ブランド乗用車の市場シェアは同5.41ポイント低下の22.24%だった。今年6月は、2009年以降で国産ブランド乗用車のシェアが最低の月になった。

国家統計局と同協会が同日発表した自動車産業景気モニタリングの結果によると、全体としてみると、自動車産業は引き続き正常な範囲で調整が行われているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月10日

http://www.japanese.peopledaily.jp/n/2014/0710/c94476-8753671.html

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日系車の中国攻略プラン 高品質・低価格で勝負
人民網日本語版 2014年07月10日08:25

日本の日産自動車は北京モーターショーで排気量1200CCのコンパクトカー「R30」(ヴェヌーシア)を発表した。「中国大陸部を開拓したい、特に遠隔地を開拓したい」のだという。日本紙「日本経済新聞」の今月7日付の報道によると、R30は価格を5万元(約82万円)以下と戦略的に低く抑え、来場者の目を引いていたという。この価格は中国現地メーカーの同クラス車に比べて20%ほど低い。日産は中国専用ブランドのヴェヌーシアとしてこのR30をうち出す予定だ。日産の中国業務責任者や関潤・エグゼクティブディレクターによると、もともとR30はこれよりも低価格でうち出す予定だったとのことで、低価格車に力を入れようとする日産の姿勢がうかがえる。中国網が伝えた。
関エグゼクティブディレクターは以前、日産の「マーチ」や「サニー」などの車種で採用されたグローバル汎用プラットフォーム「Vプラットフォーム」のプロジェクトチームの主要メンバーだった。R30はこのプラットフォームを利用するとともに、開発作業や調達作業は市場ごとに現地の合弁企業が担当することになっている。関エグゼクティブディレクターは、既存の技術を十二分に活用すると話す。実際、日産は減価償却済みの設備を利用して、コスト圧縮に成功している。

人口1千人あたりの自動車保有台数をみると、欧州は500台から600台だが、中国はまだ100台に満たない。地方都市の購買力や買い換えニーズもあり、中国は新車販売台数の年間増加率が5-10%を維持することが期待される。

だが販売価格が10万元(約164万円)前後になることが多い日本車は、中国の消費者にとってなかなか手が出ない存在だ。国内総生産(GDP)の一人あたり平均は、北京市などの都市では9万元(約148万円)になるものの、大陸部の一部地域ではわずか3万元(約49万円)前後だ。日本の自動車メーカーによると、「(中国で)日本車を買うのは、まだ一部の富裕層に限られたこと」だという。

中国自動車市場では、比亜迪(BYD)や奇瑞汽車、長安汽車集団といった現地メーカーが5万元(約82万円)前後の車を売り出す。比亜迪の本社がある広東省の自動車専売店では、一番安い車は4万元(約65万5千円)だ。
こうした低価格車は日本車とそれほどサイズが変わらないが、価格は半分以下だ。自動車を購入する人の多くは初めて車を買う人たちで、比亜迪の販売員によると、「性能への要求がそれほど高くなく、とりあえず1台保有したいという人たちが買いに来る」という。こうした低価格車は日本のコンパクトカーに似ており、主婦や学生などの移動ツールになりつつある。

欧米の自動車メーカーも中国の低価格車市場に進出している。米国のゼネラルモーターズ(GM)は中国戦略車の新型シボレー「セイル」を発表し、価格を5万元からとする。広東省の販売業者によると、「GMは低価格車を購入する顧客がいずれは高級車を買うようになることを期待している」のだという。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)も2015年に5万元前後の新車種を投入し、未来の高級車ユーザーを引きつけたい考えだ。

日産自動車は初めて自動車を購入する人が多い内陸部都市100カ所での販売を強化し始め、ますます多くの場所で「移動モーターショー」を展開し、トラックでヴェヌーシアなどを巡回展示している。
周辺地域に4S店(販売、部品提供、アフターサービス、情報フィードバックを手がける総合的サービス店舗)などの販売店が少ないことから、日産は移動モーターショーという形での販売を定期的に行う計画だ。今後は開催回数を毎年20回まで増やし、他社平均の5倍以上にするという。また日産は地方都市で行われるモーターショーで、その都市限定の特別価格をうち出すなどして、初めて自動車を購入する人々を取りこみたい考えだ。

沿海地域と異なり、交通渋滞が少ない内陸部の政府が購入台数制限政策をうち出していないことも、各メーカーが内陸部エリアを好感する理由の一つだ。だが極端な価格引き下げ戦略は収益率を低下させるだけでなく、日本車の全体的なイメージにも影響を与える可能性がある。

GMのトップは、「製造過程でより高いレベルを求めれば、価格も必然的に高くなる。よって過度に高品質を求めることを避け、品質と価格との絶妙なバランスを追求することが非常に重要だ」と話す。「日本経済新聞」は、日本車のウリは「品質」にあり、中国市場で「品質」と「低価格」の両立をどのように実現するかがポイントだ。日系メーカーの挑戦は始まったばかりだと報じた。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年7月9日

http://www.japanese.peopledaily.jp/n/2014/0710/c94476-8753432.html

 

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