★阿修羅♪ > 経世済民89 > 551.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
《底流》物価上昇2%に懐疑的な見方 日銀総裁“異次元”の強気どこまで(産経新聞)
http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/551.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 8 月 03 日 22:14:05: igsppGRN/E9PQ
 

            講演する日銀の黒田総裁=東京都内のホテル


【底流】物価上昇2%に懐疑的な見方 日銀総裁“異次元”の強気どこまで
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140802/fnc14080218000003-n1.htm
2014.8.2 18:00 産経新聞


 日銀による2%の物価上昇率目標の達成を危ぶむ見方が広がってきた。黒田東彦総裁は達成になお揺るぎない自信を示すが、物価を押し上げてきた円安は一服。輸出は伸びず、実質賃金も増えないなど足元の経済指標は順風満帆とはいえない。民間エコノミストがそろって日銀が目指す「2015年度前後の2%到達」を不可能とみる中、黒田総裁はどこまで“異次元”の強気を貫けるのか。

 「説明できないほどの大きな乖(かい)離(り)だ」

 SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストが指摘するのは、消費税増税の影響を除外した物価上昇率(生鮮食品を除く)の予想値だ。日銀は平成26年度1.3%、27年度1.9%と7月15日の金融政策決定会合でも従来見通しを維持。一方、日本経済研究センターが同10日まとめたESPフォーキャスト調査では民間の予想平均が26年度1.11%、27年度1.12%と15年度に0.78ポイントに広がる。

 燃料の輸入価格を押し上げていた円安の効果がなくなり、増税という景気の下押し材料もある。このため、物価上昇率は夏場にいったん落ち込むが、日銀は「14年度後半にかけて次第に加速していく」と予想する。民間のエコノミストはこうした見方に懐疑的だ。

 日銀の自信の裏にあるのはこれまでの実績。昨年4月の「異次元緩和」導入の直後、日銀は25年度の物価上昇率を0.7%と見込んだ。市場では0.3%程度にとどまるとの見方が多かったが、ふたを開けてみれば0.8%上昇した。

 円安が最大の要因で、 ある証券系エコノミストは「歴史上、為替と物価の相関関係は不安定。円安がこれほど物価を押し上げるとは思わなかった」と予想が外れたことを率直に認める。ただ、一方でその予想がどちらに転ぶかは専門家ですら未知数だった。

 今回、日銀が民間予想と大幅に異なり、今年度後半から物価上昇率が急回復すると見込む根拠は、雇用情勢だ。

 流通や建設業を中心に人手不足が深刻化。日銀はこうした状況が今後、労働需給を引き締めて所得環境を改善させ、消費を盛り上げることで物価上昇が加速するとみる。

 これに対し、民間エコノミストには「賃金増が物価上昇に追いついていない」と指摘する声が多い。実際、6月の実質賃金指数は前年同月比3.8%減と12カ月連続でマイナス。今後も劇的には改善せず、物価上昇の歯止めになるとみている。

 宮前シニアエコノミストも「賃金が2%上がれば、物価上昇率2%は可能」と分析する。ただ、今年の春闘では多くの大手企業がベースアップを含む賃上げを実施したが、来年も続くかは微妙。ある自動車大手の幹部は「物価上昇分を賃金に反映させたいが、競争環境が熾(し)烈(れつ)になっており、慎重にならざるを得ない」とこぼす。

 25年度と同様に今回も黒田氏の強気の見方が、民間エコノミストの“総意”を打ち砕くのか。当面は物価上昇率の「1%割れ」の有無が焦点となる。

 黒田総裁も増税の影響などで7月以降、物価上昇率が落ち込むことは認めるが、15日の記者会見では「1%台を割る可能性はない」と言い切った。

 これに対し、みずほ証券の上野泰也・チーフマーケットエコノミストは「0.9%ぐらいまで落ち込むと思う」と指摘。それが現実のものとなれば、「そこからV字回復するというのは非現実的」(上野氏)とする。

 黒田氏には追加緩和というカードがある。ただ、現時点ではあくまで強気のため、市場では「年内の追加緩和を見送る可能性は8割」(宮前氏)などと、1%をギリギリ割り込むぐらいでは追加緩和はしないとみられている。

 追加緩和に踏み切れば、「効果がなかった場合の失望感はより大きくなってしまう」(都銀大手)という事情もあるため、軽々にはカードを切らず、「期限を曖昧にして現在の緩和策を続けるのではないか」と宮前氏は分析する。

 実際、黒田総裁は今春、「26年度の終わり頃から27年度にかけて」としてきた2%の到達時期について、「27年度を中心」と幅を持たせた表現に変えた。

 こうした微修正で市場をコントロールし続けることができるか。「今後数カ月で日本経済に好転の兆しが見えなければ、アベノミクスと日銀の量的緩和策は失敗したと判断できる」(中国の経済日報)という見方が広がる前に“サプライズ緩和”に踏み切る可能性も否定はできない。(藤原章裕)


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年8月04日 16:49:37 : nJF6kGWndY

>黒田総裁は今春、「26年度の終わり頃から27年度にかけて」としてきた2%の到達時期について、「27年度を中心」と幅を持たせた表現に変えた

今の情勢では、1%割れの確率は高まっている

ただし多少の追加緩和程度では、2%に持っていくのは難しいし

仮に達成できたとしても、生産性が高まらない限り、実質賃金の下落は続くことになる


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民89掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民89掲示板  
次へ