ゼンショー問題
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4723030.html
2014年08月07日　NEVADAブログ

ゼンショーはアルバイトが集まらないとして２０００店舗の内、９００店舗以上で２４時間営業を取り止めると発表すると同時に赤字に転落すると発表しています。

人手不足が２４時間営業というビジネスモデルを崩壊させつつあるものですが、今の店舗数を維持できないのは明らかであり、今後閉鎖する店舗もかなりの数に上るとみられますが、これは今度は働く側の首を絞める事態に発展することになるはずです。

何故なら拡大する一方だった店舗数が減少する訳であり、今度は昼間に働く場所がなくなることを意味するからです。

働く側からすれば、時間給が高い方になびきますが、そもそも低賃金で働かせて経費を少なくして利益をあげるというビジネスモデルだった訳であり、その低賃金が消えるということはビジネスが崩壊するということになり、店舗そのものを維持できないからです。

今、あらゆる業種でアルバイトが不足していますが、経営側からすれば、無理をしないでおこうとなれば（赤字では無理もできませんが）、日本での拡大策を取り止めることになります。

すでにこの動きは始まっており、今までどこでも人材不足だったものが、気がつけば一転人が余るという事態になりかねないのです。

外食産業では今や猛烈な勢いで閉店が進んでおり、今後更にこの閉店が１チェーン当たり２００店舗となれば、１０チェーンあれば。２０００店舗もの閉店となります。

拡大一方であった外食チェーンが縮小に入りつつある今、アルバイト、パート労働者が職を失い、今度は働く場所がないという事態も十分あり得るのです。

縮小に向かう日本経済そのものの姿が今後外食産業でみられるはずです。

コメント
01. 2014年8月07日 10:56:40 : nJF6kGWndY 人手不足が経済の制約条件であることを示す、わかり易い例だな >拡大一方であった外食チェーンが縮小に入りつつある今、アルバイト、パート労働者が職を失い、今度は働く場所がないという事態も 人手不足でブラック系が淘汰されるのだから、そういうことにはならない また今後、改革が進まず、再びデフレで産業崩壊が進み、労働者が余って来れば、またデフレ型産業も復活する可能性は低くはない
02. 2014年8月07日 13:59:19 : FGyGJ1TwO2 まともな給料を払って過重労働にならないような営業が出来る業態に転換するのが当然だろう、アルバイトとは言え従業員は消耗品じゃない。 これだけ騒いでいるのに労働基準監督署の動きがまったく見えないのも異常だろう、ワタミにも飛び火するから遠慮しているのか。

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