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自営業やめるケースも 「孫育て」を負担に感じる祖父母の“本音”〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/252.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 04 日 08:03:05: igsppGRN/E9PQ
 

自営業やめるケースも 「孫育て」を負担に感じる祖父母の“本音”〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140904-00000002-sasahi-life
週刊朝日  2014年9月12日号より抜粋


 孫育て。共働きが珍しくなくなり、子育て中の母親が自分の実家近くに移り住むなどして、祖父母に育児面での支援を仰ぐことが増えてきた2000年ごろから耳にするようになった造語だ。

 内閣府が13年に実施した全国の20〜79歳の男女3千人対象の調査でも、「子どもが小学校に入るまでは、祖父母が育児の手助けをすることが望ましいか」との問いに、「とてもそう思う」46.9%、「ややそう思う」31.8%と、8割近くが同意している。核家族化が進む社会だけに、世代を超えて育てるメリットを否定する人はいない。

 だが、最近、孫の世話で疲れたり負担を感じたりする祖父母が増えているのも事実だ。08年から「楽しい子育て・孫育て講座」を開催する日本助産師会(東京都台東区)の岡本喜代子会長が指摘する。

「働くママが増え、祖父母たちは以前より孫とかかわるようになったのは事実です。特に実の親には遠慮なく頼れるので、『孫育て』が主流にすらなりつつある。そして手伝ってもらって当たり前だという娘夫婦の感覚から、トラブルになることが増えています」

 岡本さんが実際に見聞きした祖父母の悩みは以下のとおりだ。

●毎日、孫の送迎をしているのに娘から感謝の言葉ひとつない
●自分の習い事を後回しにしていることを娘がわかってくれない
●孫がぐずったとき、どこまで叱ればいいのかわからず、困り果ててしまう
●孫に会うと発生する食費や交通費が馬鹿にならないのに払ってくれない

 孫には惜しみない愛情を注ぎたい。だが、自らの生活環境を変えて飛び込んだ結果、悩むケースもある。山形市内で夫婦で経営していたラーメン店をたたんで上京した女性(66)もそんな一人だ。

「いちばん不安なのは私たちの体力。いつまでこの生活を続けられるのか……」

 女性は夫(66)とともに、都内の保険会社で総合職として深夜まで働く娘(42)夫婦と同居、その共働き生活を支える。2歳の男の子の孫の保育所の送迎から食事、風呂、寝かしつけまで一手に引き受ける。

 きっかけは、孫を出産した直後の娘が、名古屋へ単身赴任すると言いだしたから。子連れで行くと聞いて、女性は慌てた。

「心配で心配でいてもたってもいられず、お店を閉めて、私たちが名古屋へ行くことにしました」

 今春、娘は東京転勤で戻ってきたが、女性たちは山形には帰らず同居を続ける。娘夫婦は感謝を伝えてくるが、東京暮らしは大変なことも多いという。

「孫が大きくなったら山形へ帰りたい。でも、すでにもう腰も足も痛い。自分の体のほうが先にガタがくるように感じます」


 

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コメント
 
01. 2014年9月05日 02:29:19 : QBrYpzDGwo
    高度経済成長期には就職先が無いなどと言うことは考えられず、高卒でも大卒でも、それなりに正社員として収まるところに収まった。賃金の中から積立預金をすれば、金利も5%、6%と付いたから、真面目に働き、浪費をしなければそこそこの資産も貯まった。それが団塊の世代である。彼らが定年となり退職し、今孫の面倒を見る世代となっているが、懐が豊かなために孫の世話が出来るのは、この世代が最後では無いだろうか。
   団塊の世代の退職時期と共に団塊ジュニアが社会の中堅となってはいるが、過労予備軍や鬱病、リストラだの派遣型への転換だの、バブルの後遺症も有り、現在の就業状況は最悪である。
   真面目に働きたくても勤務査定も厳しく、あえてランク付けして退職を望むように仕向けるような企業も有る。また働けるだけ働かせ、過労死をしても団体保険に入っているのは企業側であり、保険金は企業が受け取り、肝心の従業員の家族には見舞金しか出ない、という事もあった。
   就職氷河期というが、アベノミクスを前面に出しているのでマスコミが取り上げないが、100社受けても一社も面接にもこぎ着けない、などと言う状況はまだ沢山有るのではないか。
   また集団的自衛権行使法案から始まって軍拡路線へリスタートした関係から、政府の政策批判に対して「反日」「左翼」などのレッテル張りが一斉にされるようになり、従来の労働運動、社会運動さえもやりにくくなっているように思う。
   団塊世代ジュニアが確実に追い詰められている中で、少子化対策などと載せられて三人、四人と子供をつくり、それを団塊の世代が自らの老後はさておいて退職金や年金で見るという、微笑ましくも、手離しでは笑えない状況である。

02. 2014年9月05日 09:19:16 : jqrTHfaxH6
単身者が食えなくて親元に同居する時代。
子供を抱えたら長時間労働共働きになるのは当然でしょう。

老老介護の問題が示す通り近い将来面倒を見てもらってる親の面倒を見なきゃなくなる。

いつ爆発するかわからない時限爆弾に孫の面倒を見てもらってるわけで救われない状態である。


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