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EBCの緊急利下げ(NEVADAブログ)
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/271.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 05 日 08:04:05: igsppGRN/E9PQ
 

EBCの緊急利下げ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4738621.html
2014年09月05日 NEVADAブログ


ECBは0.05%に緊急利下げを実施し今後3年間で5000億ユーロ分のABS、カバードボンドを購入して市場に資金を供給すると発表していますが、今までの緩和策ではデフレを防げなかったことを世界中に知らしめたことになります。


ユーロ圏内のインフレ率は0.6%と6月発表の0.7%から引き下げられており、GDPも+0.9%と6月発表の+1.0%から同じく引き下げられており、デフレが進み、経済が悪化するという、最悪の事態に陥りつつあるのです。

緊急緩和だけでは経済活動を活性化出来ないのは当たり前であり、本来なら財政出動させて景気を持ち上げ、これが火付け役になり、民間投資に繋げるというのが、経済成長の本筋ですが、すでにユーロ圏諸国は目一杯借金を積み上げており、これ以上借金で財政出動できないどころか、反対に借金を減らさないといけない事態に陥っているのです。

結果、金融機関に対してマイナス金利を導入したり、今回のような金融緩和策を導入したりすることになりますが、すでに金融緩和は経済を持ち上げる力はないことが証明されており、ドラギ総裁の苦し紛れの今回の策に対して、市場はどう反応するかにかかっています。
もし市場が『ドラギは信頼に足らない』と判断すれば、市場の暴走が始まります。

そうなればもう何をしても効果はなく、却って悪化させるだけになります。

今、ユーロが売られていますが、これが本格的なユーロ売りに繋がるのかどうかにかかっています。
ロシア制裁を強化すればするほど、ユーロ圏内経済は悪化します。

アメリカの一人笑いが聞こえてきそうですが、そのアメリカも危機が迫っており、笑っていられるのも今のうちかも知れません。


 

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コメント
 
01. 2014年9月05日 09:17:32 : nJF6kGWndY

>アメリカの一人笑い

 米国は、また余計な軍事・経済負担を抱えることになるし

世界の景気が悪化すれば、輸出産業は低迷する


ただ全面戦争になれば話は別だが

先進国を中心に人々が貧困化すれば、資源の浪費も減るから、そう悪いことばかりでもない


相対的に得をしているのは中国や南米などか


02. 2014年9月05日 11:00:28 : TCwCktZZpU
世界は今大きな変化の途中。
変化を受け入れられない人間は次の時代で不利な立場におかれる。
いつまでも改革だの国際競争力だの生産性の向上だのと言ってる人間は
鼻つまみ者になるかもしれんな。

03. 2014年9月05日 13:30:02 : nJF6kGWndY

土俵際だな

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NBEGWI6K510801.html
ECB:残る道はQE、ユーロ安へ−市場関係者コメント

  9月5日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は4日、経済成長を支えデフレを回避するため、3つの政策金利全ての引き下げを決定。ドラギ総裁はECBによる資産購入開始を発表した。大規模な量的緩和(QE)に踏み込むには至らなかった。
市場関係者のコメントは以下の通り。
◎ECBに残る選択肢はQEのみ、ユーロは一段安へ−PIMCO:  欧州中央銀行(ECB)に残それた政策手段は量的緩和(QE)のみのため、ユーロは対ドルで現水準からさらに下がるだろうと、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の欧州外為責任者のトマス・クレッシン氏が4日のインタビューで述べた。:  ユーロ圏で消費者物価指数(CPI)や国内総生産(GDP)などの指標がさらに弱まればECBは数カ月中にQEを導入するだろう。ECBの追加措置はユーロへの下押し圧力。調達通貨としてユーロと円を選好。ユーロと円は向こう1年間、他の主要通貨を下回る値動きとなる見込み。PIMCOは引き続き質の高いキャリー取引を選好。
◎ECBはQEに向け「明確な第1歩」踏み出した−バークレイズ:  マクロ経済情勢の悪化が続くか、インフレ期待が再び低下し始めれば、次の措置は国債購入を含む本格的なQEとなる見通しで、その場合、年末ないし2015年初めまでに実施される公算が最も大きいと、バークレイズの欧州担当チーフエコノミスト、フィリップ・グダン氏らがリポートで指摘した。:  長期リファイナンスオペ(TLTRO)のコスト引き下げは、ユーロ圏の中核的な銀行による利用拡大につながらないかもしれない。目覚ましい利用がなくても、過剰流動性を2500億−3000億ユーロの心地よい領域に膨らませるのに十分だろう。短期金利を超低水準に維持するのに役立ち、ユーロ安への環境を整備することになろう。
◎米債券相場の上昇は終了へ、ECB利下げ−アパルーサのテッパー氏:  ヘッジファンド運営会社アパルーサ・マネジメント(運用資産200億ドル=約2兆1000億円)の創設者デービッド・テッパー氏は、米債券相場の上昇局面は終わりつつあるとの見方を示した。欧州中央銀行(ECB)が成長押し上げやデフレの脅威回避を目指し、大方の予想外に政策金利を引き下げたことを理由に挙げている。:債券相場上昇の終わりの始まりだ。ドラギ総裁はユーロ圏での物価上昇を望んでいる。途中で断念はしない。
◎ECBは本格的な量的緩和に向かう、ユーロ下落予想−キャピタルE:  ドラギ総裁は追加利下げの可能性を排除しているが、ECBが「現時点では計画していない(また、多くの人が恐らく予測していない)ような本格的な量的緩和(QE)」に乗り出すとキャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ジョン・ヒギンズ氏は予想する。:  ユーロ圏の経済成長率が2015年と16年に1.5%になる。ユーロの対ドル相場は2014年末までに1.25ドル、15年末までに1.20ドル、16年末までに1.15ドルの見透し。足元のユーロ相場は、多くの適正水準の推計値からさほど離れていないようだ。
◎ユーロ15年半ば1.25ドルに、ABS購入総額5000億ユーロへ−メリル:  ABS購入がどれくらいの期間に及ぶのかは予想しにくいと、バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのグローバル金利・通貨責任者のデービッド・ウー氏がインタビューで語った。:  ABSは米国タイプのQEより「幾分建設的とみなされるだろう」。QEは社債市場で効果的に機能する。欧州では借り入れは銀行への依存度が高い。ユーロは年末に1.30ドルになるとの予想より「下振れする恐れ」。2015年半ばで1.25ドルは「なお合理的な予想」。「現時点ではどんな状況もあり得る」。ユーロ・ドル相場の適正水準は1.20−1.30ドルで、ユーロ下落のペースはECBがABS購入をどのくらい迅速に進めるかで決まる。
◎ECBの行動はユーロ下押しへ、量的緩和見送りで批判も−IHS:  ECBは「本格的で大規模な」量的緩和(QE)を回避することで強い批判を浴びるだろうと、IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏がリポートで指摘した。:  この日の行動は債券利回りを押し下げ、「ユーロに一層の下押し圧力をかける上で有益な影響をもたらすだろう」。:  「本格的なQEのハードルはなお高く、多くの政策委員会メンバーはそうした方向へ進むことに不安を感じている」。  「特に地政学的な緊張が高いままで、景況感や恐らく投資計画の重しとなる状況下では」、ECBが当面、ユーロ圏への支援を限定的なものにとどめると予想される。
◎QEがECBに残された唯一の選択肢に、道具箱の中身尽きる−ING:  4日に発表された措置はユーロ圏経済にとって大きな変化をもたらしたり、弾みとなったりするものではないと、ING−DiBaのチーフエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏が顧客向けリポートで指摘した。:  短期的には、ECBの措置を受けたユーロ安と上向きが予想される金融市場が多少の安堵(あんど)感をもたらすだろう。
◎ECBの行動、ユーロを「恒久的に下押しする」可能性−HFE:  ECBの決定は経済見通しにとって「重要ではない」と、ハイ・フリークエンシー・エコノミクス(HFE)のエコノミスト、カール・ワインバーグ氏がリポートで指摘した。:  ユーロ圏の金利は「すでにゼロに十分近かったため、借り手にとって0.1ポイントの新たなコスト節減は効果が感じられないだろう」。  それでも「市場へのこうした衝撃は恒久的にユーロを下落に向かわせる可能性があり、いずれ経済にもプラスに働くと考えられる」。
◎ECBは「まだ終わっていない」、12月にQE再浮上も−ジェフリーズ:  欧州中央銀行(ECB)の4日の行動は「フォワードガイダンスに関するメッセージの強化」が目的であり、ECBが緩和姿勢を継続することを示唆しているほか、長期リファイナンスオペ(TLTRO)の「最大の効果」を確実にもたらそうとしていると、ジェフリーズのストラテジスト、マーシェル・アレクサンドロビッチ氏がリポートで指摘した。:  ECBがカバード債・資産担保証券(ABS)プログラムの下で高品質の資産のみを購入することを考えると、これらの購入規模をめぐる不確実性は高い。このため、2015年にはTLTROの方が「はるかに効果的な手段だったと最終的に分かる可能性がある」。
◎ECB利下げは対立覆い隠す「妥協」、追加措置必要か−ベレンベルク:  ドラギ総裁が政策委員の「安定」多数が4日の決定を支持したと述べたことは、「反対がかなり大きく」、利下げが「妥協」だったことを示していると、ベレンベルク銀行のクリスチャン・シュルツ氏がリポートで指摘した。:  資産購入プログラムは「未完成品」。4000億ユーロを上限に割安な資金を4年間供給する2回の入札が期待外れに終われば、ECBは今後の会合で「追加行動を取る可能性がある」。かなりの規模となる可能性がある資産担保証券(ABS)購入プログラムに利下げを加えたことで、現時点では国債買い入れの可能性は低下した。
原題:EUR to Move Lower as QE Only Option Left in ECB’s Arsenal:Pimco(抜粋)原題:Appaloosa’s Tepper Says U.S. Bond Rally Ending as ECB Cuts(1)(抜粋)原題:ECB Seen Moving Toward QE, Euro Seen Falling: CapitalEconomics(抜粋)原題:ECB Takes ‘Clear 1st Step’ Into QE, Barclays Says(抜粋)原題:EUR to Hit 1.25 Mid-2015, ABS Purchases to Total EUR500b:BAML(抜粋)原題:ECB Action to Weigh on EUR, Draw Criticism for Lack of QE:IHS(抜粋)原題:ECB QE Only Option Left as Bank Empties Toolbox, ING Says(抜粋)原題:ECB Action Could ‘Permanently Move Euro Lower’: HFE(抜粋)原題:ECB ‘Not Finished Yet,’ QE to Come Up Again in Dec.:Jefferies(抜粋)原題:ECB Cut ‘Papers Over’ Split, More Action May BeNeeded:Berenberg(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:デンバー Vincent Del Giudice + 1-303-534-5435vdelgiudice@bloomberg.net;ニューヨーク Madeleine Lim +1-212-617-2296 mlim131@bloomberg.net;ニューヨーク Andrea Wong +1-212-617-3427 awong268@bloomberg.net記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2014/09/05 12:40 JST



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