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ブラック企業でうまく働く方法?堂々とサボる、上司の話を聞き流す、辞める準備をする…(Business Journal)
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/336.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 09 日 07:26:05: igsppGRN/E9PQ
 

ブラック企業でうまく働く方法?堂々とサボる、上司の話を聞き流す、辞める準備をする…
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140909-00010006-bjournal-bus_all
Business Journal 9月9日(火)6時0分配信


 学生に人気の大手有名企業。ところが入社したらブラック企業だった。上司の怒号に耐えながらパワハラを受ける日々。同僚は誰も信用できない。

 不動産コンサルタント、ブラック企業アドバイザーという2つの顔を持つ楯岡悟朗氏は、そのような状況を経験したという。 

 そんな楯岡氏が7月に上梓した『ここで辞めたらただの負け犬!ブラック企業で「修行」した男の日常』(KADOKAWA/中経出版)は、自身の経験を基にブラック企業での生き残り方を綴っており、注目を集めている。

 今回は楯岡氏に、

・パワハラの実体験
・ストレスをためない方法
・仕事を続けるコツ

などについて話を聞いた。

●ブラック企業での苦悩

--入社した企業が「ブラック企業だ」と感じたエピソードを教えてください。

楯岡悟朗氏(以下、楯岡) 大手有名企業に入社しましたが、入社早々上司に呼ばれて「どんな感じで仕事をしていきたいか、イメージはあるか?」と聞かれ、「ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、専門知識を活用してお客様の不動産売買のお手伝いがしたいです」と答えました。すると、「お手伝いが金になるのか? 俺たちは兵隊なんだ。金を稼がなければ存在価値はねえんだ。バカヤロー」と怒鳴られました。

--体育会系の職場ですね。

楯岡 入社してから気が付いたのですが、私以外の社員の年齢がみんな高いのです。一番若い社員が使い走りをさせられるので、若い人はすぐに辞めてしまうのです。私も何度も耐え切れなくなって辞めようと思いました。「不動産の仕事は、この会社以外でもできる」「環境が変わればうまくいくはず」と考え、会社を辞めて開放感に浸る自分を毎日想像していました。

--一番こたえたことはなんですか?

楯岡 言葉の暴力です。それも人格を否定する言葉です。パワハラという言葉の意味を知っていても、パワハラのつらさは経験した人でなければわかりません。「お前がダメなのは、お前だけのせいじゃないんだよ。お前の人生に携わったすべての人間のせいなんだ。恨むんなら、そいつらを恨め」と言われたことが一番こたえました。私の人生はおろか、私に関わってくれたすべての人たちを否定されたのです。気持ちの逃げ場がなくなりました。

--それでも仕事を続けたのはなぜですか?

楯岡 あるインタビュー記事に励まされたのです。国民的アイドルグループのリーダーのインタビューでした。その中で「忙しくて大変ではないですか?」との質問に対して「仕事が忙しいと、自分が世の中で一番忙しいと思ってしまいますが、そんなことはないですよね。仕事をつらいと思ったことはありませんが、きっと僕より忙しくてつらい思いをしている人はたくさんいると思います。それに比べたら僕なんてまだまだです」と答えていました。自分の苦労など、まだ大したことないのかもしれないと思いました。大変なのは自分だけじゃないと思えただけで、同志がいるような気がして心強くなりました。「どうせ一生いる会社じゃない」「クビにするならしてみろ。喜んで辞めてやる」と開き直れました。

●適当に息抜きをする

--ブラック企業で働くことが難しいのは、どのようなタイプの人でしょうか?

楯岡 長続きしない人や体を壊してしまう人には、いくつか共通点が存在します。まずマジメすぎるということが、ブラック企業ではあだになります。例えば、上司がその日の気分で突然「チラシを今日中に5000枚まいてこい」などと言うことがあります。「それは無理だし、どうせがんばっても怒鳴られるから適当にやろう」と聞き流せる人は大丈夫ですが、マジメな人は上司の命令を絶対だと思い、無理をしてしまいます。

--無理な命令に従って、心身が疲れ果ててしまうことになりかねませんね。

楯岡 私自身も、どちらかといえばストレスに強くありません。「環境に慣れろ」と言うのは簡単ですが、それは精神衛生上好ましくありません。ストレスをためないコツは、適当なガス抜きを覚えることです。つまり、うまくサボるということです。昼間から酒を飲んでもいいですし、漫画喫茶などで寝てもいいです。それで気分転換ができるなら、罪悪感など持つ必要はありません。どんどんすればいいと思います。上司からの罵詈雑言を聞き流すことも覚えましょう。怒号に意味などありません。相手が誰であっても怒鳴る方法でしか指導できない上司を哀れむくらいになれば気は楽になります。

--やるべきことをやればいい、ということですね。

楯岡 もし堂々とサボってガス抜きができるようになれば、むしろ仕事の効率は上がってくると思います。常にプレッシャーにさらされ、パワハラを受ける日常は変わらなくても、意識を変えることで、嫌な仕事でも自己成長の場と位置づけることができるようになります。会社には何も期待せず、クビになっても構わない、時には仮病を使ってやるくらいの気持ちでいれば、かなり楽になるはずです。会社にこき使われてポイ捨てされる人生などつまりません。どんなことでもいいので、その会社でしかできない経験を得るという姿勢を持つことをお勧めします。厳しい環境でこなしてきた業務は、今後の自分のキャリアのためにも良いと思います。また体に異変を感じたら、すぐ辞めるべきです。体を壊してまでがんばる価値のある仕事なんてありません。

●いつでも辞められるようにする

--いつでも辞められる覚悟を持つために、重要なことはなんですか?

楯岡 不動産会社にいた経験から言えるのは、ローンを抱えると仕事を辞めづらくなります。例えば、一般的な会社員は不動産を購入する際、金融機関で融資を受けることがほとんどですが、借りられるだけ借りようとしてしまう。4000万円まで借りられるといわれたら、4000万円借りて物件を購入しようとしがちです。今の会社の給料を前提として負債を抱えれば、それに縛られて辞められなくなります。いつ辞めてもいいようにするには、身軽にしておくことが大切です。

--楯岡さんは、どのようにして退社されたのですか?

楯岡 効率的に仕事をしていくためには、ルーティンワークを減らさなければいけないし、継続的に売り上げをあげられる仕組みをつくらなければならない。詳細は控えますが、広告の内容と、それをお客様に届けるポスティングに工夫をしました。その効果もあって、営業成績は社内のトップクラスまで上り詰めることができ、誰もが驚くほどの年収を手にしました。辞めると告げた時には、かつて私を罵倒していた上司や、その上の役員からも引き留められました。

--今は、どのような仕事をしているのですか?

楯岡 義理の両親が不動産業を営んでいたこともあり、その事業を継ぎました。今は不動産業だけではなく、学生や若手ビジネスパーソン向けにブラック企業対策のセミナーを行っています。実体験があるからこそ、相手の痛みをわかることができます。今となっては、在籍していたブラック企業に感謝したいくらいです。

--ありがとうございました。

 ブラック企業に入社してしまったことを憂えていても何も変わりません。それならば、今の環境を過ごしやすく変えてしまえば、仕事の効率が上がり、良い成果を挙げることができるようになるかもしれません。

尾藤克之/経営コンサルタント


 

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コメント
 
01. 2014年9月10日 16:39:28 : asdjYoy9bU
こんな風に振る舞えるのは、一目置かれる存在になってるからなんじゃないですかね。

02. 2014年9月10日 20:26:01 : tivI8OUQkI
これをキャリアカウンセリングに置き換えれば、
キャリアカウンセラーからすれば、
楯岡さんは、「ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、専門知識を活用してお客様の不動産売買のお手伝いがしたいです」にも関わらず、上司からは「お手伝いが金になるのか? 俺たちは兵隊なんだ。金を稼がなければ存在価値はねえんだ。バカヤロー」と怒鳴られてしまったのですね。

この時のお気持ちとしては、きっと、「さぞや、何とも言えない深い悲しみと上司に対する憤りという複雑な感情なのではと思うと、痛みいります。
これは、誰だって、そう思いますし、自分だって、同じ気持ちですよ。


「それで、まんまと騙されたふりをして、いつでも退職しても良いように、仕事をこなしつつ、やりたいことに向かって、準備をしてきたのですね」

「こうした経験を活かして、「義理の両親が不動産業を営んでいたこともあり、その事業を継ぎました。今は不動産業だけではなく、学生や若手ビジネスパーソン向けにブラック企業対策のセミナーを行っています。実体験があるからこそ、相手の痛みをわかることができます。今となっては、在籍していたブラック企業に感謝したいくらいです。」ということですか。素晴らしいことだと思います。」

「これからは、もうあまり無理をせずに、地道にコツコツと、マイペースで、このまま、頑張って、続けて行って下さい。応援しております。」と言ってあげたいですよね。

これも、一つのロールモデルとして、大いに参考になるところがあれば、真似するのも良いのではと思いますし、これならば、まんまと騙されたふりをすれば、アメリカにとっても、中国にとっても、良いお手本として示しても良いのではないかと考えられます。


03. 2014年9月14日 17:45:35 : jXbiWWJBCA
初出勤日の朝に衝撃の電話 「正社員目指して精一杯頑張ります!」と言ってたのに…

2014年08月17日 08時00分
提供:キャリコネ
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初出勤日の朝に衝撃の電話 「正社員目指して精一杯頑張ります!」と言ってたのに…
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ホテルでは正社員だけではなく、パートさん・アルバイトさんも沢山働いています。正社員の採用活動は本社が行うのですが、パート・アルバイトは各事業所の社員が面接・採用を行います。私も、アルバイトさんの採用に関わっていました。

一度「タウ○ワーク」さんで、夜勤アルバイトの募集をかけたときのことです。採用予定数2人に対して、なんと20人もの応募がありました。履歴書だけで合否を決めるのは難しく、とりあえず会ってみないと分からないということで、支配人と私が応募者全員と面接を行うことになりました。

面接疲れを吹き飛ばす「好青年」に期待膨らむ (イラスト:ユズモト)(イラスト:ユズモト) 最初のうちは初体面の人と話をするだけでも楽しかったのですが、何人も会っていくうちに疲れていき、失礼ながら「もう誰でも良いじゃん…」という気持ちになっていきました。

10人くらい面接し終わったころでしょうか。支配人と「2人になんか絞り切れないよねえ…」と話していた直後に、その人はやってきました。

「K崎と申します、本日はよろしくお願いいたします」 見た目は、サッカーの阿部勇樹選手。年齢は20歳。話し方や服装も好印象。K崎さんの志望動機は、それまでの誰のものよりも心に響くものでした。

K崎さんは、高校を卒業して以来、大学や専門学校に行くわけでもなく、かといって就職をするわけでもなく、フラフラしていたのだとか。

ある時、これではダメだと思い就職活動を始めたが、なかなか雇ってくれる会社はない。そんな中、「正社員登用あり」と書いてあるうちのホテルの求人を見て、「応募しよう」と思ってくれたのだとか。どこかドラマチックなストーリーではありませんか。

「最初はアルバイトでも、正社員目指して精一杯頑張ります!」 確かに、ビジネスホテル業界はアルバイトから正社員になる人も多いので、無理な話ではありません。彼の志望動機に心を打たれた支配人と私は、面接が終わったあと「1人はK崎さんに決定だね!」と、顔を見合わせました。

就職活動がうまくいかず苦労をしてきた人だから、採用したらきっと頑張ってくれるだろう――。私はそんな期待の気持ちでいっぱいでした。そして、全員の面接が終わり次第すぐに、K崎さんに採用の電話をしたのです。

出勤30分前に「やっぱり大変そうなんで」 それから私は、K崎さん用の制服を発注したり、ロッカーを用意したり、本社に新規アルバイトの申請をしたりして、彼を迎える日を待ちわびていました。

そして、ついに初出勤日がやってきました。もう少ししたら来るかな…。そう思った、出勤予定時間30分前。1本の電話がかかってきました。出てみると、K崎さんでした。

「あの、色々考えたんですけど、やっぱり夜勤とか接客とか、大変そうなんで、やめときます」 彼は早口でそう言って、電話を切りました。え…? え…? こっちは色々準備してたのに…。指導員には、私がなる予定だったのに…。急に面倒くさくなったのか、ヨソで仕事が決まったのか、元々冷やかしだったのか。

K崎さんが何を思ってこんな行動を取ったのかは分からずじまいですが、何だか悲しい気持ちになったことを覚えています。やるせない気持ちを胸に抱きながら、入社式直前に内定辞退をされた企業の人事ってこんな気分なのかな、と私はふと思ったのでした。

アルバイトは社員じゃないから、責任は負わなくていい、気が向いた範囲で関わればいい、と考えている人もいるようですけど、「面倒だな」と思ったら、あなたの迎え入れの準備をしている社員のことを想像してみて欲しいなと思います。

ちなみに、この一件があって以来、私は周りのホテルスタッフから「男を見る目がないユズモト」という謎のレッテルを貼られるようになりました…。

あわせてよみたい:夜勤のときに必ず掛かる「不審電話」の怪

【プロフィール】ユズモト
20代半ばの現役OL。就活中に内定をもらったブラック企業に入るのがどうしてもイヤで、何の予備知識もない「ビジネスホテル業界」に新卒で飛び込む。社会人1年目から日本各地を転々とし、接客から営業、経理、調理まで、さまざまな業務を経験する。その後、一般企業に転職し、初めて描いたマンガを2ちゃんねる「ホテルの裏側(?)のマンガかいてみたwww」にアップして一躍時の人に。

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http://yukan-news.ameba.jp/20140817-13138/


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