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経済評論家に世の中が見えていると思うのは大きな勘違いだ(Darkness)
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/420.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 14 日 16:22:05: igsppGRN/E9PQ
 

経済評論家に世の中が見えていると思うのは大きな勘違いだ
http://www.bllackz.com/2014/09/blog-post_14.html
2014年9月14日 Darkness - ダークネス


相場について、誰かに意見を聞きたがる人たちが多い。これは危険だし、無駄だし、意味もない。相場を知るのはあきらめたほうがいい。相場の動きは誰にも分からない。

2005年には日本でマザーズやジャスダックの新興市場に上場している企業への投資が大流行したが、2006年には大暴落して投資家を阿鼻叫喚の地獄に突き落とした。

しかし、ちょうどそのときに経済評論家は、これからは新興市場の株式が買いだと騒いでいた。あの時に煽っていた経済評論家の顔が忘れられない。その後、彼らは新興市場について、まったく何も言わなくなった。

ユーロ危機が起きるまで、ユーロは「復活するヨーロッパ合衆国の通貨」「第二の基軸通貨」と多くの評論家やアナリストが持ち上げた。

2008年のリーマン・ショックでグローバル経済が崩壊の危機に瀕しているときにもなおユーロは素晴らしいと絶賛していた経済オンチな経済評論家もいた。誰も先が見えていなかった。

グローバル・ソブリン債のときもそうだが、金融商品に関して言うと、経済評論家が手放しでそれが素晴らしいと持ち上げるときは、それはもう死んだも同然だ。


■一番ダメなときに一番ダメなものを手放しで推薦

経済評論家は、悪気があって投資家をハメ込んでいるわけではない。ただ、当たらないだけなのだ。当たらないが故に、一番ダメなときに一番ダメなものを手放しで推薦する。

2007年にはドバイ株に投資しろと煽っていた人がいて、そういった書籍も出た。しかし、2008年のリーマン・ショックでドバイ投資家はすべて吹っ飛び、2009年にはドバイ・ショックでとどめを刺されている。

2011年に入ると中東はドバイどころではなく、民主化デモで大混乱に陥った。それは今も続いている。中東の将来がどうなるのか、中東の各首脳ですら分からない。

同じ2007年頃、ベトナム投資を強力に薦めていた人もいた。ベトナムも同じく、日本人が現地の証券会社にまで行って口座を開くようなことをしているときがバブルで、それ以降は一気呵成に暴落し、今もまったく立ち直っていない。

バブルの最中に、わざわざベトナムまで行って口座を開く間抜けがいるのかと驚いてしまうが、高名な人間の中にも、そんな人がいたというのは事実である。

当時は、ベトナムは第二の中国だからと言って煽っていた投資詐欺も出現していた。バブル崩壊末期には、その胡散臭さは相当なものだった。

中国株も同じだ。香港市場も上海市場も2007年がピークであとは下がる一方だったが、多くの経済評論家は中国株を2007年にに煽っていた。

しかし、中国の株式市場は2007年の絶頂期に戻る気配すらない。デカップリング論も嘘だった。しかし、経済評論家はずっと中国が「超大国になる」と煽って煽って煽り続けてきたのである。

・・・

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コメント
 
01. 2014年9月14日 17:30:44 : IOgd8QvCQU
そのとおり、もちれんDarknessも含まれる。
経済学者が株式市場で勝てるわけもない。

02. 2014年9月14日 18:06:18 : grnNd17W9c
昔から人の言う事は当てにならない。 経済評論家とか経済学者の言うことぐらい当てにならないことも無かろう。 原発事故の直前に九電力の株が安全だと推薦していた人がいて、事故発生の後に会った時の顔が忘れられない。 

03. 佐助 2014年9月14日 20:03:14 : YZ1JBFFO77mpI : IdidU2LLzA
バブルは国ごとに時差と姿を変えて発生する。これは、過去のバブルの反省から、投機の主役や方式を変えるためだ。またエコノミストの目には、バブルの膨張が頂点に近づく足音は、匂いはしても聞こえない。

そしてバブルの発生が予知できないのは、経済学の常識では、バブル的思考と行動と、日常生活の思考と行動とが区分できないためだ。しかも紙幣を土台とした金融商品は、自然に信用を膨張させバブルを発生させる。人間はバブルから教訓を学び、二度と繰り返さないように、制御コントロールしようと努力する、だが、バブルは姿を変えるために、その破裂を予知できない。

マンガ資本主義の常識は「自由な貿易と内外投資が、世界市場を拡大させるので、バブルは絶対発生しない」と確信している。この常識は、第一次世界金融大恐慌の体験から、世界のエコノミストが、全員一致して受け入れたアト知恵の金科玉条になっている。だが、世界経済は関税と通貨切下げ競争で、10年間も悪夢にうなされた。

金融商品と原材料の値上がりを放置しながら、消費者の所得は増やさないまま、消費者の購買力を縮小させたまま,生産工場を海外に移転すれば、どうなるか? その答えは、国内市場が縮小するため、消費者物価のインフレは発生することができない。

こうして、株式バブルの膨張係数は、一時的に足踏みしても「上昇するから買う」の繰り返しさえ妨害されなければ、宇宙よりも大きく膨らませることができる。そして株式市場は、世界の投機資金を再び集中させることに成功する。

だから、第二次世界金融大恐慌や世界経済全体に波及するバブルの発生なんて、想像することができない! 確かに、バブル的匂いはするが、いずれの国も、前回のバブルの体験から、賢くなっているハズだ。万が一破裂しても、その影響は限定され、景気は軟着陸できるに違いない。そう、世界のエコノミストたちがそう考えるのも無理はない。

人間がバブルに巻き込まれ財産を失うのも、ムズムズ(機会損失)の心理法則に支配されるためだ。消費者は、ムズムズの法則によって「買わなければ損する」と考え、「買わない方が得する」とは考えない。ニュートンやケインズなどの冷静な科学者やエコノミストたちも、このムズムズを抑えられず、バブルに巻き込まれた。金融商品でも日常生活商品でも、この機会損失の心理が、上昇すれば永遠に上がり、下降すれば永遠に下がるという脅迫心理とペアになり、投機の底無し沼から脱出できない。そのため、破産が避けられなくなるのだ!

統計学的に言えば、見せかけだけの関係なので、見かけだけの因果関係で、証券や銀行は相場を予測しているので、彼らが上がると言えば下がるし、下がると言えば上がるのは当然だ。かつての山一証券の経営者や運に見放された大相場師のように、強気(ブル)の信念を貫き通す人間が、常に3%は存在するからである。

市場の取引額の25%を占めれば、その相場を左右することができる。 96〜97年の銅取引や為替取引で、日本の商社や銀行が、売買高の25%を占めながら、巨大な損失を発生させた。その原因は、カラ売りカラ買いを繰り返して損失を隠し、一発逆転を狙ったためである。だが、銅や為替の予測はアト解釈では外れるため、巨額の損失を発生させる。

取引額の75%を占めれば、相場は思いのまま操作できる。だが、ライブドアショックのように、買手が不在となって売手ばかりになれば、暴落を阻止することができない。1929年のニューョーク株式市場は、その取引額の75%を、モルガン商会が占めていた。(参考;第一次世界大戦で、ポンドはキンとの交換=金本位制を停止した。それにもかかわらず、大戦中の1916-19年、ポンドを4.755ドルに釘付けできたのは、モルガン商会が英国財務省の代理人として、ニューヨーク為替市場で買い支えたからである)

1929年、バブルの匂いに気がついていた人は多い。だが、経済のどの指標も好調であり、あのモルガン商会が株を暴落させるハズが無い、と誰もが信頼し切っていた。だが、10月25日、暗黒の木曜日を迎えた。しかし、ソ連の世界景気予測研究所のヴァルガ博士さえ、米国はスグに株価も景気も回復すると断言した。だから、この日を運命の節目になるなどと予想した人はいない。

モルガン商会は何度も買い支え、何度も反発させることに成功した。だが、買い支えがモルガン商会だけになると、自分が破産することを避けるために、買い支えを諦めざるをえなかった)

取付け騒ぎパニック発生を沈静化させた見えない本当の原因は、政府や経済界の口先声明や徹夜で輪転機を回して積み上げた札束ではない。「信用膨張商品は、名目の一割を流通させて運営されているため、一斉に取付けるなら、バブルは必ず弾ける」ということを、国民が学んだからだ。だが、その後長く、金融会社の倒産がなくなると、この教訓を、国家も企業も個人も忘れ、木を見ても森を見なくなり、すべての人間が、死を連想して思考を停止し、死から逃れるために、逃走パニックを発生させる。今回同じことが起きます。しかも先送りするしカード化されているのでユートピアは発生しない。


04. 2014年9月15日 02:20:45 : tkvxCtwOvw
儲かると 言った時には ピーク過ぎ

05. 2014年9月15日 12:23:27 : nJF6kGWndY

>>03

生産性を低下させるようなシステム(を採用する国)は、大体、崩壊する

HTTP://ECONDAYS.NET/?P=9018
「第一次世界大戦の見過ごされがちな遺産 〜再建金本位制とヒトラーの台頭〜」 BY DAVID BECKWORTH
以下は、David Beckworth, “The Other Important Legacy of World War One”(Macro and Other Market Musings, July 28, 2014)の訳。
第一次世界大戦がその幕を開いたのはちょうど100年前の今日(7月28日)のことである。100年を経過したことを記念して第一次世界大戦それ自体ばかりではなく、この戦争がそれ以降の時代にどういった意味合いを持ったかについても議論が沸騰しているところだ。NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)の番組の一つであるOn Pointでも第一次世界大戦がテーマとして取り上げられており、つい先ほどまで移動しながらずっとそれに耳を傾けていた。この番組では司会のトム・アシュブルック(Tom Ashbrook)が歴史家をはじめとした複数の専門家にインタビューを行っているが、大変面白くて多くの事を学ぶことができた――例えば、現在話題となっている中東やウクライナの問題の一部は第一次世界大戦後に着手された国境線の画定にまで遡ることができるということだ――。移動のお供としてこれ以上のものは望み得なかったことだろう。
しかしながら、この番組でもそうだったのだが、第一次世界大戦開戦100周年を巡る議論を眺めていると重要な点に言及されずにいることに気付く。第一次世界大戦がその後の国際金融システムにもたらした重要な遺産が見過ごされているのだ。第一次世界大戦は1870年から1914年まで続いた国際金本位制を粉々に破壊することになったが、終戦を迎えると世界各国は相次いで再び金本位制に復帰することになった。1914年以前までの国際金本位制は比較的良好に機能していたが、戦後に再建された国際金本位制はひどいまでの欠陥を抱えたものであり、1930年代の大恐慌(Great Depression)があれほど深刻なものとなるばかりか国際的な現象ともなった(世界中に波及することになった)原因は再建金本位制にあると多くの論者の間で意見が一致しているところである。さらには、1930年代の大恐慌はドイツでナチス党が台頭する上で重要な触媒の役割を果たしたと語る歴史家もいる。例えば、アイケングリーン(Barry Eichengreen)とテミン(Peter Temin)は共著論文(pdf)の中で次のように語っている。
ナチス党が台頭した原因を巡ってはこれまでに数多くの議論が喚起され、その過程で大量のインクが消費されてきた。ドイツの経済状況とナチス党の躍進との間の関係を巡って競合する仮説が提示され、擁護と反駁が繰り返されている。しかしながら、「ナチス党は大恐慌の政党(大恐慌と浮沈をともにした政党)である」という点については疑い得ないところだと言えよう。ナチス党は1920年代の段階では泡沫政党の一つに過ぎなかったが、経済の状況(景気)が悪化するに伴って多くの票を集めるようになり、1930年の総選挙では第2党にまで躍進することになった。1932年に行われた最初の総選挙ではさらに議席を増やす格好となったが、経済の状況が改善傾向にあった同年の後半に実施された2回目の総選挙では議席を減らすことになる。パネルデータを利用した最近の研究の一つによると、仮に経済の状況がもっと早い段階で改善に向かっていたとしたら、ナチス党に投じられた票の数はもっと少なかったに違いないとの結果が得られている(注18)。ワイマール共和国の政治指導者たちの間で繰り広げられる政治的な駆け引きに明確な影響を及ぼす上でナチス党が最低でもどれだけの議席を得る必要があったかを明らかにする(政治プロセスを巡る)理論モデルは残念ながら持ち合わせてはいないが、仮にドイツの経済状況がもっとマシなものであったとしたら、ナチス党に対する政治的な支持はもっと少ないものであり、それゆえパウル・フォン・ヒンデンブルク(当時の大統領)がヒトラーを首相に任命する確率はそれだけ低下する格好となっていたに違いないとは言えるだろう。

欠陥を抱えた戦間期の(再建された)国際金本位制こそはこれまでに第一次世界大戦が生み出した問題の中でも最も重要なものの一つである。再建金本位制は大恐慌をもたらした。そして大恐慌はナチス党の台頭ひいては第二次世界大戦の勃発を支える格好となったのである。第一次世界大戦の重要な教訓、それは国際金融システムを正して歪みを無くしていくことがいかに重要かということである。
今回の話題と関連するエントリーとして“The Gold Standard Was an Accident of History”もあわせて参照されたい。
(追記)Francesco Lenziがツイッターで以下の興味深いグラフに言及している。ヒトラー台頭の背後にあったのはワイマール期のハイパーインフレーションではなく大恐慌であった。このグラフはそのことを指し示しているのだ。

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◎上杉鷹山公
山形県にある日本古来古武術空手道場和道流「崇武館(そうぶかん)」館長飛鳥宗一郎老師がHP内ワンポイントレッスンで日本古来忘己利他菩薩武士道の鑑碩徳上杉鷹山公について修身の奥義に触れてその真髄を説き明かしてくださっています。
1.15歳襲封のとき
『受けつぎて
国のつかさ(司)の身となれば 忘るまじきは民の父母』
http://homepage2.nifty.com/soh...
2.35歳隠退のとき「人君の心得三箇条」(伝国の辞)
一、国家は先祖より子孫へ伝候国家にして、我私すべき物には無之候。
一、人民は国家に属したる人民にして、我私すべき物には無之候。
一、国家人民の為に立たる君にして、君の為に立たる国家人民には無之候。
右三箇条遺念有間敷候事
http://homepage2.nifty.com/soh...
大和魂大和民族常民にとって飛鳥老師のワンポイントレッスンは上杉鷹山公のページばかりでなくすべてのページが必読と思います。
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