総崩れになった商品市場
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4746983.html
2014年09月19日　NEVADAブログ

既報の商品市場が総崩れになってきています。
またアメリカ１０年債も売られ、利回りは２．６３％にまで上昇してきています。

ＦＲＢのイエレン議長は１０月にも量的緩和を取りやめる方針と言われていますが、金融市場は「ならばまだ一ヶ月ある」として株を買い上げています。

その陰で、商品市場は世界の景気が悪化し需要が減少するとして売られており、更に商品ファンドから資金が流出しており、今や売り一色という様相を呈しています。

原油　　　　−１．４３％
天然ガス　 −２．５７％
金　　　　　　−０．７３％
銀　　　　 　−１．１６％
プラチナ　 −０．９３％
銅　　　　 　−１．５７％
コーン　　　−１．０２％
大豆　　　　−１．１２％
小麦　　　　−２．１５％

金は一時、一オンス１２１６ドルまで売られ、市場では先の安値である一オンス１１８０ドル割れを試すと言われており、ある鉱山会社の社長は、『金は一オンス８００ドル割れまで売られるだろう』と述べていましたが、そうなれば【金ＥＴＦ】で買い上げた分を全て「お返し」することになり、金相場が実は『ＥＴＦバブルだった』ということを知らしめることになります。

コーンも今や暴落状態になっており、エコの「エタノールバブル」は一体なんだったのか？となります。

全ては金融市場が作り上げた「ストーリー」ですが、今の株式買い上げも同じことになります。
後から見れば、金融市場が作り上げた「ストーリー」だったと分かりますが、その時には、その「ストーリー」に乗った投資家・投機家はどれだけ損をしているか分かりません。

コメント
01. 2014年9月19日 16:20:20 : I1dXExxYp2 何年か前、ソロスがブラジルのエタノール工場へ投資と聞いた時にこれは売りだと思った。陰謀論目線は意外にパフォーマンスがいいぞ。
02. 2014年9月19日 16:51:04 : nJF6kGWndY 緩和が終わり、金利が上がるとなれば、当然、リスク資産は下がる ただし円など非ドルベースでは、大して下がっていない つまりアホな陰謀論者の妄想とは逆に 現状では、単に長期のQEによる通貨安と金融機関補助により、 景気改善（インフレ率と雇用上昇、企業利益アップ）が起こり ドル価値が元に戻りつつあるだけとも言える これまで実質賃金の下落で苦しんできた底辺層にとっては多少は福音だろう ただしドルが上がり過ぎたり 資産バブルが過熱して崩壊すれば また元の木阿弥ということになるから どこまで当局が、前回の教訓を生かせるかは見ものではある
03. 2014年9月19日 18:22:04 : uV4A8446hE 日本円は１ドル１０２円付近から１０９円の円安になっている。ドルベースで１％や２％の下落なら日本円ではかなりの『上昇』になる。 ものは基準をどこに置くかによってどうとでも印象づけできる。 次の旅行では燃料サーチャージが上がりそうだな。

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