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「老後破産」200万人の衝撃第1部 普通のサラリーマン」だった私は、定年からたった10年で破産した(週刊現代)
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/778.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 06 日 08:32:05: igsppGRN/E9PQ
 

「老後破産」200万人の衝撃第1部 普通のサラリーマン」だった私は、定年からたった10年で破産した 70過ぎて、食うモノに困るとは……65歳以上の16人に1人が直面する
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40603
2014年10月06日(月) 週刊現代 :現代ビジネス


――長生きなんか、するんじゃなかった

人生の最期を悲惨な状態で迎える人がいま急増している。なぜ、どのようにして人は破産してしまうのか。厳しい老後破産の現実はあなたも無関係ではない。

■妻の病をきっかけに

「なんでこんなつらい思いをしてまで、長生きしなきゃいけないんでしょうか」

着古したジャージに身を包んだ香川庄治さん(仮名/71歳)は、嗄れた声を絞り出し、こうつぶやく。6年前に妻を亡くしてから、神奈川県の自宅でひとり「亡骸」のような日々を送っているという。

「家事は妻に任せきりにしていましたから、彼女が亡くなってからも自分で炊事することはありません。食事は日に一食。夜にスーパーで半額になる弁当を買うか、チェーン店の牛丼を食べに行くのが日課です。近所付き合いもないですし、毎日することは何もない。家に閉じこもり、テレビを眺めて一日が過ぎていきます。こんな惨めな生活をしているなんて、誰にも言えません。親戚にだって、無用な心配をかけたくないので、連絡を取らなくなりました」

大学を出て、食品メーカーに38年間勤務し、60歳で退職。一人息子は同居している。定年後は、妻と穏やかな老後を送ろう―そう思っていた。当時の貯金は、退職金もあわせて約3200万円。だが現在、貯金は底をついている。

「定年してから半年後、妻にがんが見つかったんです。進行した乳がんでした。手術しましたが、すでに全身に転移してしまっていた。

現役時代、私は家庭を顧みず、すべて妻に任せて働いていました。これからは楽をさせてあげようと思っていたんです。だからこそ、何をしてでも元気になってほしかった。病院を転々とし、最新の放射線治療も受けました。それに漢方や健康食品など、身体にいいと聞いたものは何でも試した。

彼女が自力で歩けなくなってからは、300万円出して車椅子を乗せられるワゴン車を買い、がんに効くと言われる温泉にも連れて行った。けれど結局、闘病の末に亡くなったんです」

妻の命のために、カネを惜しむという選択肢はなかった。がん保険には入っていなかったため、3000万円という貯金額は、6年間でみるみるうちに目減りしていた。気づいたときには、もう「手遅れ」。現在は月14万円の年金だけで生活している。

「実はウチには、40代になる息子がいて、うつ病を患って会社を辞めてから、家に引きこもっているんです。私の年金だけでは暮らしていけない。

少々具合が悪くても、病院にも行けません。検査なんかしたら、絶対悪い病気が見つかるに決まっていますから。毎日、目が覚めるたびに気が重くなります。何度も死のうと考えましたが、息子がいますし、天国の妻がそれを知ったら悲しむだろうと思って、必死で生きている状態です」

悠々自適な老後を送れるはずだったのに、気がつけば、想像だにしない厳しい現実と向き合わざるを得ない。香川さんのように、破産状態に陥る高齢者がいま急増している。

9月28日に放映されたNHKスペシャル『老人漂流社会老後破産≠フ現実』では、「生活保護水準以下の収入しかないにもかかわらず、保護を受けていない」破産状態にある高齢者の現状を「老後破産」と呼び、特集を組んだ。番組を制作した板垣淑子プロデューサーが語る。

「少子高齢化が進み、年金の給付水準を引き下げざるを得ない一方、医療や介護の負担は重くなっています。自分の年金だけを頼りに暮らしている独り暮らしの高齢者の中には、崖っぷちでとどまっていた人たちが、崖から転げ落ちてしまう、いわば『老後破産』ともいえる深刻な状況が拡がっています」

いったい破産世帯はどれくらい存在するのか。河合克義明治学院大教授が語る。

「私たちが実施した東京都港区と山形県における調査では、生活保護基準よりも低年収である高齢世帯の割合がどちらも56%と、高齢世帯のほぼ半数にのぼることがわかっています。現在、一人暮らしの高齢世帯はおよそ600万人。推定で300万人が低年収世帯と言ってよいでしょう」

そこから、生活保護を受給している高齢世帯を差し引いた、200万以上もの人々が老後破産の状態にあると推定される。日本全国で65歳以上の高齢者の数は3200万人。およそ16人に1人が老後破産の状態にあり、独居高齢者に限れば3人に1人にも上る。

■友達もいなくなり

前出の番組で紹介された破産の当事者の姿は衝撃的だった。

番組の冒頭、カメラは東京都港区のアパートに住む田中樹さん(仮名/83歳)のもとを区の相談員とともに訪れる。全国的に見て高齢世帯のうち単身世帯の割合が高い港区では、孤立対策として聞き取り調査を行っている。

カメラに映し出されたのは、ゴミ屋敷になる一歩寸前までモノが散乱し、足の踏み場もない一室。そこで田中さんは、小さく縮こまっている。痩せていて、顔に覇気がない。心配した相談員が尋ねる。

―暮らしぶりはいかがですか?

「ぜいたくはできないねえ」

―もしかして電気止められていませんか?

「そのままにしています。夕飯の仕度をするときはガスの炎を頼りにすれば、なんとか調理できるよ」

―ちゃんと食べれていますか?

「こういう時が来るんじゃないかと思って、ひやむぎを買い置きしておいたんだ。それでなんとか助かっているよ……」

田中さんの頼みの綱は、会社員時代に払った厚生年金を含めた月10万円の年金収入だ。家賃6万円を引けば、4万円しか残らないため、一日500円以下の切り詰めた生活を送っている。

田中さんは、特に変わった経歴の持ち主というわけではない。ビール会社で正社員として23年間働いたのち、40代半ばで独立し、飲食店の経営をはじめた。だが、赤字が続いて倒産し、退職金も使い果たした。

田中さんは番組スタッフに一枚の絵を見せた。黒い背広を着て、口ひげを生やした男性の肖像画。絵が趣味だった田中さんが「社長となった自分の老後」を想像して描いたものだ。

「まさか(現実が)こんなことになるとは夢にも思っていなかったね」

絵を見つめ、こうつぶやく田中さんにいまの生活で何が一番辛いか、と番組のスタッフが尋ねる。

「友達がいなくなったことだね。貧しさを知られたくないから、付き合いを避けてしまった」

年金支給日の前日、食べ物を買うカネも尽きた田中さんは、部屋で横たわったまま動かない。

「やることはすべてやったんだから、早く死にたいというのが正直なところです。でも自殺するわけにもいかないしね。いま抱えている不安をなくすためには、死んじゃったほうがマシだ……」

彼らは決して特異なケースではない。普通のサラリーマンであっても、老後破産状態に陥る可能性はある。そう警鐘を鳴らすのは山田知子放送大教授だ。

「たとえ大企業の部長職まで出世した人であっても、老後破産と無縁というわけにはいきません。住宅ローンを退職金で払い終えたら、残りの金額は心もとないという方は多いのではないでしょうか。

当然、中小企業のサラリーマンはもっと危険で、年金収入のみに頼る状態では、いわば薄氷の上を歩いているようなものです。親の介護や子どもの就職失敗など想定外の出来事で、当初の予定が容易に崩壊するからです」

多くの人は、何をきっかけに破産に追い込まれるのか。まず直面するのが、自身の健康問題だ。西垣千春神戸学院大教授が解説する。

「高齢者にとって、健康問題は避けることはできません。それまで元気でも急にひとりで動けなくなる人もいますし、90歳を超えるとおよそ半数が認知症になると言われています。

家族と離れて暮らしていれば、健康の変化がなかなかわからない。そのため、周りの人が気づいたときには、破産に至っていたというケースは決して少なくありません」

■子や孫には言えない…

実際、本誌が取材した中で次のような事例があった。

愛知県に住む浅田隆さん(仮名/73歳)は、大学卒業後、警備会社に就職し、定年後も再雇用制度を利用し、働き続けていた。しかし、腰痛が悪化して欠勤の日が増え、会社にいづらくなって、2年で自主退職。以来、退職金と年金収入のみで暮らすようになる。

そんな浅田さんが破産にいたるまで、10年もかからなかった。浅田さんを保護したNPOの担当者が語る。

「浅田さんの場合、腰痛の治療費に加え、退職後しばらくしてから、軽度でしたが、認知症を発症したのが、破産にいたった大きな要因でした」

浅田さんは妻を60歳のときに亡くし、子どもも離れて暮らしていたため、誰も苦境に気づかなかった。

「息子さんも盆や正月に帰省したときに『少しカネ遣いが荒くなった』とは感じていたそうですが、『やっと退職したんだから自由にさせてあげよう』と放っておいたそうです。

しかし、判断力の低下による無駄遣いや保険の使えない鍼治療などで、あっという間に退職金は底をついてしまった。食うや食わずの生活をしていた浅田さんが万引きで捕まったときに、私たちの団体に引き渡されて、破産がやっと発覚したんです。

捕まったときも『子どもや孫には恥ずかしいから言わないでくれ』と懇願されましたが、連絡を取りました。面会に来た息子さんに対して、『たった10年でどうしてこんなことに』と嘆いていました」

破産に至るきっかけは、病気だけではない。頼りになるはずの子どももリスクになりうる。

神奈川県に住む小野雅俊さん(仮名/69歳)は、都内の建築設計事務所の正社員として定年まで勤め上げた。現役時代は、よく働きながらも、同僚と飲んだりと、サラリーマン生活を謳歌。退職時には、退職金を含めて2500万円ほどの貯金と、株券や保険などを合わせて総額4000万円程度の資産があった。小野さんが語る。

「家は持ち家だし、庭の畑で野菜を作っているし、生活費は光熱費とガソリン代、そして趣味のゴルフや付き合いの飲み代くらいなものでした。二人の子どもたちも独立しており、何年も前にローンは完済。いままで懸命に働いてきた分、『さあ、これから老後を楽しもう』と暢気に考えていました」

そんな小野さんが「いまほど苦しい時期はない」と語るようになるまでに、何が起こったのか。小野さんが続ける。

「きっかけは、すでに独立し家庭をもっていた息子が起こした交通事故でした。100%こちらに責任のある事故で、相手は障害を負ってしまいました。しかも、運の悪いことに、息子は1ヵ月前に保険が切れていたんです。慰謝料に1000万円、相手に治療代や入院費、障害が残ったことで必要になった家の改築費など、総額で5000万円も相手から請求されました。これをすべて払わないといけない。裁判をしても仕方ない、息子の過失責任は逃れられないと覚悟し、そのまま払うことにしました」

毎月30万円の賠償金を払うため、息子の給料は、ほぼ天引きされている。子どものいる息子家族は、住んでいたアパートを出て、小野さんの一軒家に同居することになった。小野さん自身も、貯金や保険をすべて解約したが、5000万円には到底足りなかった。

「大事にしていたゴルフクラブもまとめて売りに行きました。何十万円もしたパターが、2000円という悲しくなるほど安いカネにしかならず呆然としましたよ。会社時代の人間関係も、カネがかかるので畳みました。正直なところ、当初は『こんなことがあっていいのか』と、相手を随分と怨みました。

ですが、責任を重く感じた息子が、休みの日もトラック運転手のアルバイトをしている姿を見て、私も生きているうちに出来る限り助けてやりたいと思うようになり、早朝のチラシ配りのバイトをはじめました」

現在、小野さんはチラシ配りに加えて、隣町にあるコインパーキングの管理人のバイトもしている。孫を含めた一家5人にとって、小野さんの年金は、大きな収入源のひとつだ。

「孫に『おじいちゃん!ファミレスに連れて行って』とせがまれても、『いいよ』とはなかなか言えない。貴重な生活費が何日分か飛んでしまいますからね。『外食は身体によくないからね』と適当な言い訳をして、なるべく断っています。本当に情けなくなります。これで持ち家でなかったら、さらに悲惨な状況になっていたと考えると、本当に恐ろしい……」

■息子の会社が倒産して

小野さんのように持ち家が命綱になる場合もあれば、逆に持ち家が大きな足かせになる場合もある。

都内に土地と家をもっていた大木ハルさん(仮名/85歳)は、介護が必要な上、持病の心臓病の不安もあり、40代の息子夫婦と同居することに決めて、千葉の高級住宅地に2世帯住宅を購入した。息子と大木さんの二人の名義で住宅ローンを組み、子どもに見守られながら老後を過ごすはずだった。だが、これが破産への引き金となった。

大木さん一家の相談を受けた、ケアマネージャーオフィス「ぽけっと」代表の上田浩美氏が語る。

「毎月20万円のローンを組んだのですが、息子さんの勤めている会社が不況のあおりを受け倒産するという不運に見舞われたんです。大木さんの預貯金をローンの返済に充てたのですが、おかげで老後のために取っておいたおカネはゼロに。それでも足りずに、お嫁さんも働きに出ています。

大木さんはひと月10万円近くかかる介護サービスを受けています。心臓病だけでなく、認知症もあるので、もっとサービスも必要なのですが、家計の都合もあって、満足に受けられない。生活保護を受けてもいいくらいの水準です」

意外に知られていないことだが、住宅ローンがあると生活保護を受けることができない。というのも、その状態で生活保護を受けると税金で個人の資産を形成していることになってしまうからだ。上田氏が続ける。

「生活保護を受けるために世帯分離という方法もあるのですが、この歳で家族と離れて暮らすのも厳しいでしょうし、ご本人も『お上の世話にはならない』と言っています。大木さんのようにプライドがあって『施しは受けない』『世間様に申し訳が立たない』という人は多いですね」

前述の香川さんたちのように、誰にも頼れず、自らカネに困っていることを声に出せない人だけではない。大木さんのように、家族と同居していてさえ、破産の危険と無縁というわけにはいかないのだ。

大木さんは別れ際、大きなため息をつきながら次のように答えた。

「こんなに長生きするなんて思ってもみなかった。もっと早くコロリと逝くはずだったのに。85歳にもなって、こんなに苦労する目に遭うなんて……」

これが、老後破産に陥った多くの人の本音だろう。超高齢社会が生んだ厳しい現実は、あなたのすぐそばにまで迫っている。

「週刊現代」2014年10月11日号より


 

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コメント
 
01. 2014年10月06日 11:26:37 : nJF6kGWndY

人生、山あり谷ありだ

http://president.jp/articles/-/13507 
会社が潰れた。まず何から始めればいいか
イキイキ働くための全課題
2014年10月01日(Wed)
健康保険、年金の手続きも忘れずに


図を拡大
こんな兆候が現れたら「倒産」の危険シグナル
ある朝いつも通りに出勤したら、固く閉ざされた扉に「倒産」を告げる貼り紙が一枚……衝撃的な光景ですが、弁護士として何度も倒産の法的処理を行ってきた私にしてみれば、決して珍しい出来事ではありません。

経営に行き詰まって会社を畳むしかなくなったとき、そのシナリオは経営陣によって秘密裏に進められます。倒産の噂が立てば、商品の売れ行きや取引に悪影響が出るので、一般の従業員に「Xデー」の予定が前もって知らされることはまずありません。それがある日突然突きつけられる「倒産告知」の現実なのです。

ではその予期せぬ「倒産」に自分自身が直面したら、どうすればいいのでしょうか。真っ先に行うべきは、経営者もしくは弁護士に連絡が取れるかどうかを確認することです。経営者が雲隠れして、弁護士も立てていないなら、それは法的手続きを踏まない「夜逃げ」ですので、その後の各種手続きに手間取るのを覚悟しなければいけません。

とはいえ、打つ手はあります。例えば、会社機能が停止して離職票が入手できなくても、倒産の事実が確認できれば、失業手当はきちんと支給されます。また、給与の未払いがあっても、労働者健康福祉機構の「未払賃金立替払制度」を利用すれば、その一部を立て替えてもらうことも可能です。対象となるのは、未払いの給与と退職金の8割にあたる金額ですが、上限が定められていて、30歳以上45歳未満の人ならば176万円まで、45歳以上であれば296万円までとなります。

また、健康保険と年金の手続きも行わなくてはなりません。

健康保険については、2つの方法があります。一つは市区町村で運営する「国民健康保険」に切り替えること。もう一つはこれまで加入していた健康保険の「任意継続被保険者制度」を活用することです。

後者は、退職後も最長2年間は、今の保険を利用できるもので、健康保険組合に申請して手続きを行います。ただし保険料は、今まで事業主が負担していた分も自分で払うため2倍になります。診察の際の自己負担額は、国民健康保険も任意継続も3割で同じですので、支払う保険料が低額なほうを選べばいいでしょう。

また年金は「国民年金」に切り替える手続きを年金事務所で行いますが、家計が苦しければ条件付きで保険料支払いが免除されるケースもあるので、相談してみるべきでしょう。

このように会社が倒産しても、それに対応した救済制度は多々あります。打つ手を打ち、失業手当が支給される猶予期間を生かして、次の仕事の確保に向けて行動することです。

倒産は、今や大企業だからといって安心ではありません。日本航空や東京電力は、結局国に救済されましたが、その措置には批判も多数寄せられました。おそらく今後は、会社が潰れても従業員の権利を最優先で保護する考え方は、主流ではなくなっていくでしょう。

そうした中でサラリーマンが自分の身を守り、職を確保していくには、護送船団方式の経済政策が否定され、大競争時代に舵を切った現実を見据えることです。会社を離れても通用する市場価値を、自分の中に築いていくよりほかにないでしょう。

厳しい現実ですが、視野を広くもてば必ず活路はあるはずです。海外もその一つでしょう。日本人の勤勉さが美徳として海外にも知れわたり、ネットなどによる情報収集が容易になった今、「起業」か「雇われ」かを問わず、海外進出への垣根はうんと低くなりました。人口減少で市場拡大の望めない日本を脱出するにはいいタイミングかもしれません。

弁護士も供給過多の時代。私自身も、広い市場に目を向けて、身を立てる術を追求していく時代だと感じています。

弁護士法人アディーレ法律事務所 代表弁護士
石丸 幸人
1972年、北海道生まれ。上場企業に就職後、転職したITベンチャー企業に勤めながら29歳のとき2度目の挑戦で司法試験に合格。2004年より現職。近著に『会社がない!』がある。


02. 2014年10月06日 12:56:10 : LJ5pVzamBk

サラリーマンというのは

 住む小屋も作業着も 

     次世代を奴隷にするための教育費!まで

   全部自前で用意しなければならない

 奴隷以下の奴隷

 呼び方を変えた 水飲み百姓 小作人そのもの である

 その冷厳たる事実を

あまりにも 無視しているのが 現代日本の「社畜」と「元社畜」たちだ。

    おれおれ詐欺と同じで  騙されすぎだよ 


03. 2014年10月06日 13:56:34 : nJF6kGWndY

金があれば安心というわけでもない

http://jp.wsj.com/news/articles/SB12645916890387823719904580197170455716204 
50歳を超えれば詐欺に引っかかりやすくなる
By TOM LAURICELLA
2014 年 10 月 6 日 12:03 JST

高齢者は、かなりの退職後の蓄えがあることから、より魅力的なターゲットになっている Greg Clarke
 多くの高齢者やその家族は、金融詐欺の被害に遭うことなど考えてもいない。詐欺は誰かほかの人が引っ掛かるものだと思っているのだ。

 しかし、不幸なことに50歳を超えた人たちは昔から詐欺に弱い。今日では彼らは、かなりの退職後の蓄えがあることから、より魅力的なターゲットになっている。

 家族の一員が詐欺に引っ掛からないようにする最善の方法は、手遅れになる前に詐欺のリスクと、気を付けるべき兆候について話し合うことだ。判断を下すことが難しくなった高齢者が被害に遭わないようにするには、周りの人たちがもっと気配りをする必要がある。

 最近は高齢者・障害者向け公的医療保険(メディケア)や医療保険が詐欺師に狙われることが多くなっている。「無料」の懸賞や雑誌購読を持ちかけて銀行口座からカネを引き出させる伝統的な詐欺もある。電子メールとインターネットが、かつては電話で行われていた詐欺に新たな手法を提供した。個人情報の盗難も広がっており、ホリデーシーズンにはチャリティー関連の電子メール「フィッシング」詐欺が頻発する。

 消費者信用の監視・個人情報保護サービスを行うエクスペリアン・コンシューマー・サービシズの消費者教育専門家ベッキー・フロスト氏は「高齢者は個人情報盗難で最も被害が多い層の一つだ」とし、「彼らの信用は確立されている。その上、おそらくあまりそれを監視していない。個人情報を盗むには理想的だ」と語った。

 以前に詐欺調査官を務め、現在はAARP(旧全米退職者協会)のワシントン州ディレクターであるダグ・シェーデル氏は、高齢者とその家族が、詐欺の被害に遭うはずがないという幻想を一掃することがまず第一歩だ、と話した。同氏は、これは知性とか強欲さとかには関係がないとし、「高齢者に詐欺を働く場合の一般的な戦略は、何かに興奮させて、しっかりと考えさせないことだ」と語った。

 伝統的な例は「祖父母」詐欺だ。これまでは孫のふりをして電話をかけてきたが、今では電子メールの使用が増えている(ソーシャルメディアのおかげでますますやりやすくなっている)。電子メールでは「孫」が、海外で動きが取れなくなったとか刑務所に入れられたと言って、電報為替で送金するよう求めてくる。その際には、自分の親には言わないでと付け加える。シェーデル氏は、多くの祖父母は「孫のためなら何でもする。事情は後で聞こう」と考えてしまう、と話す。

 その他の広範に行われている詐欺

 メディケアの薬割引カード: 詐欺師は電話や電子メール、あるいは戸別訪問で、薬割引カードを販売しようとする。(合法的な処方薬保険給付会社は、このように頼んでもいない人にカードを販売することは認められていない)。詐欺師はしばしば、詐欺に使える個人情報も探している。

 チャリティーのための電子メール: これはホリデーシーズンに特によく見られる。詐欺師たちはしばしば実在のチャリティー団体の名をかたって、寄付を募るメールを送ってくる。これにはリンクが添えられている。被害者がそれをクリックすると知らずに銀行口座番号やその他の個人情報を詐欺師に教えてしまうことになる。

 雑誌購読と宝くじ: 電話や電子メール、あるいは昔ながらの郵便が使われるが、手口はいつも同じで、「『無料で』賞金を得たければ、すぐに雑誌を買うように。そうしないと期限切れになる」というものだ。

 例えば、パブリッシャーズ・クリアリングハウス社はここ何年間か、繰り返し州当局の法的措置を受けており、現在は誤解を与えるような懸賞の申込書を送っているとして議会委員会の調査対象になっている。同社の広報担当者は「われわれは自社のプログラムが全ての法律に沿っていると信じている。われわれは法執行当局および規制当局の調査に協力している」と語った。

 アルツハイマー協会のベス・カルマイヤー氏は、悲しいことに認知症の初期段階にあると、さらにだまされやすくなると指摘した。その上で、「まだ症状が軽く、自分は支払いなどはできると考えているが、その判断が病気の影響を受けているかもしれない場合が一番難しい」と述べた。

 認知症の問題がない場合は、家族は、詐欺とその警戒すべき兆候について高齢者とじっくりと話し合うべきだ、とカルマイヤー氏は話している。怪しい預金の引き出しや支払いを監視するために、成人の子供を銀行口座の名義人に付け加えることが犯罪防止に役立つ場合もあるという。

 心配が大きいなら、成人した子供は―信用調査機関とともに―親の信用情報を「凍結」することもできる。こうすれば、親の名前で不正な口座が開設されるのを防ぐことができる。州によっては凍結は無料でできるが、その解除には若干の手数料がかかる時がある。

 一方、郵便受けが宝くじの登録用紙でいっぱいなのも危険だ。郵便受けに鍵がかけられるようにするだけでも、一部の詐欺を防ぐことができる。

関連記事
米国でも深刻な振り込め詐欺


04. 2014年10月06日 14:12:03 : m1aUOxkTeo
ただ、3200万円の預金があり、退職後10年で底をつくと言うのも例外では
無いだろうか。

例え、妻が癌に侵されていても、保険適用の治療とQOLを維持するための
手法の知識を得るために全力を尽くすべきだと思う。
そうしたとき、さほどの目減りもなかったと思う。

近藤誠先生の見解なども参考に組み立ててゆけばこれ程にはならなかったのでは。
こうしたものはやむ得ない高齢者破産には組み入れられないのではと思う。


05. 2014年10月06日 16:23:10 : x3cwDqe6Gc
2さん

>おれおれ詐欺と同じで  騙されすぎだよ

心から、同感します。

年金といい、医療といい、選挙といい、教育といい、政治といい、すべてが詐欺だったとやっと、この年になって気づきました。
北朝鮮以下の国民だったと我を振り返って思います。 


06. 2014年10月07日 00:19:30 : FfzzRIbxkp
そもそも、破産する前の財産がありません。

使用済み核燃料の老後は、 1万年管理が必要です。


07. 2014年10月07日 09:26:46 : cKYtErCVFs
建築設計事務所の正社員を定年までしていた人は、一級建築士資格の取得も可能だったはず。
一級建築士資格を持ってりゃ、チラシ配りなどしなくても、70歳のバイトでも、
時給2500〜3500円はもらえるよ。

その人に限らず全員に共通しているのは、在職中にノンビリしすぎ。
在職中にちゃんとした資格の一つや二つ取っとかなきゃダメだ。


08. 夏も爽席 2014年10月07日 12:49:05 : YlJzBCjjO2yEw : UhFKspa9eQ
うちの親父さんみたいに
定年老後はアパート駐車場経営で
万全!
て時代は良かったよな
株でコツコツ金ためて
まず土地から手当して
数十年で目標達成だ
生き生きとガムシャラに働いて
成果が得られた時代だった
懐かしいな

09. 2014年10月07日 12:55:16 : SSCEFonzhs
もうずいぶん昔の話だが、絵の会社を辞めてボロアパートで、食パンと砂糖と牛乳、牛乳が買えなくなってからは、食パンと砂糖と水道水。贅沢はインスタントラーメンと卵の時代があった。

その時、動画用紙を1万枚(3千円ぐらいだった)ぐらい買って色々な絵を描いていた。半年ほど、そんな生活をしていたが、お金が200円を切りそうな時に日払いのアルバイトで6千円を貰った。さすがにヤバイので、ウルトラマンの怪獣を描いて、出版社に持って行ったら、仕事を貰えて月20万。だんだん増えて月100万。それからコンピューターを買って、プロダクションになった。

会社がもし潰れたら、今度はいろいろなキャラクターとか書いてみようと思うが、さすがに60代になった私の絵では売れないだろうか?

若いセンスが失われて絵が売れないなら、若いセンスとは関係のない商品を作りたいとか思うが、年を取ると何もかも上手くいかないような気もする。

年金は払っていないので、ひたすらに商売するしかない。絵しか描けない人間なので、手か目か脳をやられたらお終いだけど、それまでは面白いものを見続けて、自分なりに描き続けていきたいと思う。できればストーリーも加味して漫画など描いてみたい。

半年から1年あると、結構、何でもプロレベル。売れるレベルになるんだけどね。

でもそれがダメでも、生活保護があるし、


10. 2014年10月07日 22:13:33 : ADhx9Txozv
消費税は、最初「福祉」目的税だとか、悪徳国際金融財閥に魂を売り渡した
悪徳官僚と悪徳自民党がのたまっていた。
完全なるペテン師集団の悪徳官僚と悪徳自民党。
国民のことなどおかまいなしに、大増税の鬼畜詐欺師ども。

11. 2014年10月08日 00:11:49 : PyKsnBRnIk


2ちゃんで大真面目に議論してます。

 ■景気が悪くなる理由と、景気回復する方法■ 

http://nozomi.2ch.net/test/read.cgi/eco/1392892023/


12. 2014年10月08日 00:18:54 : PyKsnBRnIk
>>11ですが、良いこと書いてありました。

11 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2014/02/20(木) 19:40:31.49

「働かざるもの食うべからず」ってすぐにいうアホがいるけど、

これ色々な事情で働けない人向けには言っていない。

レーニンが言ったこ言葉で、 本来の意味は、

働かざるもの(無職ではなく、資本家のこと)が働かなくても富が生み出して

利益をむさぼっている状態を戒める言葉だったわけ。

ようするに既得権益を批判する言葉。

しかし現在では、奴隷へ落ちて労働意欲がわかなくなったやつらへのムチ言葉

として使われるようになったw

底辺労働者はその用法のほうがカタルシスを覚えてしまうのだろう。

労働は美徳という戦後の価値観&奴隷の鎖自慢で。

・仕事にやりがいなんて求めなくていい。そうじゃなきゃかっこ悪いとか思ってない?
メディアに洗脳されるなよ。

・ベーシックインカムなんてアホの発想。弱者の圧力にだまされすぎ。
弱者が必ずしも善人だとは限らない。
最低限のやるべきことをやらないと最低限の資本は手に入らないようにしないと、社会はくさるだけ。

・給料はその人が社会に与えている価値の対価で得ているなんて誰も思わないよ。
資本主義の世の中では資本(お金)は資本があるところへ偏るようにできているのだから、ほとんと関係ないとすら言える。
努力を強いて競争させて富の奪い合いをする社会は、金を儲けるシステムに乗っかれた人間だけが評価されて、
まともに働いている人間に対してもっと努力しようと言い放っては使い捨てにするのだから。 
 
・人のこといってないで我が振りなおせ、努力しろ、
なんていう個人ではどうにもならない社会の問題を個人の問題に摩り替えて、
そうしないことが恥だと思わせている現実分かっていない頭の悪い時代遅れの人間の言うことにだまされてもいけないし、
単に自分が苦しいから苦しんでいない奴の足を引っ張ろうとしているやつも糞。


13. 2014年10月08日 00:53:05 : nE5ALoIUt2
年金受給者 生活保護受給者 自身の責任問題だったのように装う”破産”文字

盗人 厚労省 マスゴミNHK 売国自民  が 

結託し行った公金横領犯罪が原因の「老後破壊」というべき日本一般老人の生活。

一人13万/月 は 最低限必要 

生活保護と年金の支給額比較などは詭弁 
 
憲法第25条違反である


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